【徹底比較】ビールのアルコール度数の違いを種類別に比較!
いよいよ夏本番。夏真っ盛りの暑い日には、冷たいビールで乾杯したくなりますよね!
ビールと一口に言っても世界中にはさまざまなビールがあります。
ビールのアルコール度数がどれくらいかご存知ですか?
いつも飲んでいるビールのアルコール度数は何%なのか気になりますよね。
今回は代表的なビールのアルコール度数を比較しました。
ビール好きな方、ビールを飲めるようになりたい方、もちろんそれ以外の方も、ぜひ最後までお付き合いください。
一般的なビールのアルコール度数はどのくらい?
ビールのアルコール度数はどのくらいなのでしょうか?
種類にもよりますが、国内主要メーカーのビールはほぼ5%、発泡酒も同様にほぼ5%です。
他のお酒のアルコール度数と比べてみると、
- ワイン 10~15%
- 日本酒 15~16%
- テキーラ 35~55%
種類別アルコール度数一覧
国内主要メーカーのビール、発泡酒のアルコール度数は5%とお伝えしました。
いつも飲んでるあのビールは何パーセントなのか、「ビール」「発泡酒」「第3のビール」と分けて調べてみました。
銘柄ごとにアルコール度数を見ていきましょう。
ビール
- 【アサヒ】スーパードライ アルコール度数5%
- 【キリン】一番搾り生ビール アルコール度数5%
- 【キリン】ラガービール アルコール度数5%
- 【サッポロ】ヱビスビール アルコール度数5%
- 【サッポロ】生ビール黒ラベル アルコール度数5%
- 【サントリー】ザ・プレミアム・モルツ アルコール度数5.5%
- 【サントリー】ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール アルコール度数6%
お気に入りのビールを買ってしまいがちですが、いつもと違うビールを飲んでみたら新たな発見があるかもしれません。
発泡酒
- 【アサヒ】ザ・リッチ アルコール度数6%
- 【キリン】淡麗グリーンラベル アルコール度数4.5%
- 【キリン】淡麗プラチナダブル アルコール度数5.5%
- 【サッポロ】極ZERO(ゴクゼロ) アルコール度数5%
- 【サントリー】現在は該当商品なし
発泡酒はビールより安いのが魅力的です。
お財布にも優しいうえに、糖質オフやプリン体オフといった健康を意識した商品も増えていますよね。
ちなみにビールと発泡酒、第3のビールの違いは麦芽使用率と原料です。
- ビール 麦芽比率が50%以上で特定の副原料を使ったお酒(ビールと書いてあります)
- 発泡酒 ビールの定義から外れた麦芽、麦のお酒(発泡酒と書いてあります)
- 第3のビール 麦・麦芽以外の原料のものか発泡酒にアルコール飲料を加えたビールテイストのお酒(リキュール(発泡性)と書いてあります)
第3のビール
- 【アサヒ】ザ・リッチ アルコール度数6%
- 【アサヒ】極上<キレ味> アルコール度数5%
- 【キリン】本麒麟 アルコール度数6%
- 【サッポロ】GOLD STAR アルコール度数5%
- 【サントリー】金麦 アルコール度数5%
新ジャンルとも言われる第3のビール。
ビールと飲み比べても違いがわからないような新商品が次々とでてきます。
発泡酒よりさらにリーズナブルなのが最大の魅力ですよね。
日々の晩酌はもっぱら第3のビールという方も多いでしょう。
アルコール度数別おすすめ銘柄!
突然ですが、「節度ある適度な飲酒量」とは、どれくらいかご存知でしょうか。
1日平均純アルコールで約20g程度であると言われています。
純アルコール量は、お酒の量(ml)×アルコール度数/100×0.8(アルコールの比重)で計算しますので、 5%のビールなら500ml×5/100×0.8でちょうど20g。
500ml缶1本が一つの目安と考えましょう。
適度な飲酒量がわかったところでアルコール度数別におすすめ銘柄をご紹介します。
アルコール4.0%~
【チェコ】 世界が模倣した元祖ピルスナ―「ピルスナー・ウルケル」
世界で最も飲まれているビアスタイル、ピルスナーの元祖。日本で流通しているビールのほとんとが、ピルスナーなのです。
【アイルランド】世界150ヵ国以上で愛飲されている「ドラフトギネス」
クリーミーな泡が特徴の、スッキリとした飲みやすい黒ビールです。
【メキシコ】暑い日に飲みたくなる「コローナ・エキストラ」
ライムをボトルに挿して飲むのが定番。ライトな飲み心地なためついつい飲み過ぎてしまいそう。
アルコール5.0%~
【タイ】エスニック料理のお供に「シンハ―ビール」
タイでは氷を入れて飲むことのが一般的だとか。暑い気候やスパイシーな料理に合うすっきりとした飲み口が特徴です。
【アメリカ】全米で売上No.1のクラフトビール「ブルームーン」
コリアンダーとオレンジのぴりっとした香りが特徴。オレンジピールの甘さもあり、フルーティーで飲みやすいビールです。
【シンガポール】キメ細やかな泡とキレのある喉ごし「タイガービール」
抜群の喉越しと癖の無い口当たりが特徴です。多くの国で親しまれています。
アルコール6.0%~
【ベルギー】口に含むとオレンジのような柑橘系の風味が広がる「サン・フーヤン セゾン」
麦芽の旨みとホップの苦味が調和した、やわらかい中程度のボディです。
【日本(京都)】2021年、新しいレシピで生まれ変わった「一意専心」
華やかな柑橘系ホップ感とスパイシーな酵母感が組み合わさったドライで苦すぎないIPA。
【日本(大阪)】お猿さんのラベルがかわいい箕面ビール「MINOH BEER おさるIPA」
5種類のアメリカンホップを使用し、苦味と香りが特徴的の淡色エールです。
アルコール7.0%~
【日本(長野県)】苦みが強烈な個性派ビール「インドの青鬼」
IPAといえば、これが思い浮かびます。いつの間にか芳醇な香りと心地よい苦みの虜に。
【アメリカ】パイナップル濃縮果汁の入ったさわやかな「ゴールドクリフIPA」
パイナップル濃縮果汁&ホップによる甘美なパイナップルの香りと苦めの飲み口がユニークでおもしろいフルーツIPA。
【日本(神奈川県)】コロナ収束を願って限定醸造「アマビエIPA」
それなりの苦さも兼ね備えつつ、フルティーな味わい。IPAが苦手な方もぜひ。
アルコール8.0%~
【スリランカ】濃厚でビターチョコレートのようなテイスト「ライオン スタウト」
スリランカの代表的なビールメーカー「ライオン・ブリュワリー」のスタウトビールです。
【ベルギー】 世界一魔性を秘めたビールと称される、ゴールデン・エール「デュベル」
柑橘系の香り、スパイシーな香りとホップの苦みがバランスよく融合しています。
【ロシア】ロシア最大のビールメーカーの看板商品。「バルティカNo.9」
アルコール度数が高めで飲みごたえのある一品。
アルコール9.0%~
【ベルギー】修道院で造られるビール「ウエストマール トリプル」
バナナのような香りと心地よい苦みのバランスが秀逸なトラピストビールです。
【ベルギー】よく見かける「シメイ ブルー」
こちらも修道院で造られています。ワインのような豊潤さ、深み、口当たりが特徴です。
【ベルギー】「ブッシュ アンバー」(スカルディスアンバー)
ウィスキーを思わせる芳香なアルコールのボリューム感と甘み、その中に感じるスパイシーさや後から感じる苦味があります。
日本にはそこまでアルコール度数の高いビールはないですが、世界中には度数や製造方法が様々なビールがたくさんありますね。
特にベルギーは、どの国にも引けを取らないビール大国だったんです。
ベルギービール文化はユネスコ無形文化資産に登録されています。
ノンアルコールビールもおすすめ!
お酒が弱い方や車の運転しなければならない方でも気軽に楽しめるノンアルコールビール。
最近ではアルコール度数が低いだけではなく、糖質ゼロやプリン体ゼロといった健康に配慮したものも増え、味もかなりよくなっています。
- 【アサヒ】 アサヒ ドライゼロ アルコール度数0.00%
- 【キリン】 キリングリーンズフリー アルコール度数0.00%
- 【サッポロ】 サッポロ プレミアムアルコールフリー アルコール度数0.00%
- 【サントリー】 オールフリー アルコール度数0.00%
ノンアルコールとうたっていても、微量のアルコールが入っている商品もあるため注意が必要です。
ノンアルコール飲料を飲んで運転するときは、必ずアルコール0.00%であることを確認するようにしてくださいね。
お酒が弱い方は無理にお酒を飲む必要はありません。
お酒が飲める人でも積極的にノンアルコールを選ぶ時代です。
飲む人も飲まない人も、お互いを尊重しましょう。
世界のアルコール度数が高い銘柄TOP5
世界を見渡すと、アルコール度数が非常に高いビールがありました。
アルコール度数が高い世界のビールTOP5をご紹介します。
5位 【スコットランド】The End of History(ジ・エンド・オブ・ヒストリー) アルコール度数55%
ブリュードッグ社の55度の度数を誇るビール。ボトルには実際の小動物の剥製を使用しており、限定生産品でした。
4位 【ドイツ】Schorsbrau Schorschbock 57 アルコール度数 57%
ドイツのショルシブロイ社のこちらも限定生産だったよう。
3位 【オランダ】Start the Future(スタート・ザ・フューチャー) アルコール度数60%
The End of HistoryからのStart the Futureですか。オランダのクールシップ社がまた記録を打ち立てたのですね。
2位 【スコットランド】(アルマゲドン) アルコール度数65%
今度は世界別棒の日。 スコットランドのブリューマイスター社が記録を更新しました。
1位 【スコットランド】Snake Venom(スネークヴェノム) アルコール度数67.5%
まとめ
ここまで様々なビールのアルコール度数を見てきました。
他のお酒や他の国と比較して、日本で販売されているビールのアルコール度数が低いことがわかりましたね。
飲んでいると楽しくなって、つい飲んでしまいますが、やはりアルコールですから飲み過ぎは禁物です。
ノンアルコールビールも活用しながら、節度をもって楽しくお酒を飲みましょう。