ビールとコーラの人気カクテルを紹介!カロリーや糖質なども解説!

ビールとコーラの人気カクテルを紹介!カロリーや糖質なども解説!

「ディーゼル」という名前を聞くと何を思い浮かべますか?

自動車?ブランド? 実はビールの飲み方のひとつで、ビアカクテルの名前です。

ご存知でしたか? 日本ではメジャーではありませんが、アメリカやドイツではかなりポピュラーな飲み方です。

実際はどんな味なのでしょうか?

この記事ではディーゼルとはどんな飲み物なのかお伝えしていきます。

ディーゼルとは

ディーゼルとは

ディーゼルとは、簡単にいうとビールとコーラをミックスしたカクテルです。

ビールに

  • サイダーやレモンスカッシュをミックスしたら「パナシェ」
  • ジンジャーエールをミックスしたら「シャンディガフ」
  • トマトジュースをミックスしたら「レッドアイ」

ですね。

ディーゼルは、アメリカやドイツにあるレストランやバーで普通に提供されている、とてもポピュラーなビールの飲み方のひとつです。

ビールとコーラなんて、カロリーも糖質も高そうと思われがちですが、ほどほどに楽しむには問題なさそうです。

ディーゼルはビールの苦味が抑えられてグイグイ飲める、実に爽快な飲み方です。

ディーゼルの作り方

ディーゼルの作り方

それではディーゼルのレシピをご紹介しましょう。

特にこれでなければいけないといった作り方はなく、とても自由で気軽に作ることができるレシピです。

暑い季節は、冷蔵庫にビールとコーラが入っている時が多くなると思いますのでぜひ作ってみて下さい。

グラスを良く冷やす

ディーゼルは、作る前にグラスを十分によく冷やすことが美味しくなるポイントです。

なぜなら、氷を入れないカクテルだから。

クーラーがよく効いた部屋でも、室温のグラスは結構温く感じるもの。

ビールを飲む時と同様、グラスもキンキンに冷やしましょう!

もしもグラスを冷やし忘れたら、グラス内に氷をたっぷり入れてマドラーでステアします。

あっという間にキンキンに冷えたグラスの完成です。

もちろん、コーラもビールもよく冷やして下さいね。

ビールとコーラを混ぜ合わせる

ディーゼルのレシピはとても簡単です。

ビールとコーラをよく冷やしたグラスに注ぎ入れるだけ。 簡単ですよね。

ディーゼルは他のカクテルのようにこれといった決まったレシピは存在しません。

自由で手軽に作れるカクテルなのです。

とは言っても、ビールとコーラのちょうど良い割合はどれくらいでしょうか?

1対1くらいが作りやすいでしょう。

お好みで、レモンやライムを絞り入れても美味しいです。

また、ビール多めバージョンやコーラ多めバージョンを作って、ご自分に合った割合を見つけるのも楽しいですね。

合わせるコーラはどれがおすすめ?

合わせるコーラはどれがおすすめ?

ディーゼルによく合うコーラにはどんなものがあるのでしょうか?

「コーラ」と一口に言っても、日本で売られているコーラは意外と種類が多くて迷いますよね。

ここではディーゼルにぴったりなコーラをご紹介してきます。

コカ・コーラ

元々はアメリカで、炭酸水は薬として飲まれていたというから驚きですね。

そこに薬効が強い成分を添加して、薬用酒として売り出されたものがコーラの始まりと言われています。

ところが禁酒運動の影響を受けて、薬用酒が販売できなくなってしまいました。

そこで、漢方でも使われるスパイスや柑橘系の果皮をミックスした、炭酸水に混ぜるシロップとして1886年に誕生したのがコカ・コーラなのです。

強めの炭酸と爽快なフレーバー、甘さの余韻が感じられる美味しさです。

コカコーラゼロ

健康を気遣う人のために発売されたコカ・コーラゼロ。

健康志向の高まりから、ゼロカロリー、ゼロシュガーの製品が次々と発売されていた2005年に発売されました。

健康にはなりたいけど、コカ・コーラは楽しみたい!

コカ・コーラゼロはカロリーも糖質もゼロ。

太ることを気にしている方、糖質制限をしている方の味方です。

強めの炭酸は通常のコカ・コーラと変わりません。

フレーバーは控えめで、後味はさっぱりとしています。

ペプシ

ペプシコーラは、1894年に消化不良の治療薬として誕生しました。

治療薬の処方にはペプシンという消化酵素が含まれており、そのペプシンにちなんでペプシコーラと名づけられました。

日本には戦後、GHQが飲むために輸入されていましたが、ニクソン元大統領の働きかけで一般でも飲めるようになり、広まっていったのです。

コカ・コーラに比べて炭酸はマイルド。

コーラスパイスの香りが華やかです。

甘味が強く感じられるので、ビールとミックスすると苦味が抑えられてより飲みやすく感じます。

ドクターペッパー

ドクターペッパーは、アメリカで最も古い炭酸飲料です。

1885年、薬剤師のモリソンが開発。

当時は炭酸飲料を健康的なイメージで売るため、名前の頭に「Dr.」をつけるのが流行っていました。

そこで、かつてモリソンの雇い主であったペッパー氏の名前を取りドクターペッパーとなりました。

ドクターペッパーは、他のコーラと違いコーラナッツを元に作られたものではありません。

当時の薬局に設置してあったソーダファウンテン(ドリンクバーのサーバーのようなもの)から数種類のフレーバーを混ぜて作ったと言われていますが、原料は現在も非公開です。

炭酸はマイルドで甘さも強く、杏仁豆腐やアーモンドのような香りが特徴です。

合わせるビールはどれがおすすめ?

合わせるビールはどれがおすすめ?

ディーゼルにするビールはどんなものが良いのでしょうか?

アメリカやドイツのレストランでディーゼルを提供する時にはスタウトを使うのが一般的ですが、お好みでピルスナーなど手に入りやすいビールもおすすめです。

どんなビールが合うのか見ていきましょう。

黒ビール【ギネス】

1759年にアイルランドで誕生したギネス。

エールビールの中でも色の黒いものをスタウトと呼びます。

麦芽のローストされた香りとほのかにフルーツの香り。

苦味と甘味のバランスを感じることができるコクがあるけど後味はあっさりとしたビールです。

ギネス自体も甘味が感じられるビールですが、ディーゼルに使うとスタウト特有の苦味をより感じることができる味わいに変化します。

後味の爽快感を楽しむよりも、コクや苦味の余韻を楽しむカクテルに変化できそうです。

アサヒスーパードライ

1987年に誕生したアサヒスーパードライ。

このビールの誕生で、日本ではビールの「ドライ戦争」が始まりました。

発売以降、スーパードライは日本一のビールとして君臨し続けています。

2022年に発売から初めてリニューアルをし、現代に合わせてドライ感を抑え、より一層飲みやすくなりました。

麦芽とホップの香りはバランスが良く、とてもあっさりと癖がない味わいです。

ディーゼルにすると、より一層苦味が薄らぎ甘さが増します。

苦味の苦手な方にはぴったりの爽快感が強めなカクテルに変化します。

コロナ

1925年、メキシコのモデロ醸造所で誕生したコロナ・エキストラ。

そのまま飲んだり、塩を加えて飲むコロナ。

エキストラですが、やはりボトルにライムを入れて飲むのが王道スタイルです。

強めの炭酸にキリッとした苦味。

味わいにクセがなく、非常に喉越しの良い麦酒です。

ディーゼルにすると、かなりあっさりとしたカクテルになります。

ビールの苦味や香りはコーラで中和され、甘味は増しますがさっぱりとした味わいに変化します。

まとめ

まとめ

日本ではまだ馴染みのないディーゼル。

いかがでしたか? これからの季節にぴったりのビアカクテル。

ご家庭でも手軽に作ることができるカクテルでした。

無限の組み合わせや比率で自分好みのオリジナル・ディーゼルを楽しんでみましょう!


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