【2022年飲み比べ!】富山県の日本酒おすすめTOP7!
今や日本国内だけでなく、海外でも、そして、若い女性からお年寄りまで、人気が出てきている日本酒。
人気があるものの、種類がたくさんありすぎて何から 飲んでいいか迷ってしまいます。
そこで、今回は日本酒初心者の方も、日本酒が大好きでもっと違うジャンルを探しているかたも、いい日本酒に出会えるように、 富山県でおすすめのTOP10を紹介したいと思います。
コロナ禍で日本酒イベントに行けない方も、家飲みの参考にもしてください。
日本酒とは
日本酒とは簡単に、米を原料にして醸造させて作られます。
米から作られるということで、日本人に1番馴染みのある原料から作られたお酒です。
全国には酒蔵がたくさんあります。その中でも今回は富山県の日本酒についてお話させていただきますので、 まだ富山県の日本酒を飲んだことのない方、是非おすすめです。
日本酒の甘口と辛口の違い
居酒屋で日本酒を選ぶのに迷っている時、お店の方からよく「甘口と辛口どちらがお好きですか?」と聞かれたことはありませんでしょうか。
この時、よく分からず、なんとなくで答えてしまってはいないでしょうか。
ここで知って、自分の好みを上手く伝えられるようになるといいですね。
日本酒の甘口と辛口の違いは、日本酒度、酸度、アミノ酸度によって分けられます。
いずれも、日本酒のラベルに記載されていることが多いです。
<日本酒度>
日本酒度とは、お酒の中にどれくらい糖が入っているかの度合いです。
一般的にプラスになれば辛口、マイナスになれば甘口とされています。
少しややこしいのですが、糖が少ないとプラスになり、多いとマイナスになります。
<酸度>
酸度は、字のとおり、酸の量を表しています。
日本酒において酸とは、お酒のキレを生み出すことに役立っています。
ですので、酸度が高ければ辛口、低ければ甘口に感じます。
<アミノ酸度>
これも字の通り、アミノ酸の量を表しています。
他の料理と同じように、アミノ酸はコクや旨味を生み出します。
アミノ酸度が高いと、旨味がたっぷりで濃厚で甘口、低いと淡麗でスッキリと辛口に感じます。
日本酒の種類
日本酒は種類が多いから、選ぶのに迷ってしまうとよく聞きます。
では、ここではどんな種類が実際あるのか、ご紹介します。
まず、日本酒は醸造アルコールの%の違いで大きく2つに分類されます。
1つ目は、水・米・米麹のみで作られた清酒である「純米酒」、2つ目は、純米酒に加えて醸造アルコールが使用されている清酒である「本醸造酒」です。
醸造アルコールとは、主にサトウキビを原料として発酵させた純度の高いアルコールのことをいいます。
醸造アルコール自体がとても辛口であり、これが加わった日本酒はクリアな味を感じます。
純米酒と本醸造酒の2種類に分類されましたが、さらに精米歩合(原料である米を削った割合)によって8種類に分けることができます。
- <純米大吟醸> 純米酒。精米歩合50%以下。
- <純米吟醸> 純米酒。精米歩合60%以下。
- <特別純米> 純米酒。精米歩合60%以下または特別な製造方法。
- <純米> 純米酒。精米歩合は特に規定なし。
- <大吟醸> 本醸造酒。精米歩合50%以下。
- <吟醸酒> 本醸造酒。精米歩合60%以下。
- <特別本醸造> 本醸造酒。精米歩合60%以下または特別な製造方法。
- <本醸造酒> 本醸造酒。精米歩合70%以下。
日本酒の様々な飲み方
種類の多い日本酒ならでは、様々な飲み方を楽しむことができます。
自分に合う飲み方が見つかるといいですね。
①温度
- <冷酒> 5〜15度に冷やした日本酒。冷やすことで、味わいがすっきりとします。日本酒が初めての方でも飲みやすいです。
- <冷や> 15〜20度程度の常温の日本酒。最近では、あまり浸透されていなく、居酒屋で「冷や」と頼むと、冷たい冷酒が出てくる可能性があるので要注意です。
- <ぬる燗> 40度以下に温めた日本酒。程よく温かく、米のやわらかな香りを感じることができます。
- <熱燗> 50度に熱した日本酒。香りがシャープになり辛口に感じます。辛口が好きな方におすすめです。
②酒器
- <ガラス> 冷酒やスパークリングに合い、日本酒の味をフラットに味わえます。
- <陶器> 厚みがあるため、コクが口の中に広がり、日本酒の味を柔らかくしてくれます。
- <錫> 錫自体が日本酒の雑味を取り除くため、日本酒の味をまろやかにしてくれます。
富山県の日本酒の特徴
新潟県はお米が有名なため、日本酒も必然的に美味しくなるイメージがあります。では、富山県はどうでしょうか。
まだ富山県の日本酒を飲んだことのない方、これを見たら 飲みたくなってしまうでしょう。
日本酒の原料として米と水が使用されているので、その原料の富山県としての特徴を見てみましょう。
<富山県の米の特徴>
酒造りに適切な品種は「酒造好適米」と呼ばれます。
富山県の日本酒は、この酒造好適米が使われる割合が、原料米の80%を超えています。
全国的な平均は約20%ですので、はるかに上回っています。富山県は、酒造りにこだわりがあるのが分かります。
富山県内で使われる酒造好適米は、「五百万石」と「山田錦」が大半を占めています。
「雄山錦」や「富の香」も富山県ならではの酒米として育成されてきました。
酒造好適米を多く使いことによって、プロからも「味にふくらみとキレがある」と高評価を得ています。
<富山県の水の特徴>
北アルプス立山連峰からの豊富な雪解け水が、1年を通じて供給されます。
清らかで澄みきった水を使うことができます。
富山県の日本酒は、「淡麗辛口」と表現されます。その理由として、富山県の地形が関係してきます。
平野の大部分は河川によって形成されており、砂や小石でできた層が積み重なっています。
水はその中を通ることに よって、ミネラルを吸収します。ミネラルは酵母の餌となり、酒のもととなる部分の発酵が促されます。
そのため短時間で、酸の多い辛口の酒になると言われます。
通販で買える?
富山県から遠くにお住まいの方は、富山県に旅行に行く予定もないしなって思って、試してみる機会がないと思っていませんか?
オンラインショップでも買うことができるので、ちょっとした旅行気分で富山県の日本酒を飲んでみるのはいかがでしょうか。
今まで、オンラインショップで生活用品などは買ったことがあるが、日本酒を買ったことないよって人は多いのではないでしょうか。
そんな方でもオンラインショップを気軽に利用できるようにお伝えします。
まず、オンラインショップで買う1番のメリットとして、家にいながら全国の日本酒を買うことができるということです。
その県に行っても、1つの酒蔵だけでは種類に限界があります。
オンラインショップでは、様々な種類、季節ごと、自分の知らない蔵や銘柄の日本酒と出会うことができます。
オンラインショップを利用する上で、気をつけてほしい点があります。それはお酒の保存状態です。
日本酒はとても繊細なので、紫外線や温度に対してきちんと管理しなければ、本来の味や風味が損なわれてしまう可能性があります。
どのように管理しているのか記載されているショップを選択することが大事です。
Amazonや楽天市場などで調べ、良さそうなお酒が見つかったら、その酒屋のホームページやSNSを見に行くのもおすすめです。
その酒屋さんがどこに力を入れているのか、どのような思いで販売しているのかなど感じることができるのでより親近感が湧き、日本酒が届くのも楽しみになります。
少しでも気になったら、すぐに買えるというのが最大のメリットなので、迷ったら試しに買ってみるのも1つの楽しみではないでしょうか。
富山県の日本酒が飲める居酒屋
日本酒は初心者だし、瓶で買っても好みじゃなかったらどうしようと不安になってしまいます。
そんな方は居酒屋で頼んでみて、試せると自分の好みも知ることができますね。
富山県の日本酒も、様々な種類が居酒屋で提供されているので、色々試していただきたいです。
居酒屋で日本酒を飲む最大のメリットは、飲み比べができることです。
日本酒を1種類だけ提供している店は少ないと思うので、色々飲んで自分に合うものを探すことができます。
さらには、その日本酒に合う料理を店員さんに聞いて選ぶこともできます。
その日本酒に合わない料理を食べると、風味が変わってしまうこともあります。
居酒屋で日本酒を飲む場合、開封からどれだけ期間が経っているか注意が必要です。
日本酒は開封した瞬間劣化が進み、1週間も経てば味が大きく変わります。
富山県内は、もちろん富山県の日本酒を提供している店は、富山駅周辺を中心に多くあります。
富山県の日本酒が飲めるお店はこちらを参考にしてみてください!
富山県に行く機会がなくて、じゃあ居酒屋で飲めないじゃんって思っていませんか?
現在、富山県の日本酒の中でも、首都圏でブレイクしているものもあります。居酒屋で提供されていることも多いでしょう。
北は北海道から、南は沖縄まで富山県の日本酒は提供されています。
もしかしたら、今まで飲んだものでも富山県の日本酒だった、なんてこともあるかもしれません。
富山県の日本酒おすすめTOP7!
日本酒は、甘口や辛口などラインナップがたくさんあり、富山県の日本酒を飲んでみたいと思っても、何を買おうか迷うという方も多いのではないでしょうか。
日本酒初心者や居酒屋でどれを注文するか悩む方、お土産としてどれにしようか迷う方も必見の、富山県のおすすめ日本酒10選をご紹介します。
勝駒
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 16.0~17.0
- 産地
- 富山県
- 原材料
- 米、米こうじ、醸造アルコール
- ブルワリー
- 有限会社 清都酒造場
商品詳細
初代清都慶介氏が日露戦争から帰還後に酒づくりを始めました。戦争に勝ったことにちなんで名付けられたのが「勝駒」です。酒づくりをたったの5人で丁寧に行なっているため、量産はしません。だから常に人気で品薄状態です。勝駒には何種類かありますが、1番代表的な銘柄は「純米酒」です。五百万石を使った純米酒で、50%精米をしてます。香りはやさしく控えめ、米の旨味が広がり、すっきりとした味わいで、上質で上品な日本酒です。
羽根屋
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 15.0
- 産地
- 富山県
- 原材料
- 米、米こうじ、醸造アルコール
- ブルワリー
- 富美菊酒造 株式会社
商品詳細
羽根屋は、日本の名水百選にも選ばれている富山の名水・常願寺川水系の天然水を用いて造られます。日本酒のしぼりの工程で、最良の部分のみを用いて手間のかかる酒づくりを行っています。羽根屋には、「翼が飛翔するが如く、呑む人の心が浮き立つような日本酒として存在したい」という願いが込められています。世界最大規模の酒のコンペティションで、2年連続金賞を受賞しています。富山産の富の香という酒米を使った酒づくりにも再び取り組み、フランスの日本酒品評会で最高賞を受賞するなど、世界でも注目を集めています。
満寿泉
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 17.0~18.0
- 産地
- 富山県
- 原材料
- 米、米こうじ
- ブルワリー
- 株式会社 桝田酒造店
商品詳細
苗字の桝田にちなんで「満寿泉」と名付けられました。満寿泉の酒づくりは、毎年10月中旬の大安日に始まります。満寿泉は、綺麗であるが味のしっかりした旨味が特徴です。酸味とのバランスや口当たりが良く、奥行きがあると評判も高いです。
銀嶺立山
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 17.0
- 産地
- 富山県
- 原材料
- 米、米こうじ
- ブルワリー
- 立山酒造 株式会社
商品詳細
日本3名山のひとつの立山の名がとられています。北陸最大の酒造石高を誇りながら富山県内でその九割以上が飲まれるという圧倒的な人気を誇っています。「ひとりでに喉へスッと通る酒が一番である」との信念から醸造されており、辛口のキリっとした飲みごたえと、スッキリとした後味に定評があります。
幻の瀧
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 16.0
- 産地
- 富山県
- 原材料
- 米、米こうじ、醸造アルコール
- ブルワリー
- 皇国晴酒造 株式会社
商品詳細
仕込水には日本名水百選の黒部川湧水群・岩瀬家の清水を使用しています。この水は地下150mより酒蔵の中にて自噴している、無菌でミネラル豊富な天然水です。ミネラル豊富な水で造った日本酒は、しっかりとしつつも旨みがあり軽やかな味わいです。
おわら娘
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 15.0度
- 産地
- 富山県
- 原材料
- 米、米こうじ、醸造アルコール
- ブルワリー
- 玉旭酒造 有限会社
商品詳細
おわら娘の水について、仕込み水はすべて常願寺川水系の軟水地下水が使用されています。本醸造酒は、もろみの香があり、なおかつ味のひきしまったキレのよい味わいです。純米酒は全て雄山錦を使用し、大吟醸酒は酒米の王様である山田錦を100%使用しています。香りが高く、淡麗辛口ながらまろやかな口当たりの上品な日本酒です。
千代鶴
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 15.0度以上16.0度未満
- 産地
- 富山県
- 原材料
- 米、米こうじ、醸造アルコール
- ブルワリー
- 千代鶴酒造 合資会社
商品詳細
千代鶴とは、裏の田んぼに丹頂鶴が舞い降りたことから名付けられました。縁起の良い目出度い酒として今日まで親しまれてきました。日々の食事に寄り添うようにして造られています。辛口でありながら柔らかな口当たりであったり、日本酒が得意でない方も気軽に飲めるお酒です。
まとめ
今回は富山県の日本酒についてご紹介しました。
日本酒が初心者の方はもっと興味を持っていただけたでしょうか。
日本酒が好きな方も、まだ飲んだことのない銘柄がありましたでしょうか。
日本酒は原料や製法によって様々な種類が存在する奥深いお酒です。
ぜひ好みの銘柄を見つけて、日本酒のおいしさを思う存分味わってみてください。