ビールとは?ビールと他のお酒、発泡酒との違いやおすすめ5選紹介!

 

ビール、ワイン、カクテル・・・様々なお酒があり、みなさんお好みで飲まれていると思いますが細かい違いや、製造方法などについては知られていないのかもしれません。

今回は、お酒について深く知りたいという方に向けてビールとほかのお酒の違いについて解説します。

この記事を読んで少しでもお酒に興味を持っていただけたのであれば幸いです。

ビールとは

この章ではビールがどのように製造されるかについて説明します。

まず、収穫した麦を休ませ、数か月後、水に浸すことで麦芽にします。

その後、麦芽を煮沸させることで麦汁になるので、そこに酵母を加えます。

酵母をくわえることで発酵し、アルコールが発生する流れとなっております。

その後貯酒タンクで熟成させていきますが、その期間はビールの種類や銘柄によって異なります。

ただし、だいたい一か月程度熟成には時間がかかると考えてよいでしょう。

ビールの種類

ビールの作り方を簡単に説明したところで、次はビールの種類について解説します。

具体的にはラガーやエールについて説明しますので、それぞれの違いを抑えながら読んでいってみてくださいね。

こちらの章をよんで、様々な種類のビールについて理解を深めていきましょう。

ラガー

ラガーはビールの中でも下面発酵でできるビールの事をいいます。

下面発酵のビールとは、発酵するときにタンクの下に沈んでいく酵母を使ったビールのことです。

この下面発酵ビールは雑菌が繁殖しにくいので、品質保持コストが少なくて済むため比較的安価なことが多いのが特徴です。

のどごしがすっきりとしており、ごくごくと飲めるのが特徴で日本人にもなじみがあるビールの味なのではないでしょうか。

ラガービールの仲にも製造方法や原材料の違いにより、種類があります。

例えば、黄金色が特徴で、淡色麦芽・ノーブルホップを原料として採用している刺激の少ない「ピルスナー

ドイツで発展した、苦みの少なめの淡色ビールである「ドルトムンダー」などが挙げられます。

・ドルトムンダーは現在オンラインショップで販売されておりませんでしたが、ドルトムンダーの詳細を載せておきますので興味のある方はぜひ見てみてください。

エール

エールビールはビールの中でも上面発酵でできるビールの事をいいます。

上面発酵ビールとは、発酵の際に酵母が貯酒タンクに浮かんでくるビールの事です。

上面発酵でできたビールは、味わいが特徴的で芳醇な香りを楽しめるビールとなっております。

一口にエールといってもいくつかの種類があります。

例えば苦みが少なく、エステル香りと呼ばれるバナナのような香りがたち、泡立ちも非常に良い「ヴァイツェン

モルトのコクとホップの香りがふくよかに感じられる、バランスのよい「ペールエール

ナッツやチョコレートのような香ばしい香りが特徴の「スタウト」などがあげられます。

ビールと他のお酒との違い

ここまではビールの特徴や種類、製造方法について解説してきました。

少しビールの特徴がわかってきたところで、ビールとほかのお酒の違いを比較してみました。

ビールとほかのお酒にどういった相違点があるのか知りたい方向けに、発泡酒、カクテル、ワインとの違いを説明します。

発泡酒との違い

発泡酒とビールは全く同じに見えますが、いったい何が違うのでしょうか?

一見するだけでは違いが分かりづらいですが、ビールと発泡酒には違いがあります。

ビールと発泡酒は「麦芽比率」と「原材料」が相違点となります。

麦芽比率に関して、「ビール」は麦芽比率50%以上のものを指しますが、「発泡酒」については麦芽比率50%未満のものを指します。

またビールに関していうと、麦、米、とうもろこしなど、源氏材料に使ってよいものが決められています。

発泡酒に関しては、ビールには使っていけない原料をつかうこともできるため、 発泡酒はビールの比較的安価な代替品として認識するのがよいでしょう。

ビール 麦芽比率50%以上
発泡酒 麦芽比率50%以下

ワインとの違い

ビールとワインはどちらも、アルコール発酵させた液体をそのまま飲む「醸造酒」に分類されます。

それではビールとワインはどういった違いがあるのでしょうか?

まず大きくアルコール度数が異なります

ビールは一般的にアルコール度数は6%から5%程度であるのに対し、ワインは平均度数12%となるので、ワインの方がアルコールが高いお酒となります。

また、カロリーもワインの方が高いですし、そもそも風味がまったくことなるのでその日の気分や個人の趣向に合わせて選んでみてくださいね。

ビール  一般的にアルコール度数は6%から5%程度
ワイン
一般的にアルコール度数は12%

カクテルとの違い

カクテルとビールの違いはいったいどこにあるのでしょうか。

まずカクテルは元となるお酒にほかのお酒、あるいはリキュール、ジュースを混ぜてつくるお酒のことです。

そのため、単純にアルコールを発酵させてできたお酒に何も加えずそのまま飲むビールとは大きな違いがあるといえるでしょう。

カクテル自体が、お酒同志を混ぜ合わせて作る飲み物の総称となるため、そのほかに明確な違いを明示はできず、 「カクテルに混ぜあわせたお酒」によってビールとの相違点も変わるということになります。

ビール  アルコールを発酵させてできたお酒に何も加えずそのまま飲む
カクテル
お酒にほかのお酒、あるいはリキュール、ジュースを混ぜてつくるお酒

おすすめビール5選

さてここまで、ビールについての詳細や、ビールの種類、 ワイン、カクテル、発泡酒とビールの違いについて確認しました。

ここからは具体的に、おすすめのビールを紹介します。

この章を読んであなたの飲んでみたいビールが見つかったのであれば幸いです。

ハイアルコール・スタウト エイジングビール

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最安値

330ml/1本

900円

(税込990円)

  • ボディ
  • ライト〜ミディアム
  • ビアスタイル
  • スタウト
  • 発酵方法
  • 上面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 9.0%
  • 産地
  • 宮崎県
  • 原材料
  • 麦芽(英国産)、ホップ、宮崎県産和栗、糖類、香料
  • ブルワリー
  • 宮崎ひでじビール株式会社

商品詳細

こちらの「ハイアルコール・スタウトエイジングビール」は宮崎県で醸造されたビールです。アルコール濃度9%とビールにしては高い数値ですが、麦を高温で乾燥させて黒色になるまで焦がしたローストバーレイと栗ペーストの香ばしいフレーバーとコクが特徴です。長期醸造の中で味わいが変化し、舌触りもよくなってくるのですぐには飲まずゆっくりと時間をかけて飲みほして行くのがおすすめです。宮崎県の酒蔵ですが全国にファンがいる、唯一無二のクラフトビールです。

ブリュードッグ パンクIPA

  • ボディ
  • ミディアム
  • ビアスタイル
  • IPA(インディア・ペールエール)
  • 発酵方法
  • 上面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 5.4%
  • 産地
  • スコットランド
  • 原材料
  • 麦芽、ホップ
  • ブルワリー
  • ブリュードッグ

商品詳細

2007年に青年2人と犬1匹で立ち上げた「ブリュードッグ」で製造されたIPAです。独創的なマーケティング、革新的な製造方法が話題を呼び、いまでは人気のブルワリーとなりました。こちらのIPAはそんなブリュードックの主力商品です。大量のホップをぜいたくに使った採算度外視の至高のIPAは透明感のあるゴールデンカラーが特徴。グレープフルーツの香りをゆったりと楽しめますので、一度グラスに注いでから飲むのもおすすめです。

常陸野 HITACHINO ネストビール ホワイトエール

  • ボディ
  • ライト
  • ビアスタイル
  • ホワイトエール
  • 発酵方法
  • 上面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 5.5%
  • 産地
  • 茨城県那珂市
  • 原材料
  • 麦 ホップ
  • ブルワリー
  • 木内酒造

商品詳細

こちらのビールは茨城県の木内酒造で作られたベルジャンホワイトエールです。常陸野の地ビールとして有名で、観光の際にお土産で購入したり、現地のレストランで飲まれる機会も多いビールです。中でもホワイトエールに関しては世界各国からも評価を受けており、The Brewing Industry International Awards金メダルの受賞経験もあるビールとなっております。コリアンダー、オレンジピールなどのスパイスを加えたベルギー伝統のビールを是非召し上がってみてくださいね。

ベアレンビール クラシック CLASSIC

  • ボディ
  • ライト〜ミディアム
  • ビアスタイル
  • ドルトムンダー
  • 発酵方法
  • 上面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 6.0%
  • 産地
  • 岩手県
  • 原材料
  • 麦 ホップ
  • ブルワリー
  • 株式会社ベアレン醸造所

商品詳細

ドイツ・ドルムントで伝統的飲まれるビールを再現してのがこちらのクラフトビールです。ジャーナリスト協会主催の「世界に伝えたい日本のクラフトビール」でグランプリを受賞した本商品はコクと苦みのバランスが非常に良いビールとなっております。こちらのベアレン醸造所の特徴は設備のほとんどをドイツから移設して使ているのが特徴。ドイツビールならではの黄金色のビールとアロマホップは一度のむ価値はありそうです。

大山Gビール ヴァイツェン

  • ボディ
  • ライト〜ミディアム
  • ビアスタイル
  • ヴァイツェン
  • 発酵方法
  • 上面発酵
  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 5.0%
  • 産地
  • 鳥取県
  • 原材料
  • 麦芽 ホップ
  • ブルワリー
  • 久米桜麦酒

商品詳細

鳥取県の醸造所で作られたのがこちらの「大山Gビール ヴァイツェン」です。ドイツ・バイエルン地方で発展したビールで、小麦麦芽を使っています。口当たりもよく、アルコール自体の度数もビールの中では低い方のため非常に飲みやすいビールなので、クラフトビールを飲んだことがあまりないという方におすすめのビールです。ワールド・ビア・アワード2011 ヴァイツェン部門 受賞歴もあるビールなので是非めしあがってみてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

普段気軽に飲んでいて、販売店や居酒屋でもよく見かけるビールですが意外と知らないこともあったのではないでしょうか?

他のお酒との違いをじっくり理解しながら飲むビールは、違った発見やいつもと異なる味わい方ができそうです。

今回の記事では、ビールの特徴や、ほかのお酒とビールの違い、おすすめのビールについて紹介しました。

この記事があなたのビール選びの役に少しでも役に立てたのであれば幸いです。


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