グルテンフリービールって何?特徴やおすすめ5選を紹介!
グルテンフリーとは?
さて、今回は最近よく耳にする「グルテンフリー」という言葉について注目していこうと思います。
そもそもグルテンってなんだろう?って所からご説明していきたいと思うのですが、グルテンとは小麦粉に含まれる2種類のタンパク質「グルテニン」と「グリアジン」が絡み合ってできたものの事で、この「グルテン」こそが、小麦アレルギーの原因物質なのです。
なので「グルテンフリー」という言葉は、小麦アレルギーの原因となる「グルテン」を含まない食材の事をさします。
それなら小麦アレルギーの人は、小麦だけに気を付ければいいのか、と考えるのですが、そうとは言いきれません。
小麦と見た目もそっくりなイネ科の「大麦」であっても、タンパク質の一部に小麦と似た分子構造のタンパク質がある為、場合によってはアレルギー反応を起こしてしまう人もいるからです。
これを「交差抗原性(こうさこうげんせい)」といいます。
グルテンフリービールって何?
最近では小麦アレルギーを持っていない人であっても、健康意識の高い人達はグルテンフリーの食生活を実践しています。
そのため、グルテンフリー食材の種類も増加傾向にあり、ビールなんかもグルテンフリーの商品が注目されはじめています。
という事で、小麦アレルギーでなくても健康のために知っておきたいグルテンフリービールについてもご紹介していきたいと思います。
小麦が含まれる食材を食べた時に、体の調子が悪くなりやすい人や、グルテンフリーの食生活に興味がある人は是非参考にしてみて下さい。
ビールにグルテンは含まれるの?
ビールは麦芽・水・ビール酵母・ホップなどで製造されています。
この麦芽というのは、麦を少しだけ発芽させたものの事を意味します。
ビールであれば原料に占める麦芽比率が50%以上でなければいけませんし、発泡酒であっても多少なりとも麦芽を使用しているので、グルテンが含まれているという事になります。
国によってグルテンフリーの定義に違いはありますが、日本では第三者機関などで特定の検査をして、グルテン含有量が低い事が確認できれば「ノングルテン=グルテンフリー」と表記することが出来ます。
グルテンフリービールの特徴は?
欧米ではグルテン含有量が基準値を下回ってさえいれば、グルテンフリー表記をしてもいいという定義となっています。
つまり微量のグルテンが入っている場合でも、基準値以下であればグルテンフリー商品ということになります。
しかし日本ではグルテンを使用していないビールであってもグルテンフリーを名乗る商品があまりありません。
それは日本の検査基準が欧米に比べて厳しい事や、原料に麦芽を使っていないビールであっても、麦芽を主原料とするビールと同じ工場で作られている場合、微量のグルテンが含まれてしまう可能性が考えられるからです。
なので、日本ではグルテンフリービールと表記されていなくても、実際にはグルテンを使用していないビールが存在します。
グルテンフリービールの効果
グルテンは胃の中にある酵素や胃酸と反応し「エクソルフィン」という麻薬のようなタンパク質に分解されます。
このエクソルフィンには高揚感や中毒性をもたらし、食欲を増進させる作用があるので、グルテンを摂取し続けると、次第に小麦依存性を生じるようになります。
つまり小麦アレルギーの症状のない人であっても、グルテンフリーを選ぶことで、中毒性からくる食欲が抑えられるのでダイエットにも効果的という訳です。
ついつい飲み過ぎてしまうビールもグルテンフリービールに変える事で、エクソルフィンが発生しなくなるので、飲み過ぎてしまう心配が少なくなります。
グルテンフリービールのおすすめ5選を紹介!
のどごし<生>
- ボディ
- ライト
- ビアスタイル
- ピルスナー
- 発酵方法
- 下面発酵
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 5.0
- 産地
- 日本
- 原材料
- ホップ・糖類(国内製造)・大豆たんぱく・酵母エキス
- ブルワリー
- キリンビール
ー商品紹介ー
ジョキ生
最安値
350ml/24本
2,691円
(税込 2,960円)
- ボディ
- ライト
- ビアスタイル
- 第三のビール
- 発酵方法
- 下面発酵
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 5.0%
- 産地
- 日本
- 原材料
- ホップ、コーン、糖類、醸造アルコール、食物繊維、酵母エキス、コーンたんぱく分解物、香料、酸味料、カラメル色素、クエン酸K、甘味料(アセスルファムK)、炭酸ガス含有
- ブルワリー
- サントリー
ー商品紹介ー
ジョッキ生の主原料はとうもろこしで、添加物と人工甘味料は入っていますが原材料を見る限りではグルテン由来の物はなさそうです。
実はプリン体も少ない(0~0.9mg/100ml)こちらのビールは体にもうれしいですし、そこまで炭酸が強くないので、強炭酸が少し苦手な人におすすめです。
値段もそこまで高くないので、お財布にも優しい、グルテンフリーな第三のビールです♪
オーガニックビール グルテンフリーラガー
最安値
330ml/12本
5,400円
(税込 5,940円)
- ボディ
- ミディアム
- ビアスタイル
- ラガービール
- 発酵方法
- 下面発酵
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 4.9%
- 産地
- オーストラリア
- 原材料
- 麦芽 ホップ
- ブルワリー
- Brauhaus Gusswerk:グスヴェルク醸造所
ー商品紹介ー
こちらは大麦の他、米、とうもろこしを原料に使用したことで、ヨーロッパのグルテンフリー基準値(グルテン含有量20ppm)をかなり下回る数値を実現した奇跡のグルテンフリービールです。
マイルドな炭酸の風味を持つミディアムなボディと繊細な甘さで、とても飲みやすい爽やかな仕上がりになっています。
また、わずかながら(5ppm未満)グルテンが含まれるグルテンビールではありますが、その本格的な味わいは古典的な大麦ビールと大差ない代物と言えるでしょう。
ダウラ グルテンフリー ラガービール
- ボディ
- ミディアム
- ビアスタイル
- ラガービール
- 発酵方法
- 下面発酵
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 5.0%
- 産地
- スペイン
- 原材料
- 大麦麦芽、米、ホップ
- ブルワリー
- ダウラ
ー商品紹介ー
「ダウラ グルテンフリー ラガービール」はホップを加えて煮沸する前に、加水分解し麦汁のグルテン分子鎖を破壊し、最後にフィルターをかけてグルテンを取り除くという工程で作られており、グルテン含有量は驚きの3ppmp未満となっています。
グルテンフリー基準値を楽々下回っているグルテンビールという事になりますが、主成分はビールと同じ大麦麦芽から作られているので、味わいはまさに本格派ビールそのものです。
麦の香りがそのまま生きているグルテンビールなので、ビール好きでグルテンフリーに興味がある人は、一度飲んでみる価値ありです!
ジェード・オーガニック グルテン フリー
- ボディ
- ミディアム
- ビアスタイル
- ピルスナー
- 発酵方法
- 下面発酵
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 4.5%
- 産地
- フランス
- 原材料
- 麦芽、ホップ
- ブルワリー
- ジェード・オーガニック グルテン フリー
ー商品紹介ー
「ジェード・オーガニック グルテン フリー」は1986年にフランスで初めてのオーガニックビールとして発売されて以来、フランス国内で一番売れているオーガニックビールです。
原材料は麦芽とホップですが、製造の最終工程でグルテンを取り除いています。
軽やかな苦みが特徴の一つで、ほのかな麦芽の香りと共に芳醇な味わいが、口いっぱいに広がります。
ラガービール好きにおすすめのグルテンフリービールです。
フランスで愛され続けているオーガニックのビール…美味しさも健康も、両方いいとこどり人へ是非おすすめです♪
まとめ
今回はグルテンフリービールの特徴やおすすめ5選を紹介しました。
いつも飲んでいるビールが決まっている、そんな方はさまざまなビールを比較してみると、 自分に合ったビールが見つかるかもしれません。
さまざまなビールの中から自分に合うおすすめのビールと出会えることを期待します!