【ビールを使ったレシピ】おすすめ料理5選!鶏肉料理やカレーなど
ビールはそのまま飲むだけではなく、料理にも使用できることをあなたはご存じでしょうか。
この記事では、ビールを使った美味しいおすすめのレシピを5選紹介しています。
近年オンラインゲーム「黒い砂漠」でも紹介されているビール料理は、ご家庭でも簡単に作ることが可能です。
記事内ではビールが料理にもたらす味の変化や、使うことによって料理にもたらされる効果等も紹介しています。
自宅で余ったビールを活用したい方や、ビール使った料理を楽しんでみたい方はぜひこの記事を読んでみてください。
料理にビールを使うことで得られる効果
「料理にビールを入れると、味の主張が強いお酒だから料理が全部ビール味になってしまうのでは」と、思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ご心配なく。意外にもビールはワインのように、料理と相性がよいお酒なのです。
さらにビールを入れることで、料理がさらに美味しくなる効果を得ることも可能です。
ここでは、ビールを料理に使うと得られる効果を味・酵母・炭酸の3つの面から紹介していきます。
ビールをお料理に使おうと考えている方は、ぜひご覧ください。
特有の苦みによる味の変化
ビールは特有の苦みを持ったお酒です。
風味は具材にも移るため、ビールを加えて具材を煮込むと独特のほろ苦さを持った「ビール煮」が完成します。
苦みはビールのスタイルによって異なるため
- コクと苦みをしっかりさせたいなら黒ビール
- ホップの苦みや香りを堪能したいならエールスタイルのビール
- 旨味を出しつつ苦さを少なくしたいならラガータイプのビール
という風に、使う料理や好みに合わせてビールを選ぶとよいでしょう。
酵母と炭酸による効果
ビールを料理に使うと、炭酸と酵母による健康効果や調理効果を得ることも可能となります。
また、ビール酵母に含まれる「酵母マンナン」には、免疫力を高める効果 があります。
炭酸にも胃粘膜の分泌を促し、便秘解消や老廃物の排出を助けるのに効果的 です。
ビールを調理に利用すると、酵母と炭酸により具材を柔らかくすることも可能です。
特に肉を柔らかくする効果は高く、筋があるものもほろほろと崩れるほど柔らかくすることができます。
アルコール成分は過熱でなくなる
ビールを料理に利用する際に心配になるのが、やはりアルコールが残らないかということではないでしょうか。
ご安心ください。ビールに含まれるアルコール成分は、しっかり加熱すればとばすことが可能です。
ビールを使った料理を食べたからといって、アルコールに酔ってしまうことはありません。
しかし、ビールをそのまま生で利用する料理には、アルコールはもちろん残ります。
ビール由来のアルコールを摂取したくない場合には、必ず30分ほどしっかりと加熱をしアルコールをとばすようにしましょう。
お子様がいる場合でも安心
ビールのアルコール成分は、加熱で抜けてしまいます。
そのため、ビールを使った料理はお子様でも安心して食べることができます。
しかし、ビールを使った料理にはお子様が苦手な苦味もあることは事実です。
ビール料理をお子様がいる家庭で出す際には、苦味が少ない黒ビールを使って調理をするとよいでしょう。
ビールのアルコールを完全にとばすには、30分以上じっくりコトコトと煮込むようにしてください。
ノンアルビールでも代用可
ご家庭にビールがない場合や、アルコールを上手くとばせるか心配な方は、料理にノンアルコールビールを使ってもよいでしょう。
ビール由来のアルコールは、30分ほどじっくり加熱しなければ抜けてくれません。
短時間で料理を作りたい場合や、アルコールなしで加熱しないビール料理を作りたい場合には、ノンアルコールビールは大活躍します。
アルコール摂取をしたくない方は、ぜひノンアルコールビールでの調理をお試しください。
おすすめ料理5選
ビール料理の特徴や得られる効果については、お分かりいただけたでしょうか。
ここからはいよいよ、ビールを使ったおすすめ料理を5選紹介していきます。
メインディッシュになる肉料理やお子様が大好きなカレーライス、おつまみやデザートなど幅広い種類の料理を取り揃えました。
ビール料理を食卓で楽しんでみたい方は、ぜひご覧ください。
牛肉のビール煮
一つ目の料理は、牛肉のビール煮です。
牛肉をビールで煮ると、炭酸と酵母が肉をしっかりと柔らかくしてくれます。
ほろ苦いビールの大人な味わいと、柔らかくて美味しいお肉の食感がたまらないご馳走レシピです。
牛肉のビール煮の作り方は、以下の通りです。
- 塩コショウをした牛肉に、薄力粉をつけバターをひいたフライパンでよく焼く
- 適度な大きさに切った玉ねぎと牛肉を、ビール・固形ブイヨン・水を入れた鍋で60~90分煮込む
- 煮詰まりすぎた場合は、水を足して調整する
- 皿に盛り、お好みの焼き野菜を添えて完成
天ぷら
二つ目の料理は、ビールを使った天ぷらです。
ビールを天ぷらの衣に使用すると、水では実現できないサクサクとした食感を得ることができます。
ビール天ぷらの作り方は、以下の通りです。
- 食材の水気をしっかり切っておく
- 衣を作る際に、水の代わりにしっかり冷やしたビールを入れる
- 食材に打ち粉をし、衣につけてカラッと揚げれば完成
ビールカレー
三つ目は、カレーにビールを加えるだけで簡単に作れる「ビールカレー」です。
この料理では、独特のほろ苦さがある大人の味わいが楽しめます。
水1,000mlに対し、ビールは100~150mlが適量です。
それ以上加えすぎると苦味が強く出すぎるため、非常に食べにくい味わいとなってしまいます。
ビールカレーに使うビールには苦味がほどよく、甘みがある黒ビールがおすすめです。
スパイスの香りを楽しみたい方は、コリアンダーなどが入ったホワイトエールを使うのもよいでしょう。
ビールの野菜漬け
四つ目はビールの野菜漬けです。
ビールのお供に、ビール漬けにした野菜は相性抜群です。
しゃきしゃきした野菜の食感と、ビール特有の味わいがこのレシピでは楽しめます。
ビールの野菜漬けの作り方は、以下の通りです。 アルコールをとばして作りたい場合には、ノンアルコールビールを利用しましょう。
- お好きな野菜を一口大に切る
- ビール・砂糖・鷹の爪・塩を混ぜあわせ、保存袋に入れて野菜をつける
- 冷蔵庫で一晩じっくり寝かせたら完成
ビアフロート
五つ目は、ビアフロートです。
この料理の作り方はとても簡単で、ビールの上にバニラアイスクリームを浮かべるだけで完成します。
ビアフロートの詳しい作り方は、以下の通りです。
- グラスはあらかじめ冷蔵庫で冷やしておく
- 冷やしたグラスにビールを泡立てないよう注ぐ
- ビールをグラスの7割ほど注いだら、アイスを浮かべて完成
なお、ビールフロートには、甘い味わいが特徴の黒ビールを使うのがおすすめです。
まとめ
この記事では、ビールを使ったおすすめ料理のレシピを5選紹介しました。
ビールを料理に使うと、炭酸と酵母により食材を柔らかくすることができます。
さらに「酵母マンナン」の効果により、免疫向上や便秘解消、老廃物の排出を促す効果も期待できます。
ビール料理に興味がある方は、この記事を参考にぜひご家庭でビール料理を作ってみてはいかがでしょうか。