日本酒銘柄おすすめランキングTOP20!有名なものや辛口など紹介
日本酒の酒蔵は、全国で1400カ所以上。
銘柄は1万以上あるといわれています。
さらに日本酒の歴史は、古いもので1500年程から製造が開始され、昔ながらの製法が数多く残っています。
相当な銘柄数を誇る日本ですが、「日本酒のおすすめを記念品として贈りたいけど、どこから検索すればいいのかわからない。」という方が多いのではないでしょうか。
47都道府県を全てというわけにはいきませんが、一覧で分かるようにtop20までのランキングを作成しました。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
日本酒とは
全国の日本酒を紹介する前に、自身に合った日本酒の基準とは何なのか。
そもそも、どんな種類があるのか。
気になる方もいるのではないでしょうか。
よりおいしいお酒を味わえるようになるためにも、日本酒に関しての基本的な内容をご紹介していきます。
日本酒の種類
日本酒を大きく分類すると、精米歩合などの条件を満たしている「特定名称酒」と、そうでない「普通酒」に分類することができます。
さらに特定名称酒は「純米酒」「吟醸酒」「本醸造酒」の3種類に分けることができ、多岐にわたります。
・純米酒…米、水、米麹だけを発酵して作る日本酒です。
醸造アルコールを使用していないため、米の旨味を味わえます。
・吟醸酒…醸造アルコールを使用しており、精米歩合が60%以下の日本酒を指します。
・本醸造酒…醸造アルコールを使用しており、精米歩合が70%以下の日本酒を指します。
日本酒の美味しい飲み方
日本酒はビールやワインのように、温度差に左右されることなく、味わいを愉しむことができるのが特徴です。
冷酒~燗酒まで多様な飲み方が存在します。
・冷酒…15度以下の酒を冷酒といい、温度ごとに呼び名が変わります。飲み口がさっぱりしますので、飲み過ぎには注意が必要です。
・冷や…一般的に「常温」で嗜む飲み方です。クセがありますが、酒本来の味を愉しむことができます。
・燗酒…加熱を加えた日本酒で、こちらも温度ごとに名称が変わります。
「熱燗」という名称が1番ポピュラーです。
日本酒の甘口と辛口の違い
日本酒を一口飲んで、「あ、この日本酒は辛口だ。」「この酒は甘口だな。」と一瞬で判断できる人は少ないのではないでしょうか。
日本酒には、辛口と甘口を見極める目安があります。
「日本酒度」といわれ、ラベルに数値が記載されています。
糖が多いとマイナス値側の数字が大きくなり、反対に、糖が少ないとプラス値側が大きくなります。
例えば、一般的な日本酒度は0~5.0ですが-1と表示されている場合は「甘口」。
6.0と表わされている場合は辛口と判断できます。
おすすめ日本酒ランキングTOP20!
日本酒の有名処である新潟県を中心にランキングTOP20を作成しました。
CMで見たことがあるものや、名前だけなら聞いたことがあるという日本酒が多数あるかもしれません。
スーパーで身近に買えるものから、道の駅や地元でしか買えない地酒等を織り交ぜました。
これを機に、自身の好みに合いそうな日本酒を探してみませんか。
獺祭 純米大吟醸(山口)
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 16度
- 産地
- 山口県
- 原材料
- 米、米麹
- ブルワリー
- 旭酒造
商品詳細
日本酒の革命児ともよばれ、ロングセラーになっている商品です。安倍首相からオバマ大統領に贈呈された、という話は有名なのではないでしょうか。山田錦を100%使用しており、フルーティーな香りが特に際立ち、スッキリとした飲みやすさが特徴的です。
久保田 萬寿(新潟)
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 15度
- 産地
- 新潟県
- 原材料
- 米、米麹
- ブルワリー
- 旭酒造
商品詳細
1986年から発売が開始された久保田の万寿シリーズ。様々な様式の贈り物や、お祝い事で取り扱われていますよね。日本酒の温度を上げたあとにすぐに急冷し、貯蔵温度を下げる方法で上品な香りを作り出しているのが特徴的です。深みのある味わいを追求し続けている久保田には、今後も目を離せません。
立山 特別醸造(富山)
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 15度
- 産地
- 富山県
- 原材料
- 米、米麹
- ブルワリー
- 桝田酒造
商品詳細
原材料に山田錦と五百万石を使い分け、富山の清流庄川の伏流水を仕込み水としています。立山の日本酒の消費率は、出荷量の8割以上といわれるぐらい愛されている蔵元です。味わいは、淡麗辛口ですが飲みやすい印象です。食中酒としても最適で、魚料理との相性が特にいいです。
千歳鶴 純米大吟醸 瑞翔(北海道)
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 15度
- 産地
- 北海道
- 原材料
- 米、米麹
- ブルワリー
- 日本清酒
商品詳細
「きたしずく」とよばれる北海道産酒造好適米を、35%まで贅沢に磨き上げた逸品です。蜜を思わせる吟醸香と、気品あるのど越し・余韻を楽しむことができます。北海道の贈り物として有名なので、贈り物やお土産におすすめです。
神亀 純米酒(埼玉)
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 15.5度
- 産地
- 埼玉県
- 原材料
- 米、米麹
- ブルワリー
- 神亀酒造
商品詳細
神亀は、純米酒のみを造る蔵として有名です。当然、米へのこだわりが強く、酒造好適米のみを使用しています。また、地下150メートルから汲み上げた地下水、米の旨味を生かした製法で造られる酒は格別です。燗酒で飲むのがおすすめで、米の旨味がより一層感じられることでしょう。
真澄 純米吟醸(長野)
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 15度
- 産地
- 長野県
- 原材料
- 米、米麹、醸造アルコール
- ブルワリー
- 宮坂醸造
商品詳細
創業1662年の伝統ある酒蔵で生まれた真澄は、口当たりはふっくらとしていますが、後味はキレがありすっきりとしていて、非常にバランスのとれた酒です。発酵力が強く、華やかな香りが特徴の「7号酵母」発祥の蔵といわれています。
松竹梅 澪 スパークリング(富山)
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 5度
- 産地
- 富山県
- 原材料
- 米、米麹、炭酸
- ブルワリー
- 宝酒造
商品詳細
浅田真央さんのCMと音楽で、印象に残っている方が多いのではないでしょうか。今までになかった、日本酒に炭酸を織り交ぜ、アルコール度5%という低アルコールを実現した革新的な日本酒です。フルーツの風味と爽やかな発泡感で飲み口が軽く、女性のための日本酒にふさわしいでしょう。
上善如水 純米吟醸(新潟)
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 14度以上15度未満
- 産地
- 新潟県
- 原材料
- 米、米麹
- ブルワリー
- 白瀧酒造
商品詳細
製品名の通り、まさに水のようにゴクゴク飲めてしまうのが特徴的です。越後湯沢で降り積もった雪解け水を仕込み水にしています、そのため、すっきりした飲み口で、素直に喉を通る味わいとなっています。米の旨味を感じやすく、食中酒には最適です。
田酒 純米大吟醸(青森)
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 16度
- 産地
- 青森県
- 原材料
- 米、米麹
- ブルワリー
- 西田酒造
商品詳細
山田錦を45%まで贅沢に精米した最高峰クラスの10月限定品です。切れ味が抜群ですが、まろやかさと厚みが感じられる味わいとなっています。昔ながらの酒造と米の製法は、日本中から注目されているほどです。他にも青森県産で幻の米と評される「古城錦」を使用したシリーズもあります。
大関 上撰金冠(兵庫)
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 15度
- 産地
- 兵庫県
- 原材料
- 米麴、米麴、醸造アルコール
- ブルワリー
- 大関
商品詳細
甘さと辛さのバランスが取れた普通酒です。5年連続でモンドセレクションを受賞しており、特に300㎖瓶の「ワンカップ」はメディア上でも有名です。宮水という鉄分が少なくミネラル成分の多い良水が使われているため、風味が格段に良くなるのが特徴です。
出羽桜 桜花 吟醸(山形)
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 15度
- 産地
- 山形県
- 原材料
- 米、米麹、醸造アルコール
- ブルワリー
- 出羽桜酒造
商品詳細
1980年から発売を続けていて、人気のある、出羽桜シリーズの定番酒として有名です。全米日本酒勧評会で20年連続金賞受賞している「出羽桜」は歴史ある逸品が名を連ねています。シリーズ特有の吟醸香は、大変フルーティーで、味わいはふくよかな甘味があります。
八海山 清酒(新潟)
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 15.4度
- 産地
- 新潟県
- 原材料
- 米、米麹、醸造アルコール
- ブルワリー
- 八海酒造
商品詳細
毎日の晩酌を考え、すっきりとした飲みやすさで、飲み飽きないのが売りの食中酒です。普通酒ですが、精米歩合60%まで磨き上げられ、低温発酵でじっくり発酵して丁寧に造られた清酒です。辛口で料理の味を引き立たせるような淡麗さが特徴です。
天美 純米吟醸(山口)
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 15度
- 産地
- 山口県
- 原材料
- 米、米麹
- ブルワリー
- 長州酒造
商品詳細
天美の純米吟醸酒は、蔵の看板酒として名高い酒です。吟醸香は、白ブドウと柑橘系を感じさせる香りをしており、とてもフルーティーな香りです。天照と、酒を意味する美禄から1文字ずつ取って命名し天美と名付けられました。日本酒、初心者の女性に特におすすめしたい飲みやすい酒です。
酔鯨 特別純米酒(高知)
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 15度
- 産地
- 高知県
- 原材料
- 米、米麹
- ブルワリー
- 酔鯨酒造
商品詳細
料理に合わせて飲める純米酒をコンセプトに醸した酒です。酔鯨特有の酸味とキレがある味わいに仕上がっています。高品位米を使用しているため、米の香りと旨味が存分に引き立っています。料理の素材を引き立たせるために、辛口の酒となっています。
越後桜 大吟醸(新潟)
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 15度
- 産地
- 新潟県
- 原材料
- 米、米麹、醸造アルコール
- ブルワリー
- 越後桜酒造
商品詳細
大きな特徴としてコスパが抜群に高いのにも関わらず、質の高い味わいを堪能できます。五頭連峰がそびえる、寒い地で造られる日本酒は柔らかくまろやかな味わいになります。ファンの間では、大吟醸のお手本といわれているぐらい知名度が高いです。低下価格が実現できているのは、大吟醸を日常で気軽に飲んでほしい、という作り手の思いから成り立っています。
雨後の月 辛口純米(広島)
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 16度
- 産地
- 広島県
- 原材料
- 米、米麹
- ブルワリー
- 相原酒造
商品詳細
辛口純米という名前は珍しいですが、雨後の月の中では名高い定番商品となっています。以前までは、切り口の強い、シャープなお酒というシンプルなものでしたが、味わいや酸味も感じられる張りを造ることに成功し、今なお進化を続けております。
来福 貴醸酒 mellow(茨城)
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 15度
- 産地
- 茨城県
- 原材料
- 米、米麹,純米酒
- ブルワリー
- 来福酒造
商品詳細
仕込み水の一部に純米酒を使用して造られた、スイーツのような日本酒です。とろりと濃厚で、贅沢な甘口さはデザート感覚で味わえる酒となっています。アイスにかければ新感覚のデザートを楽しめることでしょう。貴醸酒といわれるものはパンチが強いのが特徴ですが、本製品は口当たりが柔らかく素直に喉を通ります。
越乃景虎 龍(新潟)
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 15度~16度
- 産地
- 新潟県
- 原材料
- 米、米麹、醸造アルコール
- ブルワリー
- 諸橋酒造
商品詳細
新潟の自然豊かな盆地で醸し出されている景虎。低温環境での醸造。つまり天然の冷蔵庫で製造されている酒は雑菌の増殖を抑え良質な酒を造ることができます。景虎には計6種の銘柄があるが、龍という銘柄は飲み口が軽く、のどごしが良いためサラサラ飲めてしまうのが特徴的です。
越乃寒梅 白ラベル(新潟)
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 15度
- 産地
- 新潟県
- 原材料
- 米、米麹、醸造アルコール
- ブルワリー
- 石本酒造
商品詳細
毎日の晩酌だからこそと考えられた一品です。飽きずに楽しく飲めて、次の日に残らないをコンセプトに造られています。普通酒という括りですが、五百万石を使用した米を58%まで磨き、低温で発酵させました。普通酒でも飲みごたえのある品に仕上がっています。
まとめ
以上、おすすめ日本酒ランキングTOP20でした。
また当記事では日本酒初心者の方でも馴染みやすいように、日本酒とは何なのか、日本酒の種類等、 基本的なことから紹介しました。
冒頭でお話ししたように、日本酒の銘柄は1万を越えます。
このランキングはほんの一部でしかありません。
是非とも、自分好みの 「日本酒」に巡り会うことができるよう、この記事が道しるべになれば幸いです。