日本酒の平均アルコール度数は?高い酒や低い酒のランキングも紹介!

 

日本酒といえば、夏には冷酒、冬には熱燗と年間通して楽しめるお酒ですね。

「日本」と名が付くからには和食にはもちろん、お肉料理や洋食にも意外と合いますね。

そこで今回は日本酒のことをもっと知りたい!という方へ、日本酒の種類やアルコール度数をランキング形式で一覧にてご紹介していきます。

日本酒を飲むとすぐに酔ってしまうという方も、おすすめの呑み方や自分に合った日本酒を発掘し、もっと日本酒を楽しみましょう!

日本酒のアルコール度数の平均はどのくらい?

 

市場に出回っている一般的な日本酒のアルコール度数は、平均15〜16度です。

中には20度以上のものもありますが、日本酒は「アルコール度数22度未満であること」が法律で定められています。

そのため焼酎やウイスキーのように30度を超えるものは、日本酒という分類には存在しないということになります。

逆に数度程度の低アルコールの日本酒もあるので、日本酒が好きだけどすぐに酔ってしまう方にはおすすめです。

他のお酒と比較

それでは日本酒とその他のお酒のアルコール度数を比較してみます。

ビールは4度〜8度と低めなので、ストレス発散にゴクゴクといっきに飲むのが好きという方も多いのではないでしょうか。

ワインは赤が11~15度で白が7~15度、焼酎は25度〜35度、ウイスキーは40度〜43度です。

日本酒が醸造酒なのに対して、より純度の高い液体を作る蒸留酒の焼酎やウイスキーは度数が高くなります。

蒸留酒と醸造酒の違いは製造方法にあり、 「醸造酒」は穀類や果実などを発酵させて造り、「蒸留酒」は醸造酒を蒸留して造ります。

ビール・ワイン・日本酒などが「醸造酒」、ウイスキー・焼酎・ブランデーなどが「蒸留酒」にあたります。

なぜ日本酒はアルコール度数が高いのか

では醸造酒のビールやワインに比べて、日本酒のアルコール度数が高い理由は何でしょうか。

まずワインは、原料のブドウの果皮に酵母があるので、そのまま発酵します。

ビールは、一度大麦を糖化させ、麦汁を造ります。その糖化により発酵に必要なブドウ糖ができます。

その次に麦汁にビール酵母を加えて発酵させるので、ビールは2段階で造られます。

一方、日本酒の場合は米に麹菌を加えて糖化させます。

そこに清酒酵母を加えて発酵させるのですが、 日本酒の醸造ではビールと違い、1つのタンクで糖化と発酵を同時に行います。

糖化したものからどんどん発酵させて造るのが日本酒の大きな特徴で、これには熟練した職人の技術が必要な難しい作業です。

そして日本酒は糖化しながら発酵させるため、酵母がアルコールを作りやすい環境にあり、非常に効率よくアルコール発酵が行われるため、アルコール度数が高くなるということです。

アルコール度数が高い日本酒ランキング

さて20度を超える日本酒もあるとお話ししましたが、アルコール度数の高い日本酒にはどのような銘柄があるのでしょうか ちなみに、アルコールの高さの表記には「度」と書いてある場合と「パーセント」と書いてある場合がありますが表記の違いというだけで内容は同じです。

1位

越後武士(えちごさむらい)

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最安値

180ml/1本

675円

(税込743円)

  • ボディ
  • フル
  • ビアスタイル
  • リキュール
  • 発酵方法
  • 自然発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 46.0%
  • 産地
  • 新潟県
  • 原材料
  • 五百万石・こしいぶき
  • ブルワリー
  • 玉川酒造株式会社

商品詳細

アルコール度数46度、日本酒界のウォッカとも呼ばれる、圧倒的な第1位です。冷凍庫で保管しても凍ることはなく、とろりとした味わいになります。柑橘系果汁と相性が良いので、夏はオンザロックで、カクテルのようにライムやグレープフルーツ果汁を数滴垂らすとキレのある味わいになります。割っても薄まらないので、冬にはお湯割りもおすすめです。アルコール度数最強という話題性があるので、お祝い事やプレゼントにも活躍します。「日本酒」の定義として22度未満のものと法律で定められているので、こちらの商品の分類は「リキュール」となります。

2位

関白 弐壱七(にいちなな)

なし
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最安値

720ml/1本

900円

(税込990円)

  • ボディ
  • フル
  • ビアスタイル
  • 日本酒
  • 発酵方法
  • 自然発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 21.7%
  • 産地
  • 石川県
  • 原材料
  • 国産水稲うるち米
  • ブルワリー
  • 株式会社 加越

商品詳細

どっしりとした口当たりの中に、わずかに甘みを感じる存在感のある日本酒。オンザロックで、山椒やレモンを添えるとピリリとキレのある味わいが楽しめます。冬は熱湯を少し足して熱燗にすると爽やかな味わいになります。こたつに入って、熱燗をちびちび飲みながら体をホカホカに温めてください。器に移して冷凍庫で2時間冷やすと酒シャーベットができます。自宅で果実酒を作るのにも最適で、いちごや柚子、梅などを漬けるとホワイトリカーで漬けるよりもまろやかで旨みのあるお酒が出来上がります。このように色々な楽しみ方ができる商品なので、一度は試してみたいですね。

3位

想天坊 じゃんげ 超辛口二十度生

  • ボディ
  • フル
  • ビアスタイル
  • 日本酒
  • 発酵方法
  • 自然発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 21〜22%
  • 産地
  • 新潟県
  • 原材料
  • 新潟県産米100%
  • ブルワリー
  • 河忠酒造株式会社

商品詳細

辛口造りのしぼりたて酒を、火入れをせずに蔵出しする季節のお酒です。超辛口の名のつくほどなので、とにかく辛口でキレのある日本酒が飲みたいという方はこれを飲まないわけにはいきませんね。アルコール度数の高さと超辛口の目が覚めるような味わいで、飲みごたえが抜群です。あれこれ混ぜず、冷酒かロックで、キリリと引き締まった味わいをそのまま堪能してみてください。季節限定で発売される商品なので、大切な方へのプレゼントや、特別な日のお楽しみにおすすめも逸品です。

アルコール度数が低い日本酒ランキング

高アルコールの日本酒をちびちび飲むのも良いですが、低アルコールの日本酒を炭酸水で割ってゴクゴク飲むのも良いですね。

日本酒は好きだけどすぐに酔ってしまって一度に色んな種類を楽しめないという方は、アルコール度数の低めなものを選んでみてはいかがでしょうか。

1位

発泡純米酒 ねね

  • ボディ
  • ライト
  • ビアスタイル
  • 日本酒
  • 発酵方法
  • 自然発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 5.5%
  • 産地
  • 山口県
  • 原材料
  • 米・米こうじ
  • ブルワリー
  • 酒井酒造株式会社

商品詳細

瓶内発酵により自然な炭酸ガスを封じ込めた、微発泡の甘口純米酒です。アルコール度数が低く、甘口なので日本酒のお酒感が苦手という方もこちらの商品であれば美味しく飲めるのではないでしょうか。甘さはありますが、甘ったるい味わいではなくフルーツのように爽やかでスッキリとしているのでデザート感覚でも楽しめます。微発泡でふんわりと口の中に広がる優しいお味で、日々の疲れを癒してください。お料理というよりは、チーズなどの軽めのおつまみとの相性が良いです。翌日の朝が早くても、気にせず飲めるのが低アルコール日本酒の良さですね。

2位

川鶴 讃岐くらうでぃ

  • ボディ
  • ライト
  • ビアスタイル
  • 日本酒
  • 発酵方法
  • 自然発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 6%
  • 産地
  • 香川県
  • 原材料
  • 国産米
  • ブルワリー
  • 川鶴酒造株式会社

商品詳細

通常の3倍の麹を使用した甘酸っぱいお酒、日本酒デビューに最適な飲みやすさです。とても飲みやすいですが甘いわけではなく、ちょうどいい酸味でどんなお料理にも合うんです。元々は香川県の居酒屋で人気の「骨付鳥」を食べるときに飲むお酒として開発されました。油の多いお料理と酸味を効かせたお酒は相性がよく、お料理もお酒もすすみます。普段、日本酒を好んで飲んでいる方には物足りない味かもしれませんが、初めて飲む方や日本酒が苦手な方でも、美味しく飲めるのが特徴です。アルコール度数の低いお酒は甘くてお料理に合わないイメージがあるかもしれませんがこちらの商品は、油の多いパンチのある料理こそマッチします。

3位

COKUN(こくん)

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最安値

500ml/1本

1150円

(税込1265円)

  • ボディ
  • ライト
  • ビアスタイル
  • 日本酒
  • 発酵方法
  • 自然発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 8%
  • 産地
  • 広島県
  • 原材料
  • 米・米こうじ
  • ブルワリー
  • 加茂泉酒造株式会社

商品詳細

2015年ワイングラスでおいしい日本酒アワードで最高金賞を受賞。低アルコールでほんのりな甘さ、ワインのロゼのようなマイルドな飲み心地です。見た目の可愛さから女性に人気の商品です。酵母の自然の力でピンクに色づいています。通常の清酒と同じで白いお米からできていて着色料や赤色の原材料などは一切使っていないので体に優しいです。個性的なパッケージで一見日本酒には見えませんが、おしゃれでカジュアルな印象なので女性へのプレゼントに良いのではないでしょうか。アルコール度数が8%と低いのでお酒が弱い方でも気軽に試せる日本酒です。

和らぎ水も一緒に!

「やわらぎみず」と読み方はそのままです。

日本酒を楽しむ場面では、実はこの和らぎ水が重要だったりします。

日本酒は、アルコール度数が平均15%〜16%と、ストレートで飲むにはやや高めですが、何も割らずに飲む方が多いと思います。

そうなると、どうしてもアルコールの摂取量が短時間で多くなってしまい、ついつい飲み過ぎてしまったなんてこともありますよね。

そこで日本酒を飲む際は、お酒に対して1:1の割合でお水を飲むと良いとされています。

急激に酔いが回ることを避けられ、より長い時間お酒を楽しめますし、体への負担が軽減されるのでぜひ意識してみてください。

まとめ

日本酒のアルコール度数についてやおすすめの飲み方などをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

筆者も日本酒は大好きですが、あまりの飲みやすさに気づいた時には酔いが回って手遅れなんてことを何度も経験しています。

アルコール度数に注意してお酒を選んだり、和らぎ水を意識して飲酒するなど、自分に合った飲酒の方法を見つけることで 今まで以上に日本酒が楽しみましょう!


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