クラフトビールって何?意味やおすすめのランキングも10選紹介!

クラフトビールについて解説!

クラフトビール

クラフトビールとは、大手ビール会社が機械でたくさんのビールを量産するのと違って、地方や小規模の団体や企業などが、ひとつひとつ手作りで作るビールのことを指していいます。

日本では地ビールとしても親しまれています。

2018年の現在では、日本でのクラフトビール・メーカーは141社になっており、流通しやすい缶パッケージでも販売され、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどでも比較的手に入れやすくなっています。

「クラフト」ってどんな意味?

クラフトビールとはどのような意味合いを持つのでしょうか。

クラフトとは、英語の「craft」で、その意味とは、職人的技能、技巧、技術、わざ、手工業、(特に手先の技術を要する)職業、仕事、工芸、手芸、同業者連という意味合いを持ちます。

つまり、クラフトビールとは、職人的技巧を持ち合わせたビール、手作業のビールということになるでしょう。

種類はどれくらいある?

ビールはその製造過程において大きく2つに分けられます。

キリンラガービールでよく知られている黄金色でキリっとした味わいとホップの苦味、喉ごしにコクのある「ラガー」と、風味や香りをゆったりと味わいながら楽しめる「エール」の2つの種類に分けられ、そして、その種類は「ラガー」の代表格の「ピルスナー」、そして、「エール」の代表格である「ペールエール」を始め、その他IPA、ヴァイツェン、フルーツビール 、スタウト、バーレーワインの7種類になっています。

地ビールとも言われる

2018年の現在では、日本でのクラフトビール・メーカーは141社

そして、そのクラフトの意味合いのように職人技のビール、手作りのビールになっていることから、小規模な範囲である地元で手作りで作る地ビールとしても知られています。

1994年に法律が変わって1年間で作る量が「最低60キロリットル」になり、これにより地元の小さな醸造所でもビールを製造販売できるようになったことが、地ビールがクラフトビールという呼び名へと移行するきっかけになりました。

クラフトビールの作り方を紹介!

クラフトビールの作り方

さて、ここではクラフトビールの作り方を解説していきます。

ビールには「ラガー」と「エール」の2種類があることをお伝えしてきました。

その「ラガー」と「エール」の違いは、ビール造りにおける「発酵」のさせ方によって変わってきます。

「ラガー」は低温で長期間発酵させて酵母が麦汁の下面へ沈んでいく下面発酵。それとは違って「エール」は上面発酵になります。

やや高温であまり時間をかけずに発酵させる方法で、古くからおこなわれている製造過程です。

クラフトビールはこれらの製造過程を手作りの職人技で行っていきます。

それが大手のビール会社と大きく違ってくるところです。

クラフトビールはどうやって選ぶ?

いろいろなビール

クラフトビールには3つの主な発酵過程があります。

1つ目は、10℃前後の低温で、7〜10日間かけて発酵される下面発酵の発酵過程を使用したラガービール

こちらは19世紀に入って主流になった比較的新しい発酵過程です。

つづいては、15~25℃の高温で3〜4日間かけて発酵される上面発酵の発酵過程を使用したエールビールです。

この発酵過程は古く、古代メソポタミアで生まれた歴史ある発酵過程になっています。

つづいては、自然界に生息する天然酵母で発酵されるビール。現在では、この方法で造られるビールは極めて少なくなっています。

こうした発酵過程を把握したところで、どのようにクラフトビールを選んだら良いかを解説していきます。

先ずは、ビールの苦味が苦手という人たちにおすすめなのが、上面発酵の発酵過程を使用したエールビールです。

どちらかというと、ワインのようなフルーティーで苦味がなく、喉ごしやさしく飲めます。

ビールは苦手という方には、下面発酵の発酵過程を使用したラガービールをおすすめします、キレのある苦味の味わいにコクのある喉ごしになっています。

魚介などの食事と合わせたい場合は、天然酵母で発酵されるビールなどが味わいを際立たせてくれておすすめです。

おすすめのクラフトビールランキング10選!

さて、クラフトビールがどのようなものか、その概要や種類、作り方や選び方などが分かったところで、クラフトビールが飲んでみたくなってきたのではないでしょうか。

ここではそのクラフトビールのおすすめ10選をご紹介していきます。

インドの青鬼

  • ボディ
  • ライト〜ミディアム
  • ビアスタイル
  • IPAー
  • 発酵方法
  • 上面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 7.0
  • 産地
  • 日本
  • 原材料
  • 麦芽・ホップ等
  • ブルワリー
  • ヤッホーブルーイング

ー商品紹介ー

グレープフルーツのようなさわやかな風味がしていたかと思えば、それでいて苦味が強いホップの強烈な隠し味が現れて驚かせてくれる、そんな特徴的な「インドの青鬼」。この隠し味の苦さと深いコクが人気のIPAビール。大量のホップが奏でる驚愕の苦味と深いコク、そして華やかな香りが、ビール好きにはたまらない一品になっています。

ドラフトギネス

  • ボディ
  • ミディアム〜フル
  • ビアスタイル
  • スタウト
  • 発酵方法
  • 上面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 4.5
  • 産地
  • アイルランド
  • 原材料
  • 麦芽・ホップ等
  • ブルワリー
  • St. James's Gate Brewery

ー商品紹介ー

麦芽とローストによる苦味と甘味、そして、コーヒーの甘みのある香りが特徴的な黒ビール。昔からの定番のクラフトビール。口当たりはなめらかでクリーミー、独特のダークカラーはまるで宝石のよう。長く愛される黒ビール、クラフトビールになっています。その歴史も長く1700年代に作られたもっとも古いクラフトビール。その味わいは古の豊かさを思わせます。

東京クラフト

  • ボディ
  • ライト
  • ビアスタイル
  • エールビール
  • 発酵方法
  • 上面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 5%
  • 産地
  • 東京
  • 原材料
  • 麦芽、ポップ
  • ブルワリー
  • 東京•武蔵野ブルワリー

ー商品紹介ー

サントリービールが東京にプレゼントしたクラフトビール。北米産のカスケードホップを使ったことにより柑橘類のさわやかな香りと苦味を実現。麦汁が煮沸終了する前後にホップを入れて香りを引き立てるレイトホッピング製法を採用したことによりフルーティーで豊かな味わいと風味を完成させました。エールビールの特徴を極限にまで表したエールビールになっています。

ヒューガルデン・ホワイト

  • ボディ
  • ミディアム
  • ビアスタイル
  • 発泡酒
  • 発酵方法
  • 上面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 4.9
  • 産地
  • ベルギー
  • 原材料
  • 大麦、小麦、ホップ、コリアンダー、オレンジピール
  • ブルワリー
  • アサヒビール

ー商品紹介ー

ホワイトビールの代表格になっている定番の人気クラフトビールです。修道士たちがつくったやさしく品位のあるホワイトビール。オレンジピールとコリアンダーシードの組み合わせが自然の苦味とさわやかな清涼感、華かやでスッキリとした香りと喉ごしは、ビールの苦味が苦手な人やあまりビールを飲まない女性におすすめです。

グランドキリン IPA

  • ボディ
  • ライト〜ミディアム〜フル
  • ビアスタイル
  • IPA
  • 発酵方法
  • 上面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 5.5
  • 産地
  • 日本
  • 原材料
  • 麦芽・ホップ
  • ブルワリー
  • グランドキリン

ー商品紹介ー

ガツンと飲めるボディ。コクと苦味を味わえるインディア・ペールエール。ビールの苦味とエールビールのフルーティーな香りが特徴づけるグランドキリンは、ビールの苦味が好きなビール好きにもたまらないエールビールになっています。エールビールの風味があまり苦味を強調しないため、食事とも合う喉ごしさわやかなクラフトビールになっています。 

グランドキリン ホワイトエール

  • ボディ
  • ライト〜ミディアム
  • ビアスタイル
  • ホワイトエール
  • 発酵方法
  • 上面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 5.5
  • 産地
  • 日本
  • 原材料
  • 麦芽・ホップ
  • ブルワリー
  • キリンビール

ー商品紹介ー

キリンビールのグランドキリンシリーズのホワイトビール。心がほっとするフルーティーな香りに包まれて飲めるやわらかな口当たりとほんのり甘みのあるエールビール。小麦の味をそのまま生かしたコクは、喉ごしを満足させてくれます。 また、ビールの苦味が苦手な人やあまりビールを飲まない女性に人気のクラフトビール、ホワイトビールになっています。

イネディット(INEDIT)

  • ボディ
  • ライト〜ミディアム
  • ビアスタイル
  • ヴァイツェン
  • 発酵方法
  • 上面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 4.8
  • 産地
  • スペイン
  • 原材料
  • 麦芽・小麦糖・ホップ・オレンジピール等
  • ブルワリー
  • Damm's master brewer

ー商品紹介ー

スペインの有名シェフ。ビールマスターなどが生み出したワインのような味わいのクラフトビール。原料には水、大麦麦芽、小麦、ホップ、コリアンダー、オレンジピール、酵母を使用して、 特徴的なのが、ラガービールとホワイトビールの醸造法を組み合わせて作られているところ。フルーツや花の香りが鼻を抜けた後、フレッシュな酵母の香りと甘いスパイスを連想するような 香りが感じられ、泡立ちはクリーミー且つソフト。柔らかなボディーとさわやかな味わいが魅力的。ワイングラスで飲むクラフトビールになっています。

モレッティ

  • ボディ
  • ライト〜ミディアム
  • ビアスタイル
  • ピルスナー
  • 発酵方法
  • 下面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 4.6
  • 産地
  • Friuli-Venezia Giulia
  • 原材料
  • 麦芽、ホップ、とうもろこし
  • ブルワリー
  • モレッティ

ー商品紹介ー

髭のおじさんのラベルが特徴的のイタリアビールシェアNo.1の「モレッティ」厳選された麦芽を使用したコクがあって苦味を堪能できるピルスナータイプのクラフトビール。フレッシュでいてまろやかな口当たり、1859年に創立されたイタリアで最も古い歴史を持つビールメーカーらしく、伝統的なクラシックな味が人気になっています。 

ブルックリン

  • ボディ
  • ミディアム
  • ビアスタイル
  • ラガー
  • 発酵方法
  • 下面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 5.0
  • 産地
  • アメリカ
  • 原材料
  • 麦芽・ホップ
  • ブルワリー
  • Brooklyn Brewery

ー商品紹介ー

ブルックリンは、ニューヨークを代表するビール。ニューヨーク市民からは絶大な支持を集めています。アメリカのビールは軽いものが多いのですが、ブルックリンは、キレがある辛口で、後味に甘さとコクが残ります。ブルックリン地区では、ドイツ移民が多かった影響があり、ドイツビールの影響が強く残っているのです。 

水曜日のネコ

  • ボディ
  • ミディアム
  • ビアスタイル
  • ホワイトエール
  • 発酵方法
  • 上面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 5.0
  • 産地
  • 長野県
  • 原材料
  • 大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ、コリアンダーシード、オレンジピール
  • ブルワリー
  • ヤッホーブルーイング

ー商品紹介ー

青りんごを思わせる香りとオレンジピールの爽やかな香りとほのかに香るハーブの香りが特徴的な人気のクラフトホワイトビール。青リンゴとほのかに香るハーブの香りがフルーティな風味を引き立ててすっきりとした飲み口が喉を潤してくれます。苦味を極力抑えてあるので、苦味が苦手だという人や女性に人気のビールになっています。

日本にはクラフトビールを飲めるお店がたくさんある

居酒屋のビール

おすすめのクラフトビールをご紹介したところで、日本国内でクラフトビールを飲めるお店はあるのでしょうか?

基本的には東京や横浜、また米軍基地などがある場所に集中してあるようですが、クラフトビールが飲めるお店は全国におよそ700店舗ほどはあるようです。

北は北海道の札幌から南は沖縄まで、クラフトビールの人気は全国的に広がりつつあるようですね。

クラフトビールには日本の主要なビールと違い、さまざまな種類のさまざまな味のビールがあるので、その日の気分によってチョイスできるところが人気に理由になっているようです。

まとめ

意外とクラフトビールについて知らないことが多かったかもしれません。

ビールについて知れば知るほど、より美味しく飲めるようになりそうですよね!

ビールについての知識を知り、充実したお酒ライフを送っていきましょう!

目指せ!ビールマスター!


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