日本酒の宮泉とは?評判や通販、販売店などを紹介!
日本独自の製法で造られる日本酒。
その歴史は長く、かつては神事で飲まれていましたが、今では多くの人に親しまれるお酒のひとつになっています。
現在でも日本各地に酒蔵があり、その土地ならではの日本酒が数多く造られています。
今回は、福島県会津若松市・宮泉銘醸が造る「宮泉」についてご紹介します。
周囲を山に囲まれ、寒冷な気候が酒づくりに適している会津地域。
そんな会津で造られる「宮泉」はどのようなお酒なのでしょうか。
宮泉(みやいずみ)とは?
「宮泉」とは、正式名称を「會津宮泉」と言い、福島県会津若松市に酒蔵を構える宮泉銘醸株式会社で主力銘柄として造られてきました。
自然豊かな会津の土地で、原料である米と水にこだわり、ていねいな酒造りと品質向上への努力を怠らない宮泉銘醸。
そうして造られた宮泉は、ふくよかな米の旨みと甘み、酸味のバランスが良く、すっきりとした飲み口に仕上がっています。
通年商品だけでなく季節限定の商品も販売されており、一年を通して様々な味が楽しめるのも、宮泉の魅力です。
基本情報
醸造所名 | 宮泉銘醸株式会社 |
---|---|
住所 | 〒965-0872 福島県会津若松市東栄町8−7 |
営業時間 | 9:00~16:30 |
定休日 | 無休 |
ホームページ | http://www.miyaizumi.co.jp/ |
地図 | Googlemapで住所を確認 |
宮泉銘醸株式会社の日本酒の種類・特徴
宮泉銘醸の日本酒代表銘柄は「會津宮泉」、「冩樂(しゃらく)」の二種類です。
「會津宮泉」は、旨みとほのかな酸味のバランスが良く、すっきりとした後味が特徴。
通年商品である「會津宮泉 純米酒」と「會津宮泉 吟醸」の他、一年を通して数種類の日本酒が季節商品として販売されます。
「冩樂」は、フルーティーな香りと米の甘みを味わえるお酒です。
通年商品は、「冩樂 純米酒」と「冩樂 純米吟醸」で、宮泉と同じように季節商品も販売されます。
「會津宮泉」が直売店など、地元の店舗でしか販売されていない一方で、「冩樂」は全国の特約店での取扱いになり、宮泉銘醸の酒蔵では販売されていません。
お近くに特約店があるかどうかは、宮泉銘醸にお問い合わせされることをおすすめします。
日本酒の他には、焼酎「玄武」も造られています。
宮泉の値段や価格帯
會津宮泉の通常価格帯は1,430円から5,830円です。
吟醸酒、純米酒、純米吟醸、純米大吟醸など、種類によって値段が変わり、 「會津宮泉 純米酒」は、720mlが1,430円、1,800mlが2,860円で販売されています。
「會津宮泉 純米大吟醸」は720mlで5,830円です。
會津宮泉は地元の正規取扱店や飲食店で販売されています。
最近ではインターネットでも購入することができますが、適正な価格であるかどうか、購入される際は十分ご検討ください。
宮泉の評価や評判は?
宮泉銘醸が造るもうひとつの主力銘柄・寫樂が全国向けに販売されている一方で、 會津宮泉は宮泉銘醸の酒蔵にある直売店や地元の特約酒販店、飲食店向けに販売されており、 全国的な流通はほとんどありませんでした。
それにも関わらず、2018年の SAKE COMPETITIONの純米酒部門で1位、 また、2020年インターナショナル・サケ・チャレンジの純米酒部門でもナンバーワンに選ばれるなどの快挙を達成し、 その名が知られることになりました。
今では地元会津だけでなく、全国的に高く評価されている日本酒です。
宮泉を飲むには?
會津宮泉は、まだまだ全国流通が少ないため、福島県以外では飲める飲食店が限られています。
飲食店で飲むメリット・デメリットは以下の通りです。
<メリット>
- 料理とのマリアージュを楽しめる。
- 飲み比べができる。
<デメリット>
- 提供している店が限られている。
- 正確な取扱い情報は、直接問い合わせてみないとわからない。
宮泉は、主に地元・福島県の飲食店で提供されています。
また、数は少ないですが、都内でも飲めるお店はあるようです。
「福島県オフィシャルサイト ふくしまの酒」では、飲みたい銘柄や酒蔵の名前から提供している居酒屋を検索することができます。
気になった方はぜひ参考にしてみてください。
HP:https://www.fukunosake.com/
正規取扱店
宮泉は、宮泉銘醸の酒蔵にある直売店と、宮泉銘醸と契約を結んだ特約店で購入することができます。
お店で購入する場合のメリット・デメリットは以下の通りです。
<メリット>
- お店の人に聞きながら購入できる。
- 実際に商品を見ながら選べる。
<デメリット>
- 購入できる地域、店が限られている。
- 在庫がない場合がある。
先に紹介したとおり、宮泉は販売地域が限定されているため、取扱店のない地域で購入することは難しいです。
正規取扱店は、宮泉銘醸のホームページには記載されていないため、お電話でお問合せされることをおすすめします。
お近くに正規取扱店があれば、ぜひ購入してみてくださいね。
通販
宮泉は、店頭では、宮泉銘醸の酒蔵、地元福島県の特約店で販売されており、最近では特約店のオンラインショップなどでも購入することができます。
オンラインショップで購入する場合のメリット・デメリットをご紹介します。
<メリット>
- 地元以外でも購入することができる。
- 口コミを参考にできる。
<デメリット>
- 流通が少ないため、在庫がない場合もある。
- 送料や配達日数がかかる。
宮泉銘醸株式会社の日本酒おすすめ5選!
続いて、宮泉のおすすめ5選をご紹介します。
會津宮泉 純米酒
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 16.0%
- 産地
- 福島県
- 原材料
- 米、米麹
- ブルワリー
- 宮泉銘醸株式会社
商品詳細
米の旨みと優しい甘みとほどよい酸味のバランスがとれた一本。後味のキレが良く、飽きの来ないおいしさ。
會津宮泉 純米吟醸 秋あがり
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 16.0%
- 産地
- 福島県
- 原材料
- 米、米麹
- ブルワリー
- 宮泉銘醸株式会社
商品詳細
冬に仕込み火入れした純米吟醸酒を瓶詰めした後に冷蔵貯蔵。夏を越して秋に出荷される。円熟し、まろやかな香りとしっかりとした旨みを味わうことができる。
寫楽 (しゃらく) 純米吟醸
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 16.0%
- 産地
- 福島県
- 原材料
- 米、米麹
- ブルワリー
- 宮泉銘醸株式会社
商品詳細
落ち着いた立ち香に加え口の中に入れると果実の様な含み香がある純米吟醸酒です。純米と比べ香り、 米の味が濃いのが特徴です。
會津宮泉 貴醸酒
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 16.0%
- 産地
- 福島県
- 原材料
- 米、米麹、日本酒
- ブルワリー
- 宮泉銘醸株式会社
商品詳細
貴醸酒とは、水の代わりに日本酒を使って仕込むお酒。フルーティーな香りと濃厚な甘さが特徴だが、宮泉の貴醸酒は、すっきりとした後味を持ち合わせており、飲みやすく上品な味わいに仕上げられている。
會津宮泉 吟醸
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 16.0%
- 産地
- 福島県
- 原材料
- 米、米麹、醸造アルコール
- ブルワリー
- 宮泉銘醸株式会社
商品詳細
マスカットのような上品な香りとふくよかな米の旨みが味わえる吟醸酒。流通の少ない希少な一本。
まとめ
いかがでしたか。今回は福島県会津若松市の「宮泉」をご紹介しました。
日本酒造りに丁寧に取り組む宮泉銘醸のこだわりが詰まったお酒は、地元福島県のみならず、全国に名をとどろかせるまでになりました。
なかなか県外の酒販店や飲食店で出会うことはないかもしれませんが、正規取扱店での購入や、旅行に行かれた際などにぜひ味わってみてください。