ビールは健康に良い!?栄養素や体内への影響を徹底解説!

ビールって健康?栄養素を徹底分解

みんな大好き、どんな料理にも合う美味しいビール。 ビールで体も心も健康思考になりましょう。

でも、ちょっと待った。 心はともかく本当にビールは健康に良いのでしょうか? 調子に乗って「中生おかわり!」をやっていると健康に悪いかも。

では、ビールにはどんな栄養成分が含まれているのでしょうか? 我が家にある人気のビール、100g当たりの栄養成分を見てみました。

エネルギー40kcal、たんぱく質0.4g、炭水化物2.7g、糖質2.6g、食物繊維0~0.2gとなっています。 ・・・これでは良いのか悪いのかさっぱりわかりません。

そこで、堂々と「中生おかわり!」ができるようにビールの栄養素を徹底分解していくことにしましょう。

「麦芽」にはビタミンB郡とミネラルがたくさん

ビールの主な原材料である「麦芽」の栄養成分には、ビタミンB群・ミネラルがたくさん含まれています。

ビールに含まれる主なビタミンB群は、チアミン(B1)・リボフラビン(B2)・ナイアシン(B3)・ビタミンB6など。 次にミネラルです。

これらが足りないと様々な体の不調が起こります。 例えばカルシウム+マグネシウムが足りないと骨粗鬆症に。

鉄分が足りないと貧血、カリウム不足はむくみや高血圧に。

「ビール酵母」には食物繊維やビタミンが豊富

ビール酵母はビールを作る時に不可欠な微生物です。 その中には食物繊維やビタミンB群、ミネラルなどが豊富に含まれています。

ビタミンB群は糖や脂肪などの栄養素エネルギーを変換してくれます。 足りないとエネルギー不足になってしまうかも。

また、食物繊維には整腸作用があるため、腸内環境を整えることにも役立ちます

性やお年寄りに多い慢性的な便秘の改善にも効果がありそうですね。

体に良い栄養素がたくさん含まれるビール酵母。 日常的に摂っていきたいですね。

ホップにはポリフェノールが含まれてる

ホップにはポリフェノール、フェストロゲンなどの栄養成分が豊富に含まれています。

ポリフェノールと言われて最初に思い浮かぶのは赤ワインですね。 ビールは赤ワインの次にポリフェノールを多く含んだお酒なのです。

ポリフェノールは抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を無害にするというすごい力を持っています。

動脈硬化や生活習慣病の予防に効果があります。

ニキビやシミ、お肌の老化の原因になる活性酸素を除去してくれる優れモノなのです。

ビールを飲んで体に悪影響を与える原因はある?

ビールの中には体に良い栄養素がたくさん含まれています。

毎日ビールをじゃんじゃん飲んで「これぞビール健康法」 でも、ちょっと待って!

本当にビールって体に良いことばかりなのでしょうか?

調子に乗って飲み過ぎていると落とし穴があるかもしれません。 本当にビールを楽しむために体に悪いことも知っておきましょう。

気が付いたら体が変化しているかも。 健康診断の数値を見て「嘘!」なんてことも。

プリン体で痛風を引き起こす?

「プリン体」とは穀物・肉・魚・野菜に含まれる旨味成分です。

人の体内でも生成・分解されています。 「痛風」は足の親指関節やくるぶしなどが、赤く腫れて激烈に痛む症状が特徴の病気です。

「風が吹いても痛い」というフレーズで知られていますね。

普通、プリン体は分解されて尿酸に変化し体外に排出されます。

尿酸量が排出能力を超え体内に蓄積されると痛風の原因になると言われています。 ですから、プリン体を取り過ぎてはいけません。

血糖値を上げる?

ビールに限らず、酒類は糖質が多い食品なので飲み過ぎはいけません。

まず、「血糖値を上げる=糖質が多い」ということを覚えておきましょう。

糖質が多い食品のダントツは主食です。

糖質の過剰摂取=血糖値が上がることになってしまいます。

最近は糖質ゼロのビールや日本酒も発売されていますね。 ちなみに、ウイスキーや焼酎のウーロン茶割りなどは糖質はほとんどありません。

そういうものを選んで飲めば2~3杯は大丈夫でしょう。 糖質に気を付けながら上手くお酒と付き合っていきたいものです。

脱水状態になるかも?

お酒を飲むとアルコールによる利尿作用がおこります。

飲んだ分以上に水分が出て行ってしまうからです。

ビールの場合、更に利尿作用が強力に。 1リットル飲むと、1.1リットルの水分を失うと言われています。

夏の炎天下だと汗で一層水分が失われ脱水がすすむことに。

また、アルコールを分解するためには水が不可欠飲み過ぎた翌朝、異常にのどが渇くのはそのためだったのですね。

ビールを飲む上での適量とは?

適量といってもかなり個人差があります。

年齢、性別、体重、アルコールの分解能力など、様々です。 その日の体調にも大きく影響されますね。

厚生省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」という政策があります。 その中で1日平均純アルコールで20g程度と記載されています。

チューハイ7%なら缶1本(350ml) 男性の1/2~2/3程度の量が適当と考えられます。

発泡酒とビールだったらどっちの方が健康的?

まず、ビールと発泡酒の違いは何でしょう。

それは「麦芽使用比率」「副原料の内容と使用比率」 「麦芽使用比率」が50%以上のものをビール未満のものを発泡酒といいます。

また、日本で決められた副原料以外を使うと発泡酒になります。 ビールで体に悪いものといえば「プリン体」ですね。

発泡酒と比べるとやはりビールの方が「プリン体」はかなり多いようです。 とはいえ飲み過ぎなければそれ程心配しなくてよいでしょう。

糖質に関しては、ビールも発泡酒もほぼ違いません。 どちらが健康に良いかといえば、発泡酒を選んだ方が良さそうです。

いずれにしても、おつまみや食事など他の食品と比べてみましょう。 「プリン体」も「糖質」も少なめです。

あとは適量を守れば特に心配はいらないと思われます。 量&おつまみに気を付けてビール健康法いきましょう!

まとめ

今回はビールの栄養素や体内への影響について解説しました。

意外とビールについて知らないことが多かったかもしれません。 ビールについて知れば知るほど、より健康を意識して飲めるようになりそうですよね!

ビールについての知識を知り、充実したお酒ライフを送っていきましょう!


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