ノンアルコールビールは本当にアルコール度数0%?おすすめ5選紹介

飲酒ができないときの強い味方、ノンアルコールビール。

「ノンアルコールビール」という名前だからアルコールがはいっていないという考えは果たして正しいのでしょうか?

今回はそんな疑問に答えるべく、ノンアルコールビールについて調査しました。

ノンアルコールビールの定義、醸造方法、普通のビールとの違いを確認していきますので、ノンアルコールビールについて知りたい人は是非、最後まで読んでみてくださいね。

ノンアルコールビールの定義

この章ではノンアルコールビールについて解説していきます。

ノンアルコールビールの定義は「含まれているアルコールが1%未満の飲料」の事をいいます。

酒税法では「アルコール1パーセント以上の飲料」の事をいうので、いわゆる「酒類」ほどはアルコールが含まれていない飲料のことをノンアルコール飲料ということですね。

なので、ノンアルコールビールとは言いますが、アルコールが全く含まれていないというわけではなさそうですので購入するときは表示をよく見てみましょう。

ノンアルコールビールは酔うのか

日本のノンアルコールビールはアルコールが含まれていないことが多いですが、ノンアルコールビールで酔うことができるのでしょうか?

この章ではノンアルコールビールに含まれている微量のアルコールの影響について解説していきます。

どのくらい飲んだら酔う?

全くアルコールが入っていないノンアルコールビールの場合は当然酔うことはありません

しかし、見た目や味わいがビールに似ているため、ビールを飲んだ気になって、酔ったような気持ち、体調になることがあります。

これを「空酔い」といいます。いわゆるプラシーボ効果の一種ですね。

また、アルコールが微量に含まれているタイプの場合は、大量に飲んだり、お酒の弱かったりすると酔っぱらってしまうことがあるようですので注意しましょう。

プラシーボ効果とは ざっくり言うと、強い「思いこみ」で効果が現れること。
(薬などによく使う用語)

飲酒運転にはならないのか?

ノンアルコールビールを飲んだあとは運転してよいのでしょうか?

これも、「全くアルコールが含まれていないノンアルコールビール」なのか「アルコールが1%未満含まれているノンアルコールビール」なのかによって異なってきます。

全くアルコールが含まれていないノンアルコールビールの場合はもちろん飲んだ後に運転しても大丈夫です。

アルコールが微量に含まれているノンアルコールビールの場合は飲酒運転になる可能性があります

酒気帯び運転とは、アルコール検知器によって「呼気1リットル中のアルコール濃度が0.15ミリグラム以上」含まれている状態で運転することを指します。

アルコールが微量に含まれているノンアルコールビールの場合は当然呼気にアルコールが含まれる可能性もありますし酔ってしまう可能性があるので、飲んだ後に運転はやめましょう。

ノンアルコールビールの作り方

ここまでは、ノンアルアルコールビール定義について詳しく解説してきました。

ここからはノンアルコールビールの作り方について解説していきます。

この記事を読んで、是非ノンアルコールビールについて理解を深めてくださいね。

醸造方法

日本のビール会社で採用されているのは「ビールと同じ行程で作り、発酵自体を抑える」という方法です。

発酵の手順には麦から糖分を抽出し、発酵することでアルコールが作られていますが、この行程でなるべく発酵を抑える方法をとっています。

普通のビールとは何が違うのか?

この章では、普通のビールとノンアルコールビールの違いについて解説します。

味わいの違いと香りの違いについては、ノンアルコールビールの銘柄によっても異なります。

ノンアルコールビールの味わいについては、やはり普通のビールと比べて苦みが少なかったり、少し酸っぱさが強調されてしまうことが多いです。

ノンアルコールビールにはビールの特徴であるコクも少ないことがあります。

また、香りの違いも銘柄によって異なりますが、フローラルな香りが多いことも特徴です。

香りもノンアルコールビールの中からよいものを選んでみましょう。

おすすめノンアルコールビール銘柄5選

こちらの章ではおすすめノンアルコールビールの銘柄を解説をしていきます。

今は様々なビールメーカーでノンアルコールビールを発売しているので迷ってしまいますよね。

今回は5つおすすめを紹介しますので是非この中から選んでみてくださいね。

ビットブルガードライブ

    • ABV(アルコール度数)
    • ABV
    • 0%
    • 産地
    • ドイツ
    • 原材料
    • ‎麦芽 ホップ 水
    • ブルワリー
    • ビットブルガー

    商品詳細

    ドイツの大手ビールメーカーでビットブルガー社が卓越した技術で生みだしたノンアルコールビールです。こちらのノンアルコールビールが美味しい理由は、一旦ピルスナービールを作った後に、アルコールを抜くという行程を取っているからです。こういった行程を取るビールはアルコールが微量に含まれていることが多いですが、こちらのビールは0%までに抑えているのがすばらしいポイントでした。

    エルディンガー アルコールフリー

      • ABV(アルコール度数)
      • ABV
      • 0%
      • 産地
      • ‎ドイツ
      • 原材料
      • 小麦麦芽、大麦麦芽、ホップ、酵母/炭酸
      • ブルワリー
      • ‎グリーンエージェント

      商品詳細

      世界トップクラスの小麦ビールのエルディンガーのアルコールフリーの商品です。こちらもドイツのノンアルコールビールで、「我慢のノンアルコールビール」という概念が飲むと、くつがえるようなビールとなります。ビール醸造後にアルコールを除去しているため、味わいや香りも本物のビールのようです。飲めないときの乾杯のシーンにどうぞ。

      ブローリープレミアムラガー

        • ABV(アルコール度数)
        • ABV
        • 0.9%以下
        • 産地
        • 東京都
        • 原材料
        • 麦芽、しょ糖、ホップ、ロースト大麦/炭酸
        • ブルワリー
        • ‎ドウシシャ

        商品詳細

        副原料を一切使わず高品質の麦芽を使った低カロリーながら、ビールの味わいをしっかりと楽しむことができる本格ノンアルコールビールです。ただしこのノンアルコールビールには微量ですがアルコールが含まれているため、運転前の方や妊娠中の方の飲用はやめてください。アルコールが弱いが、ビールを楽しみたい方にもおすすめです。

        キリン 零ICHI

          • ABV(アルコール度数)
          • ABV
          • 0.1%
          • 産地
          • 東京都
          • 原材料
          • ‎麦芽(外国製造)、水あめ、食物繊維、米発酵エキス、ホップ/炭酸、香料、酸味料、調味料(アミノ酸)、乳化剤
          • ブルワリー
          • ‎キリンビール

          商品詳細

          こちらのビールは大手ビールメーカー「キリンビール」がビールに近いノンアルビールを目指して作られた商品です。原材料費率を見直し甘味料と着色料を一切使わず、すっきりとした後味を実現しています。麦のうまみを丁寧に引き出した本商品ですが、若干アルコールが含まれるため飲用の際にはご注意ください。

          クラウスターラー

            • ABV(アルコール度数)
            • ABV
            • 0%
            • 産地
            • ドイツ
            • 原材料
            • 大麦麦芽/ホップエキス・炭酸
            • ブルワリー
            • ラーデベルガー社

            商品詳細

            誰もノンアルコールビールを思いついていなかった頃から製造、販売していたのがこのノンアルコールビールです。豊かなホップとスパイスの香りを感じることができ、ノンアルコールビールと言えど侮ることはできません。ワールドビアノンアルコール部門でも金賞受賞歴のある実力派ビールです。

            まとめ

            いかがでしたでしょうか?

            今回はノンアルコールビールについて解説しました。

            ノンアルコールビールの正しい定義や、ノンアルコールの醸造方法など、少しでも理解が頂けたら幸いです。

            多くのノンアルコールビールにはアルコールが含まれていませんが、中には1パーセント未満含まれていることが多いようです。

            ノンアルコールビールを頂く前には必ず表示をチェックし、少しでもアルコールが含まれているものに関しては、注意しましょう!

            少しでもこの記事を読んでノンアルコールビールについて理解を頂けたのであれば幸いです。


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