日本酒のカロリーと糖質は?一合当たりや糖尿病の確率など紹介!
美味しい日本酒で一杯やりたい! でも日本酒は糖質が高いのでは、、、!?
本当にそうなのでしょうか。
現代病と言われている糖尿病患者が増えているこの時代、やはり糖質は気になりますよね。 日本酒は本当に糖質が高いの?
糖質を気にせず日本酒を楽しみたい! そんなあなたの為に、この記事では日本酒の糖質について解説して行きます。
日本酒を楽しむための美味しいおつまみも併せてご紹介します!
日本酒は糖質が高い?
日本酒の原料は、米、米麹と水です。
米が使用されているから糖質が高いと思われていますね。
確かに、製造過程で蒸留され、その結果糖質を含まないウイスキーや焼酎などの蒸留酒に比べると、 製造過程で蒸留されない日本酒には、糖質が含まれます。
蒸留しているかしていないかで、糖質の有無が決まるのですね。
他の種類のお酒と比較
では、日本酒が本当に糖質が高いのか、他のお酒と比較してみましょう。
- <日本酒> 1合(180ml):7g/103Kcal
- <生ビール> 350m1缶:11g/40Kcal
- <焼酎> ロック1杯:0g/146Kcal
- <ワイン(赤)> グラス1杯(125ml):2g/73Kcal
- <ウィスキー> ロック1杯:0g/237Kcal
糖質量だけを見ると、確かに日本酒の糖質が一番多いですね。
しかし、一般的によく飲まれる量で比較してみると、決して大きい数字ではありません。
更に、カロリーを見ても糖質を見ても、日本酒は酒の中で決して高い数値というわけではない事が分かります。
飲酒量によって糖質摂取量は変わってきます。
一日の適量1~2号を嗜むくらいだったら、 日本酒の糖質はあまり気にしなくても良いのではないかと思います。
飲み方で糖質摂取量を抑えられる
糖質は気になるけれど、やはり日本酒は飲みたいですよね。
ここでは、糖質が少しでも抑えられる日本酒の飲み方をご紹介します!
<熱燗で飲む>
冷酒に比べ、熱燗は飲むペースがチビチビゆっくりですよね。
ゆっくり飲む事により、飲酒ペースがコントロールしやすく、結果、糖質を抑える事ができます。
<チェイサーと一緒に飲む>
チェイサーと一緒に嗜む事により、飲みすぎを防ぐ事ができ、糖質の吸収も穏やかにすることができます。
<2合までに抑える>
日本酒には血行促進効果がありますが、適量の1~2合に抑えましょう。
2号以上だと、どうしても糖質もカロリーも摂りすぎてしまいます。
おすすめのおつまみ3選!
日本酒は太ると思われがちですが、多くの原因はおつまみにあります。
日本酒を飲む際、一緒に摂る料理やおつまみに、何をどの位食べるかが大切になってきます。
ズバリ、和食がおススメです。
日本人が昔から慣れ親しんで来た和食は、糖質が低く、かつ、日本酒の美味しさを引き立ててくれます。
更に和食は、油分が控えめで野菜も多く、タンパク質や食物繊維も豊富に摂取できます。
更に更に!和食は、洋食に比べ、脂肪分も少なくヘルシーでなんです。 和食って、本当に素晴らしいですね。
しかし、少し物足りないなという時は、タンパク質が豊富で糖質がほとんど入っていない肉や魚を取り入れてみて下さい。
塩を軽く振ってサッと焼いた肉や魚に、レモン汁やゆず汁を絞る。
これは油分や糖質が抑えられており、柑橘を絞ることで塩分も抑えられ、とてもシンプルな味付けが、日本酒の美味しさを引き立ててきれます。
焼き鳥もおススメです。タレは糖質含んでいるので、塩がおススメです。
ではこれから、糖質制限されている方や、カロリーが心配な方におススメのおつまみをご紹介しますね。
1.冷奴
日本人にとって馴染みのある冷奴。
日本酒の味を邪魔せず、肝臓の機能を高め、植物性たんぱく質を大量に摂取できます。
また、豆腐に含まれるナイアシンはアルコール分解を促進してくれる効果があるんです。
醤油でももちろん美味しいですが、塩で食べる豆腐は大豆のうま味を感じる事ができますよ。
かける調味料は控えめにし、 大葉やみょうが、氷水に浸しておいたシャキシャキの玉ねぎスライスなどの薬味で、風味アップしましょう。
2.刺身
日本酒の美味しさを引き立ててくれる刺身。
マグロ、タコ、イカには、うま味成分のタウリンが多く含まれており、 肝臓の機能を高め、アルコール分解を促進してくれます。
マグロに含まれているビタミンB6は、肝臓に脂肪が溜まるのを防ぐ効果があります。
更に、大根のつまや大葉、生姜のすりおろしなどと一緒に摂ると、野菜も摂れ、糖質の吸収も防いでくれますよ。
3.アサリの酒蒸し
アサリにもタウリンが豊富に含まれており、肝臓の動きを高め、アルコール分解を促進してくれます。
タウリンは水に溶けやすいので、汁ごと頂ける酒蒸しはおススメです!
刻み葱を沢山散らすと、うま味がアップしますよ!
糖質ゼロの日本酒おすすめ3選!
近年、日本酒メーカーが続々と、〝糖質ゼロ〟をうたった新商品を発売しています。
糖質が気なる方にはこの上なく嬉しい商品ですよね。
アルコールは酵母が糖を分解して生成されます。
糖質ゼロ日本酒は、発酵に発酵を重ね、糖を限界までカットした清酒に醸造アルコールを加えたものです。
では、糖質ゼロ日本酒にはどのようなものがあるのかご紹介して行きましょう。
白鶴 サケパック 糖質ゼロ
- ビアスタイル
- 日本酒
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 13~14%
- 産地
- 兵庫県
- 原材料
- 米、米こうじ、醸造アルコール
- ブルワリー
- 白鶴酒造(株)
商品詳細
白鶴酒造(株)から発売されている「白鶴 サケパック 糖質ゼロ」は、アルコール度13~14%、日本酒度+23、酸度1.1です。糖質ゼロでありながら、うまさとキレの良い辛口の味わいを実現した、辛口淡麗の日本酒です。オリジナル酵母とこだわりの六甲の自然水を使用しており、清酒ならではの深みある美味しさを味わう事が出来ます。冷酒でも熱燗でも、どんな料理にも合わせやすくなっています。
松竹梅糖質ゼロ
- ビアスタイル
- 日本酒
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 13%~14%
- 産地
- 京都府
- 原材料
- 米、米麹、醸造アルコール
- ブルワリー
- 宝酒造(株)
商品詳細
宝酒造(株)から発売されているのは「松竹梅糖質ゼロ」です。アルコール度13~14度、日本酒度+23,酸度0.8です。糖質を極限までカットしながらも、清酒の風味豊かな味わいを実現しました。カロリーも20%オフになった、辛口淡麗の日本酒です。酒どころ京都伏見の名水「伏水」で仕込み、独自の〝香り豊か製法〟により、どんな料理にも合う風味豊かな味わいになりました。
日本盛糖質ゼロ・プリン体ゼロ
- ビアスタイル
- 日本酒
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 13~14度
- 産地
- 兵庫県
- 原材料
- 米、米麹、醸造アルコール
- ブルワリー
- 日本盛(株)
商品詳細
日本盛(株)から発売されている「日本盛糖質ゼロ・プリン体ゼロ」は、アルコール度は13~14度、日本酒度は+22.5,酸度0.6です。日本酒本来のうま味とコクをしっかり残しつつ、糖質だけでなくプリン体までもゼロにする事を実現しました。健康や糖質を気にされている方には嬉しいですね。様々な料理と合う辛口淡麗で、おススメの飲み方は、冷、常温です。
まとめ
糖質が高いといわれている日本酒。
確かに日本酒は酒類の中で、糖質は高めでした。 しかし、一回当たりの飲酒量で見てみると、危惧するほどではない事がわかりました。
飲酒量や、一緒に食べるおつまみの内容や量に気を付けていれば、 日本酒の糖質は、あまり気にしなくても良いのではないでしょうか。
これからも、日本酒と上手く付き合っていきたいですね。