ビールの泡はなぜできる?泡の出る缶ビールも紹介!
ふんわりとした柔らかな口当たりが美味しい泡は、ビールにはなくてはならないものです。
この記事では、ビールの泡は何故できるのかについて解説しています。
記事の最後には泡が出てくる缶ビールの紹介も行っています。
ビール好きの方は必見な内容となっていますので、ぜひご覧ください。
ビールの泡はどんな役割をしているの?
クリーミーな口当たりがたまらないビールの泡ですが、その役割について考えたことがある方は少ないのではないでしょうか。
泡はビールから炭酸や旨味が逃げないようにする、蓋のような役割を実は果たしています。
このお酒はサイダーなどの炭酸飲料と比較して、炭酸が抜けにくい傾向にあるのはそのためです。
泡があるおかげで、ビールは長くその品質を保つことができています。
飲んで美味しいだけでなく、ビールを長く楽しむために泡は必要不可欠な存在なのです。
ビールの泡はなぜできる?
日本酒やウイスキーには発生しないこの泡は一体どのようにして作られているのかと、疑問に思う方も多いことでしょう。
ビールの泡は、いつどのような仕組みでできるのでしょうか。
泡が作り出されるのは、このお酒の材料である大麦やホップが酵母によって発酵する時です。
酵母は材料の中にある糖分を栄養にして、アルコールと炭酸ガスを作り出します。
この炭酸ガスに、ビールに含まれているタンパク質やホップの樹脂製分がくっつくと、白い泡になって表面に浮かび上がってきます。
これがビールに浮かぶ、白い泡の正体なのです。
泡ができる缶ビールが登場!
美味しく本格的なビールの泡は、これまで缶ビールでは楽しみにくいものでした。
どうしてもお店にある本格的なビールサーバーと比較すると、泡の量や質が劣っていたからです。
しかし最近この常識を覆す、本格的な泡が楽しめる缶ビールが発売されました。
それが「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」です。
売り切れを起こし一時休売となるほどの大ヒットとなったこの商品は、宅飲みの歴史を変えたといっても過言ではないでしょう。
アサヒスーパードライ「生ジョッキ缶」
2021年4月より新発売されたアサヒビールから発売されたジョッキ缶は、ビールサーバーさながならのたくさんの泡が出ることで話題となりました。
あまりの人気により生産が追い付かず休売となっていましたが、2021年6月より販売が再開されるとのことです。
アサヒスーパードライ 「生ジョッキ缶」
- ボディ
- ライト〜ミディアム
- ビアスタイル
- ドライビール(ピルスナー)
- 発酵方法
- 下面発酵
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 5
- 産地
- 日本
- 原材料
- 麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ
- ブルワリー
- アサヒビール株式会社
商品詳細
お店のビールサーバーで作ったかのような生ジョッキ缶が楽しめるビール。缶詰のように蓋が全部開く構造となっており、蓋を開けるときめ細かい泡がどっと吹き出します。飲み口は大きく開くので、まるでジョッキでビールを飲んでいるかのような感覚を味わうことが可能です。宅飲みの歴史を変えた生ジョッキ缶は大ヒットを記録し、生産が追い付かず一時休売となりました。復活が待ち望まれていたこの商品は、2021年6月より隔月で出荷が再開されるとのことです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事ではビールの泡がなぜできるのかを、ビールができる仕組みに着目して解説しました。
ビール酵母が糖分を分解することによって作り出される炭酸ガスに、タンパク質やホップ樹脂が付着したものがビールの泡の正体です。
最近では缶ビールの中にも極上の泡を楽しめるものが発売されているため、本格的なビールサーバーがいらない時代も来るかもしれません。
記事を読んでビールを飲みたくなった方は、今宵の晩酌にぜひこのお酒を選んでみてはいかがでしょうか。