日本酒「黒龍」とは?値段や評価、販売店はどこかなど紹介!
日本酒好きなら是非飲んでみたいけど、簡単には買えない。 そんな入手困難酒リストの常連銘柄「黒龍」のご紹介です。
オンラインショップでは、法外な価格がついていることもある入手困難酒。
でも、少し手間をかけてお店を選べば、リーズナブルな値段での購入も可能に。
そんな「黒龍」にまつわる諸々を書いてみました。
さあ、アップグレードしたお酒でちょっと贅沢気分を味わいましょう。
日本酒「黒龍」とは?
「黒龍」は、北陸・福井で創業200年を超える酒蔵で作られる、 素材・製法・流通方法などすべてにこだわった高品質の日本酒です。
甘いフルーティーな香りと繊細な味わい、そして辛口ファンも納得できる 切れのある喉ごしが多くのファンを惹きつけています。
基本情報
醸造所名 | 黒龍酒造 |
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住所 | 福井県吉田郡永平寺町松岡春日1-38 |
ホームページ | https://www.kokuryu.co.jp/ |
オンラインショップ |
オンラインショップなし |
アクセス | 福井県吉田郡永平寺町松岡春日1-38 |
地図 | Googlemapで住所を見る |
黒龍の日本酒の種類
「黒龍」には、現在19の銘柄があります。
最高峰が毎年11月に限定数量のみ出荷される「石田屋」。 旨さとまろやかさ、香りおだやかな逸品です。
そして限定品ながら年3回出荷される「しずく」。 いわば定番品として入手困難な中でも比較的手に入れやすい「大吟醸」。
ビギナーでも親しみやすい150mlボトルの「吟のとびら」など。 さらに季節限定品や注文生産の祝いボトルも。
どれも大吟醸または吟醸で、最高ランク品の精米歩合はなんと35%。
厳選した酒造好適米を丹念に磨き、じっくり醸成させて作られます。
黒龍の値段や価格帯
「黒龍」は正直言って安くはありません。
黒龍酒造はかつて、日本で初めて大吟醸酒を商品化させた酒蔵としても知られています。
大吟醸酒は、手間と時間がかかる効率の悪い製法から、どうしても値段は高くなってしまい、 ひと頃、日本一高い酒と揶揄されていたこともありました。
それでも、本当にいい酒だけを造り続けるとの信念のもと、やがてその価値を評価し、 高くても良いから飲みたいというファンが次々と現れ今日の評判につながっているのです。
黒龍を購入するには?
「黒龍」の販売は、品質管理と蔵元の酒造りへの想いを消費者に伝えたいという考えから、 特約店へのみ出荷という方式となっています。
特約店へのみ出荷という方式となっています。
または特約店から仕入れて販売をする二次販売店のいずれかを通じてとなります。
オンラインショップ
黒龍酒造が開いているオンラインショップはありませんが、 前述のように特約店のオンラインサイトか、二次販売店のサイトのいずれかが利用できます。
特約店では、基本酒蔵が定める小売り価格で、品質管理もきっちりされ安心して購入できます。
二次販売店では、販売時点での入手の難易度を見ながら、 難度が高い場合にはプレミアムのついた高価格となります。
しかし一方では、高額でも特約店では入手できない意外な掘り出し物が手に入ることも期待できます。
販売店
「黒龍」が買えるのは、基本的には「黒龍」の特約店です。現在41の都道府県にあります。
特約店は、10度前後の最適な温度管理に加え豊富な情報を持っていますので、「黒龍」を一層楽しむことができます。
ただ、「黒龍」は出荷数量が限られているので、いつでも置いてあるとは限りません。
店主と馴染みになることで、新酒の出荷情報を教えてもらったり、 お得意様限定などの際にはその「お得意様」に加えてもらったり、何かと良いことがありそうです。
提供店
レアなお酒であるだけに、提供している店もそれほど多くはありません。
また、提供店に行っても、時期やその日の売れ行きなどによっては品切れのこともあります。
それでも、「黒龍」を置いている店では、他のレアなお酒を扱っていることも多いので、 品切れのときには他のお酒を楽しみましょう。
「黒龍」提供店を載せているページをご紹介します。
■食べログ
日本酒「黒龍」おすすめ商品を紹介!
黒龍 石田屋
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 0.16
- 産地
- 福井県
- 原材料
- 米
- ブルワリー
- 黒龍酒造
商品詳細
兵庫県産の山田錦を35%まで精米をし、低温でじっくり醸成させることで、独特の旨さにまろやかさが加わり、おだやかな香りが立つ、黒龍の最高峰です。毎年11月に限定数量が出荷されます。黒龍酒造の屋号「石田屋」を銘柄名にしました。
黒龍 しずく
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 0.16
- 産地
- 福井県
- 原材料
- 米
- ブルワリー
- 黒龍酒造
商品詳細
酒造りの最後は樽の中で仕上がった酒を「絞る」行程。機械で絞るのではなく、伝統的な「絞り」の用具である酒袋から滴り落ちる一滴をイメージし「しずく」と名付けられました。山田錦35%精米。透き通るようなきれいな味わいが評判です。
黒龍 大吟醸
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 0.16
- 産地
- 福井県
- 原材料
- 米
- ブルワリー
- 黒龍酒造
商品詳細
山田錦を50%精米で使用。入手困難な「黒龍」の中で、比較的入手しやすいいわば定番品。価格も手ごろでありながら、ふくよかな香り、透明な喉ごしときめ細かい味わいなど、「黒龍」の魂はきっちりと詰まっているお得な銘柄。
黒龍 吟のとびら
- ABV(アルコール度数)
- ABV
- 0.145
- 産地
- 福井県
- 原材料
- 米
- ブルワリー
- 黒龍酒造
商品詳細
日本酒や吟醸酒に馴染みがないビギナーの方々に向け、新しい体験として味わってもらうことを狙って作られた、フルーティーでライトな口当たりの大吟醸酒。アルコール分も少し低めの14.5度。手にとりやすい150mlのオリジナル瓶もおしゃれです。
まとめ
入手困難と言われている多くの銘酒と同様、この「黒龍」にも入手困難と言われる理由があります。
何と言っても、いい酒を作り続けたいという強い想いと、米や水・製法はもとより、 流通方法にまでこだわり続ける地道な積み重ねがあります。
そんな銘酒を適正な値段で安心して購入できる方法を知って、 あなたの日本酒ライフを充実させてゆきましょう。