ビールが美味しくないのはなぜ?その理由と原因を詳しく解説!

ビールが美味しくないのはなんで?

飲み会に行くと「とりあえず最初はビール」と注文することが多い、お酒の代表格のビール。

ゴクゴクと美味しそうに飲んでいる姿を見ると羨ましくなりますよね。

ですがビールが苦手だと思う方は実は少なくはありません。

ビールが美味しくないと感じる1番の理由は「苦味」にあります。

苦味は私たちが感じる味の五味の1つなのですが、「毒の味」として感じるように体はできています。

苦味は舌で感じてる?

ビールを飲んだときに感じる「味」はどこで感じているのでしょうか?

これまで、甘味や酸味、塩味、苦味、旨味の五味は、それぞれ舌で味を感じ、それぞれ感じる味が場所によって違うという「味覚地図」が存在するという考え方が一般的でした。

しかし最近わかってきたことは実際は味覚地図は存在しないということです。

五味全ての味覚は舌表面や軟口蓋、頬の内側にある味蕾という場所で感知され、そこを通じて脳で味を感じているようです。

脳が苦味を「毒」として捉えている

ビールが美味しいと感じる人と美味しくないと感じる人は何が違うのでしょうか?

違いの一つに遺伝に関係しているとの研究があります。

苦味を感知する受容体の種類はなんと25種類もあるそうですが、そのうちの3種類と結びつくことで苦味を感じます。

遺伝によってこの受容体は異なりますが、特定の苦味の受容体が進化している人は苦味を「毒」として捉えてしまうそうです。

そのように「毒」と認識された結果、「ビールは美味しくない」と感じるのです。

ビールはどうしたら美味しいと感じる?

「ビールをより美味しく飲みたい!」あるいは、「ビールを美味しく飲めるようになりたい!」 そんなふうに苦手でも美味しく飲めるようになりたいと思う方もいますよね。

では、ビールはどうしたら美味しいと感じることができるのでしょうか?

「苦味が苦手」という方でもいつもの飲み方とちょっと変えるだけで、ビールが美味しいと感じるようになるかもしれません。

是非、試してもらいたいおすすめの方法やコツを3つお伝えします!

適した温度に冷やす

ビールを美味しく飲むための1つ目のコツは「適した温度に冷やすこと」です。

夏ならやや低めの4〜6℃、冬ならやや高めの6〜8℃が目安です。

冷やしすぎは、ビールの香りが失われる、泡立ちが悪くなることから本来の味を感じることができなくなってしまいます。

生ぬるいビールは喉越しが悪くなり嫌な後味を感じます。

飲む3~4時間前に冷蔵庫で冷やすのがおすすめです! グラスを冷やしておくことも美味しいビールを保つためのコツです。

塩っけのあるおつまみと一緒に飲む

続いて2つ目のコツは、「塩っけのあるおつまみと一緒にのむ」ことです。

ビールは塩っけのおつまみが多かったり、実際に塩っぽいものばかり食べたくなったりしませんか?

ビールには、カリウムがたくさん含まれています。

ビールをのむとカリウムが体内に取り込まれ、血中のカリウムとナトリウムのバランスが崩れてしまいます。

それでは危ないと感じた脳は、ナトリウムを多く含む塩っけのあるものを一緒に食べると美味しく感じるようになるようです。

喉越しを感じる

3つ目のコツは、ビールが好きな要素としても大切なポイントである「喉越しを感じること」です。

ビールのシュワシュワとした炭酸を飲むことによって感じる喉越しは、爽快感に繋がります。

その爽快感が美味しさに大きく関わるのだとか!

特に最初の一口目は、刺激を敏感に感じるため喉越しを感じやすいのです。

カラカラに乾いた喉に勢いよくビールを流し込む。

これだけで、いつものビールがより一層美味しく感じること間違いなしです!

【それでも無理な人は】まずはビアカクテル から慣れる

 

いつもの飲み方をちょっと変えるだけで、ビールが美味しく感じられる飲み方を3つご紹介しました。

それでも美味しくない時は、まずは飲みやすいビアカクテルから挑戦してみることをオススメします!!

ビアカクテルとは、ビールとジュースやリキュールを混ぜ合わせて作るカクテルのことです。

ビールのいやな苦味を緩和したり、お好みのアレンジで味に深みやコクを出すことができるのも面白いポイントですね。

ぜひ興味のあるカクテルを試してみてください!

ビール初心者におすすめのビアカクテル 6選

ビールが苦手だから飲まないという方へまだまだ伝えたいビールの魅力のひとつでもあるビアカクテルは組み合わせ次第で種類がとっても豊富にあります。

ビール初心者さんにも美味しく飲める、おすすめのビアカクテルを6つご紹介します!

シャンディガフ

王道ビアカクテルのシャンディガフ。ご存じの方も多いのではないでしょうか?

材料は、ジンジャーエールとビールだけで、工程もとってもシンプルなのが嬉しいところ。

1:1の割合で、グラスに注ぎ軽く混ぜれば出来上がりです。

ジンジャエールの甘みがビールの苦味をまろやかにしてくれるのでビール初心者の方でも飲これなら飲める!という方もきっといるはずです。

美味しく作るポイントは、グラスをよく冷やしておくことだそうです!

レッドアイ

続いてもお手軽なビアカクテルのレッドアイ、男女問わず人気の高いビアカクテルのひとつです。

トマトの甘さや爽やかな酸味がビールの苦味が優しく変わります。

トマトジュースとビールを1:1で割って軽く混ぜるだけでできてしまう、お手軽カクテル!

お好みで塩やブラックペッパー、タバスコを入れても美味しく飲むことができるようです。

アレンジの幅が広く楽しむことができるレッドアイ、是非試してみては?

コークビア

またの名をディーゼルとも呼ばれる、コークビア。

コーラをビールと1:1の割合で割ったカクテルです。

コーラの甘さと爽快感でスッキリと飲みやすい口当たりが特徴です。

ちょっと意外な組み合わせだと感じますが、アメリカやドイツなどの海外ではレストランでも提供されている人気の高いカクテルだそうです!

自宅で作るときには、お好みでビールとコーラの分量を変えることもできるので苦手な方でもトライしやすいドリンクです。

ビター・オレンジ

ビールとオレンジジュースを1:1で割ったカクテルです。

オレンジジュースの爽やかな甘酸っぱい風味によってビールが飲みやすくなります。

たくさんの種類のオレンジジュースがありますが、100%果汁のオレンジジュースを使うことが美味しく作るポイントです。

お好みでスライスしたオレンジのトッピングを添えて飲むとフルーティーな香りが加わり、一層美味しく飲むことができますよ。

お好みでオレンジジュースの量を多めに仕上げても◎

パナシェ

パナシェとはフランス語で「混ぜ合わせた」という意味を持ちます。

レモンベースレシピが多いですが、レモン以外の炭酸飲料とビールを1:1の割合で混ぜ合わせたカクテルも「パナシェ」と呼ばれています。

レモンソーダと合わせれば爽やかな苦味の引き立つパナシェに、オレンジのサワーや梅のサワーなどと合わせても◎

気分や好みによって、好きなアレンジが楽しめるところが楽しいところですね。

是非、あなただけのアレンジを探してみてください!

カシスビア

カシスビアは女性の方に大人気のカシスをベースとしたビアカクテルです!

甘酸っぱくフルーティーなカシスの風味は実はビールとの相性が抜群。

ビールの苦味が苦手な女性の方に、ぜひおすすめしたいビアカクテルです。

ビールとカシスリキュールだけのお手軽レシピです。 ぜひお試しください!

 

カンパリビア

カンパリとは、ハーブやスパイスを原料として作られた赤い色が特徴のリキュールです。

ビールと合わせたカンパリビア。 カンパリが持ち合わせる苦味と、爽やかなハーブやスパイスの香りがとてもよく合うと人気のカクテルのひとつです。

味が薄くなってしまいがちなので氷は入れない方がおすすめです。

【おすすめレシピ】

  • ビール適量
  • カンパリ30cc

グラスにカンパリを注ぎ、しっかりと冷えたビールを注ぎます。

軽く混ぜて出来上がりです。

カルピスビア

ダブルカルチャードとも呼ばれるカクテルのカルピスビア。

実はカルピス社員だった方が考案した、日本で生まれたカクテルだそうで、少し前から美味しいと話題のカクテルなんだとか。

甘酸っぱさがビールのコクと合わさって、ビールが得意ではない方にも好評なビールなんですよ。

 


この投稿をシェアする



← 前の記事 次の記事 →