地ビールの「coedo」が有名な埼玉県の市は?おすすめ銘柄も紹介
「COEDO」ってよく見るけどどういうビールなの?
近年、クラフトビールがブームになり、街場のレストランでも提供されていたり、クラフトビール専門店ができるなどの賑わいをみせていますね。
日本のクラフトビール業界を引っ張る、「COEDOビール」もそのひとつ!
今回はCOEDOを造っている会社「コエドブルワリー」とその魅力的なビールをご紹介しちゃいます!!
「coedo」とは?
COEDO(コエド)は埼玉県にあるクラフトビールを作っている会社です。
レストランや大型スーパーなどでこのラベルを目にしたことがある方もいるのではないでしょうか?
まず前提としてクラフトビールとは、「小さい規模の醸造所で作ったビール」を指します。
「地ビール」とも呼ばれます。
大手メーカーではなく独立した小規模でのビール造りという点ではどちらも同じですが、「地ビール」はご当地の特産品などを原料にしているなどお土産要素のイメージがあり、
それに対して「クラフトビール」はクラフト(工芸品)という名前からもわかるように、 職人がこだわって造ったというイメージがあります。
定義は同じですが、伝えたいイメージによって使い分けされています。
コエドブルワリーは2006年に自社ブランド「COEDOビール」を立ち上げ、それまではまずいと思われていた地ビールのイメージを払拭し、 今もクラフトビールの価値を追求し続けています。
「coedo」が有名な埼玉県の市は?
COEDOの本社があるのは、埼玉県の川越市ですが、現在醸造が行われているのは埼玉県東松山市です。
東松山市は、埼玉県のほぼ中央に位置する市で、人口は約9万人。県内の地域区分では西部の北端となっています。
埼玉県北西部の中心都市といわれ、多くの街道が集まる交通の要であり、都内へもアクセスが良いため東京のベッドタウンとされています。
昔は松山城の城下町としても知られていました。
”埼玉のへそ”として観光にも力を入れており、家族で楽しめるスポットがたくさんあります!
「coedo」の代表的な商品6選!
コエドブルワリーといえば、もちろん「COEDOビール」です。
ドイツから醸造家を呼んで立ち上げたブランドは、その美味しさで今も愛され続けています。
緑や青、赤など色とりどりのラベルが目を引くオシャレなデザイン。
350ml缶と333ml小瓶の2サイズ。飲み口や味わいでお好みにあわせて選べる6銘柄!
6銘柄にはそれぞれ日本の伝統色の名前がつけられています。
毬花 -Marihana-
香り、風味重視!シトラスを思わせるホップを贅沢に使用し、香りを丁寧に引き出しました。
低めのアルコールで飲みやすい、クリアな飲み口を両立させたビールです。
こんな人におすすめ
- やさしいビールが好きな人
- 香りを楽しみたい人
- とりあえずCOEDOを飲んでみたい人
クラフトビールを飲んだことがない人も、まずは毬花からチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね!
毬花‐Marihana-
- ボディ
- ミディアム
- ビアスタイル
- エールビール
- 発酵方法
- 上面発酵
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 4.5%
- 産地
- 埼玉県入間市
- 原材料
- 麦芽、ホップ
- ブルワリー
- コエド
商品詳細
淡い黄金色と純白の泡にシトラスのようなアロマホップが華やかに香ります。この華やかに香つホップを贅沢に取り入れました。アルコール度数が低めでクリアな飲み口。ホップの個性と風味を最大限に生かした毬花‐Marihana-です。
瑠璃 -Ruri-
さわやかな飲み口と深みのある味わい、ホップの香味苦味のバランスが素晴らしい。
クリアな黄金色をした透明感あふれる印象で、大人の楽しみを与えてくれるプレミアムピルスナービールです。
こんな人におすすめ
- いろいろな食事に合わせたい人
- バランスの良い味わいが好きな人
- ビールのイメージを壊すことなく楽しみたい人
- プレミアム感、大人の楽しみを感じたい人
普段ビールを飲みなれている方は、瑠璃を選ぶと良いかもしれません!
瑠璃-Ruri-
- ボディ
- ミディアム
- ビアスタイル
- ピルスナー
- 発酵方法
- 下面発酵
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 5.0%
- 産地
- 埼玉県
- 原材料
- 麦・ホップ
- ブルワリー
- コエドブルワリー
商品詳細
クリアな黄金色と白く柔らかい泡のコントラストが飲み口を爽やかにさせてくれます。軽やかな口当たりだけど、深みがあり、ホップの苦みのバランスをとった飽きの来ない上質な味わい。透明感あふれる特徴をもった瑠璃色‐Ruri-です。
白 -Shiro-
通常のビールは大麦がメインですが、こちらは小麦麦芽を使用。
小麦麦芽と特別な酵母が醸し出す果実のような香りと、さわやかかつコクのある飲み口。
個性的なのにやさしい味と、無濾過ビールならではの白濁色が特徴です。
こんな人におすすめ
- いつもと違うビールを飲んでみたい人
- 個性的なビールが好きな人
- 見た目も楽しみながら飲みたい人
ビール通の方にぜひおすすめしたいビールです!新たな発見になるかも!?
白‐Shiro-
- ボディ
- ミディアム〜フル
- ビアスタイル
- ヴァイツェン
- 発酵方法
- 上面発酵
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 5.5%
- 産地
- 埼玉県
- 原材料
- 麦芽・ホップ
- ブルワリー
- コエドブルワリー
商品詳細
明るくて、なめらかな白濁色が特徴のビールです。小麦麦芽と酵母が出す果実のような甘い香りが爽やかで、コクを感じながら滑らかなのどごしを味わえます。個性的な味わいと、包み込むような優しさからきた白‐Shiro-です。
伽羅 -Kyara-
6種類の麦芽とやや高めのアルコール。
ふくらみのある味わいと、白ブドウやスパイシーな柑橘を思わせる香り。
飲み応えがあり、心地よいキレが後味を引くビールです。
こちらはビールの色そのまま、見た目通りに色の名前がつけられました。
赤みがかった深い黄褐色をしています。
こんな人におすすめ
- ミディアムボディが好きな人
- 飲み応えを重視したい人
- 美味しく酔いたい人
飲み応えを感じながら楽しく過ごしたいときは伽羅がおすすめです!
伽羅-Kyara-
- ボディ
- ミディアム
- ビアスタイル
- オリジナル
- 発酵方法
- 下面発酵
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 5.5%
- 産地
- 埼玉県
- 原材料
- 麦芽・ホップ
- ブルワリー
- コエドブルワリー
商品詳細
赤みがかった深みのある黄褐色のビール。アロマホップがスパイシーな柑橘の香りを感じさせます。そして、鮮やかで綺麗な苦みが味わうことが出来、6種類の麦芽と高めのアルコール分が、丸みのあるミディアムボディを作り出しています。飲みごたえのある伽羅-Kyara-です。
漆黒 -Shikkoku-
長期熟成ビールで、名前の通り艶のある黒色をしているのが特徴です。(漆黒とは日本が世界に誇る最高の黒の呼称)
2種類のブラックモルトと6種類の麦芽を使用し、まろやかでありながら軽やかな味わい。
長期熟成というと重たくて飲みにくいイメージがありますが、漆黒はバランスにこだわって造られています。
こんな人におすすめ
- 上品で繊細な造りを感じたい人
- コクがありまろやかな味わいが好きな人
- 熟成ビールが好きな人
長期熟成ビールを飲んでみたい方はぜひ試してみてくださいね!
漆黒‐Shikkoku-
- ボディ
- ミディアム
- ビアスタイル
- シュバルツ
- 発酵方法
- 下面発酵
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 5.0%
- 産地
- 埼玉県
- 原材料
- 麦芽・ホップ
- ブルワリー
- コエドブルワリー
商品詳細
鮮やかな黒色と茶白色の細かい泡立ちの長期熟成のビール。心地よい香りのアロマホップと、2種類のブラックモルトと6種類の麦芽の配合が、まろやかさと軽やかさの絶妙なバランスを取っています。艶のある黒、しっとりした香味からうまれた漆黒‐Shikkoku-です。
紅赤 -Beniaka-
COEDOを語るうえで外せないのが、こちら紅赤です!
川越市の名産である薩摩芋を副原料に使用。独特の香りと甘味のあるビールです。
ほっとするやさしい味わい。 赤みがかった色と薩摩芋の風味にちなんで、紅赤と名づけられました。
こんな人におすすめ
- ご当地ならではのビールを飲みたい人
- 無濾過生ビールが好きな人
- 甘味のある味わいが好きな人
川越オリジナルエールといえばこれ!お土産にもぴったりです。
紅赤‐Beniaka-
- ボディ
- ミディアム
- ビアスタイル
- オリジナルスタイル
- 発酵方法
- 上面発酵
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 7.0%
- 産地
- 埼玉県
- 原材料
- 麦芽・ホップ
- ブルワリー
- コエドブルワリー
商品詳細
赤みがかった琥珀色に、香ばしい甘みのあるビールです。質のいい麦芽と川越産金時薩摩芋、紅赤からできました。紅赤は、ろ過しないで瓶詰めしています。薩摩芋の風味と、その色から紅赤‐Beniaka-が誕生しました。
「coedo」のコンテンツ
COEDOを伝えていくための独自のコンテンツがあります。
コエドのディテール、COEDOのビール職人によるビール造りの紹介、年に一度行われるCOEDOビール祭、COEDOブルワリーのレストランがあります。
これらをご紹介します。
コエドブルワリーでは、COEDOを支える関係者、消費者の人々に感謝の意を込めてさまざまな試みを行っています。
THE EXQUISITE
ビール造りにおける一つの小さな積み重ねから「Beer Beautiful」という世界が生まれると考えています。
コエドのディテールでは、このCOEDOのビール職人による、普段見せることのできない丁寧なビール造りを麦芽、麦汁、酵母、製品、職人に分けてご紹介しています。
- vol.1 麦芽 穀物を原料とする日本酒や焼酎などとの違い
- vol.2 麦汁 麦汁のつくり方とこだわりの天然水について
- vol.3 酵母 ビールにおける酵母の大切さ、冷却の必要性
- vol.4 製品 試飲、濾過、検査などビールの仕上げについて
- vol.5 職人 巨大な生き物係
COEDO BEER FESTIVAL
COEDOを通じて繋がりをもっている方々に感謝の気持ちを込めて、一年に一度開催されているCOEDOビールのお祭りです。
ビールを美味しく飲んでいる方々、ビジネスユーザーの方々、サービスを提供してくれている方々、そして地域の方々と、COEDOビールを媒介として繋がるコミュニティのあらゆる方々に、COEDOブルワリーからの感謝の気持ちを伝えるお祭りです。
COEDOビールと食、音楽、アート、ダンスなど、皆で一緒に楽しめるひと時を過ごします。
食、音楽、アート、ダンスなど、COEDOを支える人々に感謝を込めて年に一度開催されるフェスです。
ビールはもちろんのこと、食事、ステージ、ゲーム、ワークショップなど活動はさまざま。
2012~2019年まで毎年行われています。(醸造所の移転があった2016年を除く)
<2019年の概要>
日時:2019年9月23日(月・祝) 12:00~18:00
場所:ウェスタ川越(Googlemapで住所を確認)
COEDOBREWERY THE RESTAURANT
新業態となる「COEDOBREWERY THE RESTAURANT」は、醸造所の併設レストランです。ブルワリーから作り立てのビールを楽しめます。
中華をベースにしたメニューと、オーガニックの野菜を取り入れてビールとマッチさせたものを用意し、かしこまらずにどんな方でも楽しめるビアホールです。
肉汁たっぷりの「小籠湯包」とフレッシュトマトと酒麹のチリソースで食べる「エビチリ」、「ゴマダレ水餃子」と野菜ソースで食べる「焼き餃子」などは、COEDOビールがとてもすすむメニューです。
COEDO BREWERY THE RESTAURANTは、コエドブルワリーの醸造所併設のレストラン。
樽から注いだつくりたての生ビールが楽しめます。
フードメニューは中華料理を中心に、アラカルトやコース料理があり、さまざまなシーンで利用できます。
地域の魅力的な食材やオーガニック野菜を取り入れたメニューはわくわくするラインナップ。
ランチもあるのでご家族でも楽しめそうですね!
詳細はこちら!
まとめ
この記事では、COEDOビールの魅力をご紹介してきました。
埼玉県川越市の薩摩芋からできたビールで種類もさまざまなので、どれを飲んでみようか悩んでしまうでしょう。
毬花、瑠璃、白色、伽羅、漆黒、紅赤の種類から、ぜひお好みのビールを選んでみてはいかがでしょうか。
そして、お祭りやレストランの方にも足を運び、COEDOビールの美味しさを満喫しましょう!
いかがだったでしょうか。クラフトビールのイメージが変わった方もいるでしょう。
現地に足を運ぶのが難しい方はオンラインショップもありますので、気になったビールをぜひご自宅でも気軽に飲んでみてくださいね!
オンラインショップはこちら!
最後までお読みいただきありがとうございました!