【フルーツビール人気10選】作り方と通販で買える商品を紹介!

フルーツビールって何?

フルーツビールとは、その名の通り、果実を使ったビールのこと。 果実由来の香りや甘さから、ビールの苦味が苦手という人も気軽に楽しめるビールです。 その歴史は古く、ベルギーでは16~17世紀頃から存在していたといわれています。 現在は日本でも、地域ごとに特産の果実を使ったビールが作られ、お土産や贈答品としても人気です。 この記事では、製法による味わいの違いや、使用されているフルーツの種類、購入方法などについて詳しく解説していきます。

フルーツビールの特徴

フルーツビールの特徴は、「豊富な味わい」と「美しい色合い」にあります。 一般的なビールは、その苦味やのどごしを楽しむ人が多いのに対し、さまざまな果実を使って作られるフルーツビールは、ジュースのように甘いものから、さっぱりとした酸味を楽しむものまで、味わいの種類は豊富。 また、フルーツビールは「グラスで飲む」ことで、その魅力を楽しむことができます。 美しい色合いのビールがグラスに注がれる瞬間、思わず「きれい!」と写真を撮りたくなります。 一般的なビールは、缶のまま飲む人も多いですが、フルーツビールはぜひグラスに注いで飲んでみてくださいね。

フルーツビールってどんな味?

フルーツビールの最大の魅力は、フルーツの香りや甘さを存分に感じられる「味わい」にあると言えます。 ビールと聞くと、苦味を想像する人が多いと思いますが、フルーツビールはその苦味を抑えられているので、ビールが苦手な人にもおすすめです。 味わいは、使用する果実によってさまざま。 チェリーを使用した甘酸っぱい味わいのビールや、バナナやパイナップルを使ったトロピカルな味わいのビールは、まるでジュースのように飲めてしまいます。 その他、青りんごや桃などの爽やかな味やライムやレモンの酸味を楽しむ味など、バリエーションも豊富なので、自分のお気に入りの味が見つかるはずです。

どこで売ってるの?通販でも買える?

フルーツビールは、Amazonや酒店の通販など、オンラインでの購入が便利です。世界中の豊富なフルーツビールと出会うことができます。 最近は大手スーパーイオンの「イオンリカー」を始め、スーパーなどでも取り扱いが増えつつあります。 ビールを豊富に扱う専門販売店で、お店の人に相談しながら買うのも楽しいですね。 また、東京や横浜、大阪などに店舗を構える「世界のビール博物館」では、購入はもちろん、お酒を楽しむこともできます。

好みに合わせたフルーツビールの作り方

フルーツビールの製法は、大きく分けて「ジュースのように甘くなる製法」と、「いわゆるビールらしさが残る製法」の2種類があります。 「苦いのは苦手だから、フルーツの甘味を楽しみたい」という人と、「ビールらしい苦味とフルーツの香りを同時に味わいたい」という人、どちらの声にも応えられるのがフルーツビールの魅力です。 ポイントは、ビールに果実を加えるタイミング。製法の違いによって、なぜその味わいが出せるのか、また、どんな人に向いた味わいなのかを解説していきます。

ジュースのように甘くなる作り方

ひとつめの製造方法は、「ほぼ完成したビールに果汁を足す」方法。 果汁の豊かな香りと甘みを感じ、口当たりもなめらかな飲みやすいビールができます。 ビールをトマトジュースで割る「レッドアイ」というカクテルがありますが、これを想像すると製造過程をイメージしやすいかもしれません。 ビールを割って作るため、アルコール度数は低め(5%以下)。ビールの苦味が苦手な人も、ジュース感覚で楽しめる味わいです。 日本で製造されているフルーツビールの多くは、この製法で作られています。

ビールらしさが残る作り方

もうひとつはビールの製造前半、ビールのベース麦汁(ばくじゅう)段階で果物を加える方法です ビールづくりに欠かせないビール酵母は「糖」を食べてビールをつくります。 そのビール酵母を加える前に果物を入れることで、ビール酵母が果物の糖(甘み)を食べ、香りや風味だけがビールに移ります。 そうすることで、「しっかりビール味だけど風味は果実」というフレーバーのビールができあがります。 この方法は、“ビールの醸造免許”をもっている製造者でないと作ることができません。 また、ビール原料のホップや麦汁の苦味・糖分と果実の酸味を考慮して味わいを作り出すため、完成までに試行錯誤が必要です。 いわゆるビールの苦味が好きな人は、この製法でつくられたフルーツビールを選びましょう。

フルーツビールの選び方を紹介!

今まで飲んだことなかったけど、フルーツビールを飲んでみたい!そんな気持ちが高まっても、選び方が分からないと購入するのは難しいですよね。 ここでは、自分の好みや楽しむシーンに合ったフルーツビールの選び方を解説します。 使用するフルーツによって、どのように味わいが変わるのか?また、日本製と外国製の違いなどをご紹介します。 さまざまな場面でより気軽に楽しめるように、自分にピッタリのフルーツビールを見つけてみてください。

アルコール度数の確認

日本で販売されているビールは、アルコール度数5%ほどのものが一般的。 フルーツビールは、3%から高いもので12%ほどのものまでと幅がありますが、全体的にアルコール度数が低めの銘柄が多いのが特徴です。 低めのアルコール度数でフルーティーな味わいを楽しめるので、普段ビールを飲まない人や、お酒が苦手な人にもおすすめです。

使っているフルーツから選ぼう

フルーツビールには、使用しているフルートごとの特徴から選ぶのもおすすめです。 木苺などを使った甘酸っぱいベリー系は、酸味、甘みともに感じられ、女性からも人気です。 バナナ、パイナップルなどを使った南国系は、甘みが特に強いので、デザートとして楽しめます。 果実の酸味が好きな人には、ライムやカシス、レモンなどの柑橘系がおすすめ。 青りんごは、爽やかな飲み口で食事中も楽しめます。初心者にも飲みやすく、初めてフルーツビールを飲む人向けの味わいです。

日本産もしくは外国産で

発祥地のベルギーを始め、海外では多様なフルーツビールが製造されています。 日本でも、それぞれの土地ならではの果物を使ったフルーツビールが作られ、お土産や贈答品としても人気です。 お世話になった人の「出身地の果物で作られたフルーツビールを贈る」というプレゼントも、日本で作られたビールならではの贈り物として喜ばれるのではないでしょうか。 また、外国の友人と一緒に飲むときは日本ならではの果物を使ったビールを選ぶなど、それぞれの国の違いを感じるのも、フルーツビールの楽しみ方のひとつです。

日本で人気のおすすめフルーツビール5選!

日本のフルーツビールは、なんといっても地域色豊かなラインナップが特徴。 各地のフルーツを贅沢に使用したビールは、まるで果実そのものを味わっているかのよう。 果物由来の甘さはもちろん、果実の香りや風味を生かしたものも多く、親しみやすい味わいが幅広い年齢層に人気です。 気に入ったビールが見つかれば、実際に醸造所に行ってみたり、醸造所が運営するレストランなどで飲む楽しみがもてるのも、日本製のフルーツビールの嬉しいところ。 外国製のイメージが強いフルーツビールですが、この機会に日本のビールも試してみませんか?

湘南ゴールド

  • ボディ
  • ライト
  • ビアスタイル
  • フルーツビール
  • 発酵方法
  • 上面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 5.0
  • 産地
  • 神奈川県
  • 原材料
  • 麦芽、ホップ、湘南ゴールド
  • ブルワリー
  • サンクトガーレン

商品詳細

「湘南ゴールド」は、神奈川県が12年かけて開発したオレンジ。華やかな香りが特徴で、その特徴をビールの味わいに活かすため、果汁だけでなく皮や実もまるごと使用しています。瑞々しい飲み口と、柑橘類の皮特有のほんのりとした苦味のアクセントがクセになるビール。インターナショナル・ビアカップ(国際ビール大賞)フルーツビール部門で10年連続入賞の記録を持ち、ブルワリーも「ビールが好きな人も、そうではない人も死ぬまでに1度は飲んでほしいビール」と自信を持って紹介しています。

マスカットピルス

  • ボディ
  • ライト
  • ビアスタイル
  • フルーツビール
  • 発酵方法
  • 下面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 5.0
  • 産地
  • 岡山県
  • 原材料
  • 麦芽、ホップ、マスカット果汁、香料
  • ブルワリー
  • 宮下酒造株式会社

商品詳細

岡山県産のマスカットを使用して作られたフルーツビール。じっくりと熟成し完成したビールは、マスカットの風味がしっかり感じられ、かつ甘すぎない味わい。すっきりとクリアで飲みやすく、泡立ちも美しいのが特徴。ぜひ、グラスに移して飲みたいビールです。ビール特有の苦味はおさえられているので、「苦くないビールがいいけど、甘すぎないものがいい」という人にぴったりのフルーツビールです。

アップルホップ

  • ボディ
  • ライト
  • ビアスタイル
  • フルーツビール
  • 発酵方法
  • 上面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 6.5
  • 産地
  • 長野県
  • 原材料
  • 麦芽・ホップ・りんご果汁
  • ブルワリー
  • 駒ヶ岳醸造所

商品詳細

駒ヶ岳山麓の大自然の中にある醸造所で、地下120mから組み上げた地下水と、南信州のりんごを使って作られたフルーツビールです。すっきりとしたエールビールにりんごジュースを加えて作られた、爽やかで香り豊かな味わいが特徴。スムーズな飲み口は世代を選ばず楽しめます。使用されるりんごは、仕込みごとに変えるというこだわりも。地元産のりんごを贅沢に使った南信州ビール定番商品として、高い人気を集めています。

だいだいエール

  • ボディ
  • ライト
  • ビアスタイル
  • フルーツビール
  • 発酵方法
  • 上面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 6.0
  • 産地
  • 茨城県
  • 原材料
  • 麦芽・ホップ・果実・果汁
  • ブルワリー
  • 常陸野ネストビール

商品詳細

茨城県石岡市八郷の「福来(ふくれ)みかん」を使用して作られたビール。オレンジ風味のアロマホップが使われ、麦の旨味と柑橘の香りがバランスよく味わえます。爽やかな香りと赤みがかった色合いを楽しむためにも、グラスで飲むのもおすすめ。甘すぎずホップの苦味も感じられるので、食事と合わせても楽しめます。

メロンエール

  • ボディ
  • ライト
  • ビアスタイル
  • フルーツビール
  • 発酵方法
  • 上面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 5.0
  • 産地
  • 北海道
  • 原材料
  • 麦芽、ホップ、メロン、糖類、スピリッツ、酸味料、香料
  • ブルワリー
  • 北海道麦酒醸造株式会社

商品詳細

北海道産の赤肉メロンを使用した、リッチな香りが楽しめるフルーツビール。メロンらしい豊かな甘味を全面に感じられるので、ビールが苦手な人も楽しめます。芳醇なジュースを飲んでいるような飲み心地なので、ついごくごくと飲んでしまいそうになりますが、アルコール度数は通常ビールと同じ5%なので、お酒に弱い方はゆっくり味わいながら飲むのがおすすめです。

海外産の飲みやすいフルーツビール5選!

発祥地ベルギーを始め、海外では長く親しまれてきたフルーツビール。 伝統的なチェリー味や南国系の果実を使ったものなど、多様なフルーツを使ったビールが作られています。 ブルワリーごとのおしゃれなデザインラベルで選んでみたり、国ごとに味わいを比べてみたり、楽しみ方もさまざま。 とはいえ、どれから飲んだらいいかわからない、という方のために、初心者でも飲みやすいフルーツビールを5つご紹介します。 インターネットでも買えるので、気軽に飲み始めてみてはいかがでしょうか。

リーフマンス

  • ボディ
  • ライト
  • ビアスタイル
  • フルーツビール
  • 発酵方法
  • 自然発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 3.8%
  • 産地
  • ベルギー
  • 原材料
  • 麦芽、ホップ、さくらんぼ、フルーツジュース(ストロベリー、ラズベリー、チェリー、ブルーベリー、エルダーベリー)
  • ブルワリー
  • リーフマンス醸造所

商品詳細

ビールにチェリーを漬け込み、長期熟成させた後、ストロベリー、チェリー、ブルーベリー、ジュニパーベリーなどのジュースを加えて作られたビール。赤い色合いが特徴で、酸味は少なくアルコール度数も3.8%と低く、爽やかな飲み心地が特徴。氷を入れて飲む「リーフマンス・オン・ザ・ロック」は、夏の暑い時期の楽しみ方としておすすめです。

ニュートン

  • ボディ
  • ライト
  • ビアスタイル
  • フルーツビール
  • 発酵方法
  • 上面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 3.5%
  • 産地
  • ベルギー
  • 原材料
  • 大麦モルト、果汁、ホップ
  • ブルワリー
  • ルフェーブル醸造所

商品詳細

物理学者ニュートンの名を冠した「ニュートン」。300年前「万有引力の法則」を発見した功績を讃えて醸造されました。ベルギーの白ビール「ベルジャン・ホワイト」に青りんご果汁を加えて作られたビールです。白ビール特有の酸味と青りんごの香りの掛け算は、すっきりとした軽やかな味わい。ビールの苦味はほとんど感じられないため、青りんごのジュースを飲む感覚で楽しめます。

リンデマンスクリーク

  • ボディ
  • ライト
  • ビアスタイル
  • フルーツビール
  • 発酵方法
  • 自然発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 3.5%
  • 産地
  • ベルギー
  • 原材料
  • さくらんぼ果汁、麦芽、糖類、小麦、ホップ/香料,甘味料(ステビア抽出物)、酸化防止剤(ビタミンC)
  • ブルワリー
  • リンデマンス醸造所

商品詳細

さくらんぼ果汁を使用した甘めなビール。小麦も使用しているので、ホワイトビールのような爽やかさを味わうことができます。甘みがあるため、女性やビール初心者の人におすすめです。

シェッファーホッファー グレープフルーツ

  • ボディ
  • ライト
  • ビアスタイル
  • フルーツビール
  • 発酵方法
  • 上面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 2.8
  • 産地
  • ドイツ
  • 原材料
  • 麦芽、ホップ、グレープフルーツ等
  • ブルワリー
  • シェッファーホッファー

商品詳細

ヴァイツェンビールとピンクグレープフルーツを中心とした果汁を半々で割った、カクテルのようなフルーツビール。ベースのビールもフルーティーなタイプなので、柑橘系の香りを存分に楽しめます。アルコール度数も2.5%と低く、生産国ドイツの都市部では若者に人気で、スポーツ中にも飲まれるほど、ライトな飲み口です。まさにジュース感覚で楽しめるので、フルーツビールの入門編として試してみるのもおすすめです。

エルビス ジュース

  • ボディ
  • ライト
  • ビアスタイル
  • フルーツビール
  • 発酵方法
  • 上面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 6.5
  • 産地
  • スコットランド
  • 原材料
  • 麦芽・ホップ・グレープフルーツピール
  • ブルワリー
  • ブリュードッグ

商品詳細

5種類のホップと、グレープフルーツピールを使用して作られた「エルビスジュース」。もともと穏やかな柑橘系の味わいを持つIPAにグレープフルーツの皮を加え、ホップの苦味を感じながらも爽快な飲み口です。アルコール度数は6.5%と一般的なビールより高いものの、つい飲み進めてしまう飲みやすさが魅力です。ビールの苦味とフルーツビールの爽やかさを両方味わいたい、という人におすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 今回は初心者でも飲みやすい甘くて美味しいフルーツビールの作り方や種類、おすすめの商品を紹介しました。 フルーツの種類によっても全然違う味が楽しめるので、ぜひ自分のお気に入りのビールを探してみてくださいね。

この投稿をシェアする



← 前の記事 次の記事 →