日本酒「鍋島」とは?値段やランキング、販売店はどこかなど紹介!
最近では、おうちでお酒を日本酒を楽しむ方も増えてきました。
一方で、日本酒と聞くと、なんとなく敷居が高いと感じてしまう方や何を選んだら良いのかわからない方もいるのではないでしょうか。
「地酒」と言われるように、国内には各地においしい日本酒がたくさんあります。今回はその中から佐賀県の日本酒「鍋島」をご紹介します。
楽しくおいしく飲むための日本酒えらびのヒントになればと思います。
日本酒「鍋島」とは?
鍋島とは、佐賀県にある酒蔵・富久千代酒造が造る日本酒です。「地元の米と水で醸し出す地酒」を目指して、1998年に誕生しました。
その名は、江戸時代に約300年間佐賀藩を統治した鍋島家に由来しています。
鍋島の特徴は、豊かな米の旨みと甘み。水と米へのこだわり、手造りの麹や丁寧な仕込みなど、スタッフの妥協を許さない姿勢と並々ならぬ努力によって、その味わいは日々進化しています。
2002年に開催された国際酒祭りの純米酒部門で一位に輝いて以来、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)や数々の日本酒鑑評会において高い評価を得ている日本酒です。
基本情報
醸造所名 | 富久千代酒造有限会社 |
---|---|
住所 | 〒849-1322 佐賀県鹿島市浜町1244-1 |
ホームページ | https://nabeshima.biz/index.html |
オンラインショップ | https://www.urano-saketen.com/product-list/53 |
アクセス | JR長崎本線・肥前浜駅より徒歩3分 |
地図 | Googlemapで住所を確認 |
鍋島の日本酒の種類
鍋島は、原料にこだわり、丁寧に仕込まれており、しっかりとした味わいの日本酒です。お米の持つ芳醇な旨みや甘みを楽しみたい方におすすめです。
また、甘みがありながらもスッキリとした後口のものもあり、 普段あまり日本酒を飲まれない方にも飲みやすく仕上がっています。
鍋島には、普通酒、特別本醸造、吟醸、純米吟醸、純米酒、特別純米酒、純米大吟醸があり、 季節商品も含めると現在33種類ありますが、後ほどその中からいくつかご紹介します。
<鍋島 商品ラインナップ> https://nabeshima.biz/sake.html
鍋島の値段や価格帯
鍋島の価格帯は720mlが1,000円台から5,000円台、1800mlは2,000円台から10,000円台と、幅広いです。
鍋島には普通酒と特定名称酒(特別本醸造や特別純米、吟醸、大吟醸など)があり、それによって値段も変わってきます。
また、季節ごとのシリーズもあります。リーズナブルなものでもしっかりとした味わいで、ファンになる方も多いお酒です。
種類も豊富なので、720mlでいくつか種類を揃えて飲み比べするのも楽しくておすすめです。
鍋島を購入するには?
続いて、鍋島の購入方法をご紹介します。鍋島は各地にある特約店で購入することができます。特約店とは、メーカーと契約を結び、販売を任された業者のことです。
ただ、大変人気があるため、店頭に入荷してもすぐに売り切れてしまう可能性も。希少な鍋島ですが、オンラインでも購入できます。
実店舗でもオンラインショップでも、お店によって取り扱っている種類が異なる場合があります。
それぞれの購入方法についてみていきましょう。
オンラインショップ
鍋島は、富久千代酒造が契約を結んでいる特約店のオンラインショップで購入することができます。
オンラインショップでの購入には以下のようなメリット・デメリットがあります。
<メリット>
- 近くに鍋島の取扱店がなくても購入できる。
- 時間を気にせず、いつでも購入できる。
- 自宅に配送してもらえる。
<デメリット>
- 価格が適正でない場合がある。
- 品質管理がきちんと行われているお店かどうか判断しにくい場合がある。
販売店
一方、店舗での購入には以下のようなメリット・デメリットがあります。
<メリット>
- 詳しい店員さんに説明を聞くことができる。
- 実際に商品を見ながら選ぶことができる。
<デメリット>
- 購入できるお店が限られている。
- 全種類そろっていない場合もある。
<鍋島特約店一覧> https://nabeshima.biz/shop.html
提供店
鍋島は、酒屋で購入するだけでなく、飲食店で味わうこともできます。
<メリット>
- 手軽に他のお酒と飲み比べができる。
- 少ない量(一合など)で味を試せる。
<デメリット>
- すべての飲食店で飲めるわけではない。
- 提供しているお店でも、種類がそろっていない場合もある。
参考サイト: https://www.takusan.net/kyoudoryouri/sake/22300/
常時置いていないお店もありますので、事前にお店にお問い合わせすることをおすすめします。
日本酒「鍋島」ランキングTOP5を紹介!
続いて、鍋島の商品おすすめ5選をご紹介します。鍋島 特別純米酒
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 0.15
- 産地
- 佐賀県
- 原材料
- 米、米麹
- ブルワリー
- 富久千代酒造
商品詳細
鍋島定番の一品。爽やかな酸味とキレがあり、ライトで飲みやすい仕上がり。
鍋島 大吟醸
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 0.17
- 産地
- 佐賀県
- 原材料
- 米・米麹・醸造アルコール
- ブルワリー
- 富久千代酒造
商品詳細
上品な甘みとお米の旨みが存分に楽しめ、食中酒としてどんな料理にも合う一品。 IWCで最高賞の「チャンピオン・サケ」を受賞するなど、実力派の一本。
鍋島 純米大吟醸 愛山
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 0.16
- 産地
- 佐賀県
- 原材料
- 米、米麹
- ブルワリー
- 富久千代酒造
商品詳細
とろけるような芳醇な甘みと香り、旨みがギュッと詰まっており、華やかな味わい。
鍋島 純米吟醸 山田錦
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 0.16
- 産地
- 佐賀県
- 原材料
- 米、米麹
- ブルワリー
- 富久千代酒造
商品詳細
酒米の王様・山田錦の旨みが凝縮した一本。優しい甘みが余韻を残す。
鍋島 吟醸 サマームーン
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 0.16
- 産地
- 佐賀県
- 原材料
- 米、米麹
- ブルワリー
- 富久千代酒造
商品詳細
「ムーンシリーズ」という季節ごとの商品の中で、夏にぴったりの爽やかなお酒。酸味と甘みのバランスも良く、軽やかな後口で飽きることなく飲み進められます。
まとめ
いかがでしたか。今回は日本酒「鍋島」についてご紹介しました。
鍋島は「入手困難な人気のお酒」というイメージでしたが、その味はこだわりの原料やお酒と向き合う酒蔵の真摯な姿勢によって出来上がったのですね。
杜氏である飯盛直喜氏は、富久千代酒造の公式ページで「酒造りを続ける限り、 この世から日本酒の伝統文化が消えない限り、鍋島は永遠に成長し続けると考えます。」と語っています。
これからも進化し続ける鍋島をぜひ味わってみてください!