ビール酵母って何!?効果効能を徹底解説!
ビール酵母ってなに?
「酵母」は微生物です。 簡単に説明すると、ビールを作る途中の麦汁に酵母を入れると、ビールにしてくれます。
そして、麦汁に含まれる糖分を、アルコールと炭酸ガスに分解します。
その過程で、麦芽から出たたくさんの栄養素を吸収しています。
ビタミンB群、たんぱく質、ミネラル、食物繊維をはじめ、体内ではつくれない必須アミノ酸9種類まで吸収した酵母は、「ビール酵母」へと進化を遂げるのです。
ビール酵母がもたらす効果効能とは?
人が呼吸によって取り込む酸素のうち、2%が「活性酸素」になると言われています。
活性酸素は強い殺菌力を持ち、体内の細菌やウイルスを撃退してくれます。 しかし、増えすぎると、正常な細胞や遺伝子すら攻撃してしまうのです。
そこで、「ビール酵母」に含まれるグルタチオンという成分が役に立ちます。
グルタチオンは、抗酸化作用(活性酸素から体を守る機能)を持っています。
男性に嬉しい肥満予防効果
ビール酵母の外側を覆う細胞壁は、食物繊維を豊富に含んでいます。
それは、免疫機能やミネラル吸収を高める作用や整腸作用、コレステロールの排泄を促進する作用があります。
細胞壁のなかにあるマンナンという成分が血液中のインシュリン濃度を適正に保つことで、体脂肪の過剰な蓄積を抑える役割を果たします。
女性に嬉しい美肌効果
ビール酵母はビールの製造過程で、麦芽から出たたくさんの栄養素を吸収します。
その栄養素の中には、ビタミンB群、食物繊維、拡散などが含まれています。
豊富なビタミンB群は、体内でエネルギーを生み出したり、新陳代謝を助ける役目があります。
疲労回復にも効果的です。 また核酸は新陳代謝にはなくてはならない成分で、細胞の生成を助けます。
逆に核酸が足りなければ古い細胞が肌に残り、シワの原因となってしまうそうです!
糖質の吸収を抑制する効果
生活習慣病の原因のひとつに、糖質の過剰摂取が挙げられます。
過剰摂取が長期間続くと血糖値が上昇して糖尿病になったり、糖質が資質に変化して肥満になったりします。
しかし、酵母には糖質をアルコールと炭酸ガスに分解する機能が備わっています。
この機能により、食事中に糖質を分解して肥満を予防することが出来ます。
便秘を改善する効果
食生活の乱れや環境の変化などで便秘しがちの方にもビール酵母は効果を発揮します。
ビール酵母がビールの製造過程で麦芽から吸収する栄養素の中に、ビタミンB群、アミノ酸、核酸、食物繊維等が含まれています。
それらの栄養素は乳酸菌の発育促進や腸内環境を整える効果があり、便秘の改善へと繋がります。
糖質の吸収を抑制し、便秘も解消してくれるのでビール酵母である程度痩せる事も可能かもしれませんね!
免疫力を高める効果
疲労、加齢、ストレスなど、さまざまな原因で低下する免疫力。
ビール酵母の細胞壁に含まれるグルカンやマンナンという成分は、病原菌やウイルスなどの侵入を防ぐIgA抗体量を増加する効果もあります。
その他にも、免疫の中心的な役割を果たす白血球濃度の低下を予防する可能性が確認されています。
疲労回復効果
免疫細胞のひとつ、NK細胞を増加して、疲労感を軽減する効果も確認されています。
疲労回復のために必要な栄養素の中でもビタミンB群はその代表です。 肉体的疲労としてのB1、B6。 副腎疲労としてB群全般。
そして、クエン酸回路としてB群のほとんどが関係します。
ビール酵母は、なんと全てをカバーしているんです!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はビール酵母について紹介しました。
意外とビール酵母について知らないことが多かったかもしれません。
ビールについて知れば知るほど、より美味しく飲めるようになりそうですよね!
ビールについての知識を知り、充実したお酒ライフを送っていきましょう!