お酒を自分で作る!手作りビールの作り方
ビール好きなら一度は憧れる「手作りビール」。
大好きなビールを自分で作れたら、自分好みのビールを作れたらどんなに素敵だろうと思ったことがある人は多いのではないでしょうか。
当記事では手作りビールの作り方や注意点など、詳しく解説していきます。
ビール作りにチャレンジしてみたい方、興味はあるけど方法がわからないという方は是非読んでみてください。
普段の晩酌に楽しむも良し、仲間内で自慢することだって出来ちゃいますよ。
日本ではお酒を作ることは違法
日本では無許可でお酒の醸造をすることは酒税法で禁止されています。
国税庁のホームページにも下記の記載があります。
「酒類の製造免許を受けないで酒類を製造した場合は、10年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられるほか、製造した酒類、原料、器具等は没収される」 つまり、免許を持たずにお酒を醸造することは原則出来ません。
ただしここで言う「酒」とは、「アルコール度数1%以上のもの」です。
ですので、自宅でビールを作るなら「アルコール度数1%未満」であれば、製造可能ということになります。
1%を超える場合は違法になりますので、くれぐれもアルコール度数には注意しましょう。
手作りビールを作る際の注意点
ビールを自宅で醸造する際の注意点ですが、以下の点が挙げられます。
- アルコール度数を1%未満にする
- 時間がかかることを念頭に置いおく
- たくさん出来るため保管スペースを確保しておく
アルコール度数に関しては前項にてご説明した通り、酒税法に抵触するのを避けるためです。
作り方やキットによっては1%を超えてくる可能性がありますので、その場合は必ず1%未満になるよう薄めて作りましょう。
また、ビールは発酵させて製造するため、完成まで約1ヶ月〜数ヶ月の時間がかかります。
初期発酵で約2週間、二次発酵でまた役2週間、その後数ヶ月寝かせることで美味しくなるので、夏に飲みたい場合は冬の間から準備しておくと良いでしょう。
一度にたくさん出来ますので、保管スペースや容器を多めに確保しておく必要があります。
手作りビールの作り方
前項の注意点を踏まえた上で、ビールを作っていきましょう。 手作りビールには作り方が2つあります。
一つはキット使った方法、もう一つはキットを使わず作る方法です。
以下では、それぞれの作り方について詳しく解説していきます。
キットを使わない方法
キットを使わずにビールを作る場合、下記の道具や材料を用意する必要があります。
- 発酵タンク
- 大きめの鍋
- 温度計
- 保存用の容器
- ビールの素
- イースト
手順は下記です。使用する器具は全て消毒しましょう。
- 大きめの鍋にお湯を沸かし、ビールの素を加えてよく混ぜます。
- 溶かしたものを発酵タンクに注ぎ、水を加え、温度計で26度になるまで冷まします。
- イーストを振りかけます。
- そのまま2週間ほど寝かせて発酵させます。
完成したら消毒済みの保存用の容器に詰め替えましょう。
また砂糖は加えず、アルコール度数を1%未満に抑えましょう。
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キットを使う方法
より美味しく、より簡単に作るならキットを使うのがおすすめです。
キットを使用する場合の作り方は下記です。 器具は事前に全て消毒しましょう。
- 初期発酵 ・鍋にお湯を沸かし、キット缶全量と砂糖を溶かします。 ・発酵容器に上記を注ぎ、水を加え26度にします。 ・付属のイーストを振りかけます。 ・蓋をして約2週間、24~28度の温度で保管します。
- 二次発酵(瓶内発酵) ・プライミングシュガーを入れます。 ・容器に瓶詰めします。 ・1~2週間発酵させ、その後しばらく熟成させます。
上記が基本的な方法ですが、キットには説明書がありますのでそれに沿って進めていくのがベストでしょう。
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まとめ
憧れの手作りビールについて解説してきましたが参考になりましたか?
手間と時間を掛けた分、美味しく飲めたときは最高に嬉しいですよね。
普段から飲む方には、市販のビールを買うより安いのもありがたいポイント。 お酒を作る際は違法にならないよう、アルコール度数が1%未満になるように必ず留意しましょう。 また、作り方は2つ、キットを使う方法と使わない方法があります。 キットを使うとより美味しく本格的に仕上がるのでおすすめです。 ルールを守った上で、おうちでのビール作り体験を楽しみましょう。