高級な日本酒おすすめ7選!プレゼント用や値段などについて解説!
職場の上司や、両親など、日ごろお世話になっている人に改めてプレゼントをしたいなあ。そう考えたことはございませんか?
しかし、プレゼントを贈りたい相手がお酒を飲める方なら、意外と難しくはないのです。
ワインでもビールでもプレゼントに適したお酒というのは存在します。
でも私は、日本酒を提案いたします!なぜなら日本酒はお酒としてもプレゼントとしても長く愛されています。
日本酒はその味も値段もピンキリで本当にたくさんのものが飲まれています。
今回は、その中でもやや高級な、贈り物にふさわしいものをピックアップして紹介していきたいと思います。
日本酒とは
日本酒は白米を使って作るお酒です。
白米を蒸して、麹(こうじ)と水を加えて発酵・熟成させて作ります。
また、料理などにも用いられるので、もっとも身近なお酒とも言えるかもしれません。
日本各地で、さまざまな素材、製法で作られており、 一口に日本酒といえど、その素材や製造方法で、味や、細かな呼び方が違います。
今回はその違いと、どういった方にはどういう日本酒がおすすめなのか説明したいと思います。
日本酒の種類
まず種類の違いがあります。 素材や製法で違い、精米歩合50%以下の白米を使用したものは大吟醸酒と呼ばれます。
一般的にはフルーティで華やかな香りと、サラリとした味わいが特徴とされ、 その基準の厳しさから日本酒の最高峰と言えるでしょう。
白米、麹、水だけを原料にしたものを純米酒といい、お米本来の味や香りを安心して楽しみたい方におすすめでしょう。
上記の大吟醸酒のなかで、白米、麹、水のみで作られたものを合わせて純米大吟醸酒ともいいます。
精米歩合70%以下のものを本醸造酒といい、日本酒の最も基本的なお酒と言われています。
色々な飲み方に適していて、熱燗にして楽しむこともできます。
国税庁HPでもその他種類の日本酒の定義が定められています。
辛口と甘口の違い
日本酒の甘口、辛口の表現には、日本酒度というもので表現されます。
甘口酒は一般的に糖分が多く、酸の量が少ないのが特徴とされ、 辛口酒は逆に糖分が少なく、酸の量が多いものとされています。
<淡麗辛口>
酸度が低く、口当たりが柔らかいため、抵抗なく飲めるといわれています。
比較的万人受けするうえ、和食にも洋食にも合わせやすい。ただし、料理があまりに濃い口のものや脂っこいものだと料理に負けてしまいます。
<淡麗甘口>
米本来の甘みを生かした、品のある甘みのお酒です。
単体としては比較的優しい味わいなので、様々な料理と合わせやすいでしょう。
<芳醇辛口>
日本酒として最もバランスの良い酒です。
濃いコクの感じるものも多い為、味の濃い料理にも負けません。
<芳醇甘口>
米本来の甘みを生かした、優しい甘さの酒です。
あっさりとした素材の味を生かした料理におすすめ。
日本酒の選び方
贈り物の日本酒を選ぶ際は、自分が好きな酒や美味しいと思うものを贈るのもいいとは思いますが、 せっかくこれだけ日本酒にも種類があるので、相手の好みや好きな飲み方、 好きなつまみなどを聞いておくとより喜ばれるかもしれません。
海鮮がお好きな方には新潟「久保田」や「秀松」などのやや辛口な酒が、 お肉など味の濃い料理が好きな方には純米吟醸酒などの料理に味で負けない酒が喜ばれますし、 しゃぶしゃぶなどのあっさりした鍋にはほとんどの日本酒が合います。
自分が飲む際も、プレゼントとして贈る際も、どういった料理に合わせて飲みたいか考えられた方がよりおいしく頂けます。
何を食べるか分からない時や、プレゼントに迷った際は、 一般的にやや辛口と言われているものを選ぶと良いと思います。
高級な日本酒とは
なぜ日本酒の値段がこれほどまでに違うのか、日本酒が高くなるのにはいくつか理由があります。
日本酒に使うお米は磨かれています。この時米を磨いて残った白米のパーセンテージが精米歩合という表現をされます。
例えば精米歩合45%なら、お米を磨いて残った45%だけをお酒に使い、残りの55%は酒には使えないということです。
この精米歩合が低いものや、熟成年数が長いもの、製法がとても手間がかかるものは美味しい反面どうしても値段が上がってしまうので、高級な日本酒はどれも高い理由があるのです。
ちょっぴり贅沢をしたい人や、誰かにプレゼントしたい方は、 こういった高級な日本酒をチョイスすると特別感が出るかもしれません。
プレゼントにも最適
なぜプレゼントに日本酒は選ばれているのか。
日本酒がプレゼントに選ばれるのはやはり、様々な料理のお供に最適だからでしょう。
特に和食とは相性がよく、海鮮や豆腐、卵料理などによく合います。
また、日本酒は相手の好きな種類や、好きな食べ物に合わせて贈ることで、 「自分のことを分かっているな。」「自分の趣味を考えてくれたのかな。」 と分かってくれると思います。
製法や素材にこだわった日本酒は、相応に値が張ります。
私の日本酒の楽しみ方のひとつに、飲みながら、その飲んでいるお酒の産地や製法を調べながら飲む楽しみ方があります。
それが頂いたものだと、今の時代は産地、製法だけでなく、いきなり値段も出てしまいます。
しかし、だからこそ「こんな金額を払っても美味しいお酒を選んでくれたのか」とストレートに気持ちを感じることもあります。
なのでプレゼントとして選ぶ際は、安心していいものを選びましょう!
高級日本酒の選び方
では、日本酒の中でも、特にいいものを自分や日ごろお世話になっている人に選びたいと思っている方は、どこを見ればいいのでしょう。
まず日本酒が高級な日本酒とそうではない日本酒とに分けられる部分には、 白米をどれだけ磨いているかによって変わります。
先ほどもご説明した精米歩合と呼ばれる部分ですね。
お米の外側はお酒にすると雑味が出ると言われています。
精米歩合が低ければ低いほど、お米をよく磨いてあるということなので、 より洗練された、クリアな味になるとされています。
それから日本酒をつくる際に、 醸造アルコールというものを使ってないものを純米酒とよびますが、純米酒だとやや高くなる傾向もあります。
値段の安い日本酒は大衆酒と呼ばれ、いわゆる高級日本酒と大衆酒は以上2点が大きな違いだと思います。
誰かにプレゼントする際は、まずは日本酒の精米歩合の高いものの中から、 相手の食事の趣味などをリサーチして、店員さんでもいいですし、周りの日本酒を知っている人に聞きながらチョイスするのがいいと思います。
その手間もプレゼントの一部ですし、貰った側にも思いが伝わると思います。
レアリティの高い日本酒も高い
レアリティの高い日本酒といわれるものは小さな酒蔵で作られたものが多く、 機械製造ではなく、手作業で作られている物などもあります。
すると製造数自体が少なくなりますし、必然的に流通する数も少なくなります。
また地元の方に飲んでほしいということで、ネット通販などでは入手できないものなどもあります。
特に岐阜県にある「杉原酒造」さんの「射美(いび)」は、 親子二人のみで作られており年間生産量は一升瓶で8千本ほどといわれています。
こういった流通数が少なく、かつ味も定評のあるお酒は販売されてもすぐに完売しますし、 そうなれば入手もどんどん困難になり、まさにレアリティの高い日本酒となるわけです。
高級な日本酒おすすめ7選!
さて、では筆者が本当に自信をもっておすすめ出来る日本酒とは何なのか。
飲んでよし!贈ってよし!の日本酒を今回は7本紹介したいと思います。
- 黒龍酒造 黒龍 大吟醸
- 朝日酒造 久保田 萬寿 純米大吟醸
- 加茂錦酒造 荷札酒 純米大吟醸 紅桔梗
- 旭酒造 獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分
- 出羽桜 大吟醸 雪漫々
- 南部美人 純米大吟醸
- 旭酒造 獺祭 磨きその先へ
また、木箱などに入ったものは値が張りますが、特別感があるので、予算に余裕があればそちらもご検討ください!
黒龍酒造 黒龍 大吟醸
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 0.15
- 産地
- 福井県
- 原材料
- 山田錦
- ブルワリー
- 黒龍酒造
商品詳細
白米は山田錦、五百万石という有名どころをしようしており、芳醇でフルーティな香りながらも、さわやかなのど越しを楽しめます。
朝日酒造 久保田 萬寿 純米大吟醸
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 0.15
- 産地
- 新潟
- 原材料
- 五百万石
- ブルワリー
- 朝日酒造
商品詳細
深みのある味わいと香りとの調和をコンセプトに作られており、コンセプト通りどちらも楽しめます。
加茂錦酒造 荷札酒 純米大吟醸 紅桔梗
最安値
720ml/1本
1479円
(税込1627円)
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 0.15
- 産地
- 新潟
- 原材料
- 秋田酒こまち80%
- ブルワリー
- 加茂錦酒造
商品詳細
酸味をテーマにしながらもあきたこまちの甘みも感じることの出来る酒。現在通販サイトだと品切れしているほどのレアな日本酒です。
旭酒造 獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 0.16
- 産地
- 山口
- 原材料
- 山田錦
- ブルワリー
- 旭酒造
商品詳細
言わずと知れた獺祭ブランドの中でも精米歩合が高く数々の賞を獲得した日本酒。自信を持ってお勧めします。
出羽桜 大吟醸 雪漫々
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 0.15
- 産地
- 山形
- 原材料
- 山田錦
- ブルワリー
- 出羽桜酒造
商品詳細
辛口ながらも口の中にしっかり味が膨らみます。
南部美人 純米大吟醸
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 0.15
- 産地
- 岩手
- 原材料
- 山田錦
- ブルワリー
- 南部美人
商品詳細
岩手のお酒です。比較的値段に幅があるのでお好きなものをお求めください。
旭酒造 獺祭 磨きその先へ
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 0.16
- 産地
- 山口
- 原材料
- 山田錦
- ブルワリー
- 旭酒造
商品詳細
天下の獺祭が再び登場。やはり最高級の日本酒といえば私はこれ。獺祭の中の二割三分を超える酒として造られたもので、獺祭史上最高の酒。贈り物としてもプレミアムです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
日本酒とは何か、様々な日本酒とその値段の理由、そして贈り物としていかに日本酒が適しているか、どうやって選ぶのかを解説させていただきました。
やはりプレゼントとは、相手を考え贈るものです。
相手の食事や好きな飲み方などを想像しながら贈った日本酒は 相手にも喜ばれますし、貰った方もどうやって飲もうかワクワクしながら考えてくれるはずです。
最後は貰った相手の笑顔を肴に、一杯飲むのも乙かもしれません。