【甘口・辛口】安くい、美味しい日本酒ランキングTOP10!

最近日本だけではなく海外でも人気の日本酒。

でも、いざスーパーや酒屋、通販などで購入しようと思っても、種類が多すぎてどの日本酒を購入すればいいか迷ってしまいますよね。

そんな方のために今回は安くて美味しい【甘口・辛口】日本酒ランキングをご紹介します。

日本酒とは

 

日本酒とは和酒を代表する伝統的なお酒です。

米を原料に日本独自の製法で作らてきました。

酒税法では「清酒」と明記されることもあり、次のような定義があります。

  • 「米」「米こうじ」「水」を原料としている
  • アルコール度数22%未満
  • こす(ろ過)工程がある
  • 原料の重量の合計が米(こうじ米を含む)の重量の100分の50を超えていない

原料は「米」「米こうじ」「水」のみを使用。米に麹菌を繁殖させた「米こうじ」と水を蒸した白米に加えて、発酵・熟成させてこしたものが日本酒です。

米には糖分が含まれていないため、デンプンから糖を作り出して乳酸菌や酵母菌を加えてアルコール発酵させています。

原料をアルコール発酵させて造るため「醸造酒」という製造方法に分類され、家庭用の料理酒から1本数万円の高級なものまで様々。

また原料である米や水などの種類、製造工程が違えば味も変わります。

日本酒は日本人の主食であるお米の旨味を味わうお酒です。

自分に合った銘柄を探すのも楽しみのひとつではないでしょうか。

日本酒の選び方

 

ひと口に日本酒といっても売り場にはたくさん並んでいて、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

そこで日本酒の選び方について、ご紹介しますので 、参考にしてみてくださいね。

1.種類で選ぶ

日本酒には原料や製造方法が一定の基準を満たした「特定名称酒」があります。

特定名称酒には「純米酒」と「本醸造酒」があり、好みによって選ぶのがおすすめです。

「純米酒」は原料である米の旨味を最大限に味わう日本酒です。

ふくよかな香りで、甘口を選べば口当たりも優しく日本酒初心者の方にもおすすめ。

純米酒よりも米に磨きをかけた「純米吟醸酒」や「純米大吟醸」、「特別純米酒」などを選ぶことにより、さらに洗練された味わいを楽しむことができますよ。

「本醸造酒」はアルコールを添加しているため、米の旨味がありながらもスッキリとした味わいがある日本酒です。

クセが少なくキレのある味わいで辛口が好きな方におすすめ。

「特別本醸造酒」を選べば、さらに雑味のないクリアな味わいが楽しめます。

2.甘口・辛口で選ぶ

日本酒は「甘口」と「辛口」があり、好みの味で選ぶのもいいかもしれません。

「甘口」は口当たりが優しく、日本酒の初心者や普段日本酒を飲まないという方にも飲みやすいのが特徴です。

「辛口」はキレのある香り高いさっぱりとした味わいが特徴です。

日本酒が好きな方や甘口では物足りないという方にもおすすめです。

「甘口」と「辛口」はラベルに記載されている「日本酒度」を確認してみてくださいね。

マイナスの数値が大きいほど「甘口」、プラスの数値が大きいほど「辛口」となります。

3.産地・米

日本酒は産地によって原料となる米の種類や造りも違います。

その土地の料理と相性が良く造られている場合も多いようです。

日本酒の酒どころといえば新潟県が有名ですが、その他にも長野県や兵庫県、福島県などにも多くの酒蔵があり、地域による味わいの違いを楽しむのもいいかもしれません。

日本酒の種類

日本酒は「普通酒」と「特定名称酒」の2種類があります。

「普通酒」とは「特定名称酒」以外の原料や精米歩合などに制約のない日本酒のことを指します。

そのため価格も安く、気軽に飲めます。

反対に「特定名称酒」は「純米酒」「本醸造酒」「吟醸酒」の3種類あり、原料や精米歩合には一定の基準が設けられています。

純米酒

純米酒とは原料が米、米こうじ、水だけで作り、醸造アルコールを加えていない純粋な日本酒のことを言います。

そのため米の旨味や香りを最大限に味わえるお酒です。

純米酒は「吟醸酒」「本醸造酒」と同じ「特定名称酒」に分類され、酒税法では以下のような定義があります。

  • 米・米こうじ・水だけを使用しているもの
  • こうじ米の使用割合が15%以上
  • 農産物検査法によって3等以上に格付けされた米を使用

純米酒の中でも特別な醸造方法で作られた精米歩合60%以上のものを「特別純米酒」と言います。

純米酒以上に米を磨いているため、香りや味わい、色沢が良質な日本酒です。

ワンランク上の味わいを楽しみたい方におすすめです。

その他にも吟醸造りで作られたのもを「純米吟醸酒」、その中でも精米歩合が50%以上で「純米大吟醸酒」となります。

吟醸造りは白米を低温で時間をかけて発酵させ、「吟醸香」という独特の香りが出るように造る製法です。

ゆっくり発酵させるため果物のような香りや味わいがあります。

純米大吟醸になるとさらに香りも良く、深みのある味わいが楽しめる日本酒です。

飲み方は銘柄により多少ことなりますが、常温~人肌くらいがより美味しく味わえるちょうど良い温度です。

自分に合った飲み方を見つけるのも楽しみのひとつですよね。

本醸造酒

本醸造酒とは特定名称酒のひとつに分類され、精米歩合70%以下の米・米こうじ・水の他に醸造アルコールを加えて造った日本酒のことを言います。

醸造アルコールとは、トウモロコシやサトウキビ、イモ類などを主な原料として発酵させた純度の高い食用のアルコールです。

味や香りはほとんどなく、日本酒の風味を損なうことなく添加できます。

醸造アルコールを加えるのは、味の調製をしたり、品質の劣化防止などをの欠点を補うのが目的です。

本醸造酒の中でも精米歩合60%以下、特別な製法で造ったものを「特別本醸造酒」と言います。

本醸造酒よりも米を10%以上磨いているので、雑味も少なく飲みやすい味わいになります。

本醸造酒は口あたりが軽く、甘みを抑えてスッキリした味わいで、純米酒や吟醸酒などとはまた違った魅力があります。

気軽に購入できる価格のため、毎日の晩酌にも取り入れやすいお酒です。

冷酒で飲むことによって、より本醸造酒の良さを感じることができますよ。

燗で飲むのが好きな方は温め過ぎると味わいが失われてしますので、ぬるめがおすすめです。

日本酒の甘口と辛口の違い

 

日本酒には甘口と辛口があります。その違いをご存知ですか?

実は甘口と辛口を決めるのは「日本酒度」と「酸度」という指標です。

この数値はラベルにも表示されており、見たことあるという方もいらっしゃると思います。

では、「日本酒度」と「酸度」について詳しく見ていきましょう。

  • 【日本酒度】日本酒に含まれる糖分などの成分量を表します。水と糖分などの比重で考え、この数値がマイナスになれば「甘口」、プラスになれば「辛口」です。日本酒の平均値は大体0.0~+0.5なので、それよりも下回れば「甘口」、上回れば「辛口」と言えます。
  • 【酸度】日本酒に含まれる乳酸・コハク酸・クエン酸・リンゴ酸などのアミノ酸の量を表しています。酸度が高いと「辛口」、低いと「甘口」です。これは酸が多いほど日本酒にキレがあり、甘味よりも辛さが引き立つからです。 吟醸酒や本醸造酒には醸造アルコールが添加されているため、糖分の割合が少なく辛口が多い傾向にあります。しかし、純米酒は甘口から辛口まで幅広くありますが、醸造アルコールを添加しないため辛口を造りだすのは高度な技術が必要になるようです。

このように成分量から甘口と辛口を見分けることもできますが、一緒に食べる物や温度によっても感じ方は変わってきます。

例えば冷たいと甘みが飛び辛口に感じたり、暖かいと酸味が和らぐので甘口に感じることもあります。

熱い温度になればアルコールのピリッとした刺激が強くなり辛口のような味わいになることも。

またアルコール度数が高いとそれだけ刺激が多くなるので、辛口と感じることもあります。逆にフルーティーな香りによって甘口と感じる場合も。

「甘口」と「辛口」は人の感覚に左右されることも多いです。色々と飲み比べて、自分好みの日本酒を見つけてみるのもいいかもしれませんね。

「甘口」安くて美味しい日本酒ランキング5選

 

甘口は日本酒が初めてという方も飲みやすいので人気があります。

しかし、甘口だけでも種類が多くて迷ってしまうと思います。

そこで安くて美味しい甘口の日本酒をご紹介します。

一ノ蔵 ひめぜん

  • ボディ
  • ライト
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 8
  • 産地
  • 宮城県
  • 原材料
  • トヨニシキ
  • ブルワリー
  • 株式会社一ノ蔵

商品詳細

日本酒にはない爽やかな酸味と柔らかな甘みのバランス良い味わいです。お酒が強くない方や普段あまり日本酒を飲まない方にも飲みやすい。冷でも熱燗でも味わいが損なわれないので美味しく飲めます。安くて手頃に楽しめる日本酒です。

菊水の純米酒

  • ボディ
  • ライト
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 15
  • 産地
  • 兵庫県
  • 原材料
  • 米、米こうじ
  • ブルワリー
  • 菊水酒造株式会社

商品詳細

お米の旨味を感じられる濃厚な味わいなのに重たくない日本酒です。冷にすればキレを、燗にすればコクが際立ち、どんな料理とも相性抜群。お手頃な価格で普段の晩酌にも取り入れやすいお酒です。

大関 極上の甘口

  • ボディ
  • ライト
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 10
  • 産地
  • 兵庫県
  • 原材料
  • 米、米こうじ、醸造アルコール
  • ブルワリー
  • 大関株式会社

商品詳細

米を贅沢に使用し、上品な甘みと程よい甘みのふくよかなバランスに仕上げた日本酒です。口当たりが優しく、ジュースのような飲みやすさがあります。日本酒初心者やお酒が苦手な方にもおすすめです。

松竹梅白壁蔵「澪(みお)」スパークリング清酒

  • ボディ
  • ライト
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 5
  • 産地
  • 京都府
  • 原材料
  • 米、米こうじ、炭酸ガス含有
  • ブルワリー
  • 宝酒造株式会社

商品詳細

やさしい甘みとほどよい酸味でマスカットのような味わいの日本酒です。日本酒に炭酸をプラスているので、冷やして飲むと一層美味しく飲めます。おしゃれに日本酒を楽しみたい時におすすめです。

富久錦 純米 Fu

  • ボディ
  • ライト
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 8~9
  • 産地
  • 兵庫県
  • 原材料
  • 米、米こうじ
  • ブルワリー
  • 富久錦株式会社

商品詳細

アルコール度数も低く、果実のようなフルティーな味わいで飲みやすい日本酒です。いい意味で日本酒っぱくない飲み心地で、初心者にも始めやすいお酒です。少し辛味のある料理と相性がよく、女性にも人気の日本酒です。

「辛口」安くて美味しい日本酒ランキング5選

日本酒が好きな方は辛口を選ぶ方も多いと思います。

スッキリとしたキレのある辛口は選べば初めてでも飲みやすいです。

そこで安くて美味しい辛口の日本酒をご紹介します。

白瀧酒造 上善如水 純米吟醸

  • ボディ
  • ライト
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 14~15
  • 産地
  • 新潟県
  • 原材料
  • 米、米こうじ
  • ブルワリー
  • 白瀧酒造株式会社

商品詳細

フルティーな香りがあり、程よい甘みとスッキリした酸味が交互に口の中に広がります。辛口ですが、酸味が強すぎないので初心者の方にも飲みやすい日本酒です。常温や冷にして飲むことで、本来の味わいを感じられます。

彗 ハレー 直汲み純米

  • ボディ
  • ミディアム
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 15
  • 産地
  • 長野県
  • 原材料
  • 米、米こうじ
  • ブルワリー
  • 遠藤酒造場

商品詳細

ほんのり甘みと優しい酸味がちょうど良いバランスで飲み飽きしません。後味もスッキリしていて、日本酒が苦手な方も飲みやすい日本酒です。直汲みなのでフレッシュな味わいになっています。

北の勝 大海

  • ボディ
  • ライト
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 15
  • 産地
  • 北海道
  • 原材料
  • 米、米こうじ、醸造アルコール
  • ブルワリー
  • 碓氷勝三郎商店

商品詳細

甘みは少なく、キレのあるスッキリとした酸味が特徴の日本酒です。価格も手頃で日常に取り入れやすい。北海道生まれのため海鮮料理との相性抜群です。

辛口ゴールド 真澄

  • ボディ
  • ライト
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 15
  • 産地
  • 長野県
  • 原材料
  • 米、米こうじ、醸造アルコール
  • ブルワリー
  • 宮坂酒造

商品詳細

フルティーで穏やかな香りにあっさりした軽い酸味と渋みの辛口。日常に飲みやすい日本酒として人気の商品。常温で飲むことで本来の良さが感じられます。

大七 純米生酛

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最安値

180ml/1本

381円

(税込420円)

  • ボディ
  • ライト
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 15
  • 産地
  • 福島県
  • 原材料
  • 米、米こうじ
  • ブルワリー
  • 大七酒造株式会社

商品詳細

やわらかな味わいの中にもキレがあり、後味もあっさりしていてバランスがとてもいい日本酒です。旨味がしっかりと感じられるので、和食だけではなく中華や洋食など幅広い料理とも合います。価格以上の味わいが楽しめるお酒です。

まとめ

日本酒は種類が多くて悩んでしまう方も多いと思います。そこで「甘口」と「辛口」のランキングをご紹介しました。人によって好みはそれぞれあります。今回ご紹介した商品を参考に、自分好みの日本酒を探してみるのもいいかもしれませんね。

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