【2022年完全版!】山口県の日本酒おすすめTOP4!

 

皆さん、山口県の日本酒について知っていますか? 有名なものだと獺祭などが挙げられますが、そのほか美味しい日本酒はあるのでしょうか? 

今回は、山口県の日本酒について解説します。

日本酒の事をよく知らないという方に向けて、日本酒についての基本情報も合わせて説明するので気軽に読んでみてくださいね。

この記事があなたの今夜の一杯を選ぶ参考になれば幸いです。

日本酒とは

まず、山口県の日本酒について解説する前に、日本酒について説明します。

「日本酒ってそもそもどんなふうに飲むの?」「日本酒について基本的なことを知りたい」という方に向けて日本酒の味の違い、飲み方、種類を解説します。

日本酒の辛口と甘口

よく日本酒の味を表現するときに「甘口」「辛口」という言葉を使いますが、いったいどんな違いがあるのでしょうか?

日本酒の「甘口」「辛口」は日本酒の「日本酒度」と「酸」の比率によって決まります。

「日本酒度」はお米がコウジ菌によって分解された時に発生する糖の多さで決まり「酸」は糖が酵母によって分解された時に発生する酸の多さで決まります。

ですので糖の多さを示す日本酒度が高くても、酸が多ければ、「辛口」に感じる場合もあることを日本酒選びの際は考慮しましょう。

また「甘口」のお酒は、洋菓子と一緒に頂く時や、天ぷらなどの脂っこい料理やすき焼きのように味がしっかりしたものを食べるときのおすすめです。

「辛口」のお酒は塩シャケなどさっぱりした料理と合わせて一緒に召し上がるとよいでしょう。

日本酒の種類

日本酒はお米を原料として、「こす」という製造工程がとられているため「清酒」として分類されます。

「清酒」も2つに分類することができ「特別名称酒」と「普通酒」にわかれます。

「特別名称酒」は名前の通り、「名前が付いたお酒」で原料や精米歩合などの要件を満たしているお酒です。

「普通酒」は名前がついていないお酒で、リーズナブルな価格でお酒を楽しむことができるお酒です。

さらに「特別名称酒」は原料や精米歩合の違いによって、「吟醸酒」「純米酒」「本醸造酒」の3つに分類することができます。

「吟醸酒」は精米歩合60%以下の白米を使い、低温で長期間発酵した製法で作ったお酒のことです。

中でも、精米歩合を50%以下にした白米を使用して作ったお酒を「大吟醸酒」と呼ぶこともあります。

「純米酒」は米、米こうじ、水を原料にして製造された日本酒です。

「純米吟醸酒」は精米歩合60%以下、「純米大吟醸酒」は精米歩合50%以下

の米と米こうじ、水のみを使用したお酒の事を指します。

さらに特別な醸造方法で製造された純米酒は「特別純米酒」ということも。

「本醸造酒」は精米歩合70%以上の白米、醸造アルコールを10%未満に抑えて作られたお酒のことです。

その中でも、精米歩合60%以下のものを「特別本醸造酒」と呼びます。

少しややこしいですが、基本的には「精米歩合」「原料」「製造方法」によって呼び方が違うことをおさえておきましょう。

精米歩合 米の精白の程度を示す比率。
吟醸酒
精米歩合60%以下の白米を使い、低温で長期間発酵した製法で作ったお酒。
大吟醸酒
精米歩合50%以下の白米を使い、低温で長期間発酵した製法で作ったお酒。
純米酒
米、米こうじ、水を原料にして製造。
純米吟醸酒
精米歩合60%以下の米と米こうじ、水のみを使用したお酒。
純米大吟醸酒
精米歩合50%以下の米と米こうじ、水のみを使用したお酒。
本醸造酒
精米歩合70%以上の白米、醸造アルコールを10%未満に抑えて作られたお酒。
特別本醸造酒
精米歩合60%以下の白米、醸造アルコールを10%未満に抑えて作られたお酒。

日本酒の様々な飲み方

日本酒は様々な形式、方法で飲むことができます。

幅広く温度を変えて飲んでも、美味しく飲むことができるのが日本酒の特徴です。

「冷酒」は冷やした日本酒のことです。

冷やすと味わいが引き締まります。

さらに温度によって細かく分類ができ、それぞれ、

「雪冷え(5度)」「花冷え(10度)」「涼冷え(15度)」と呼びます。

「冷や」は常温の日本酒のことです。

口を含んだ時にやや冷たく感じるくらいの温度です。

熱燗と冷酒の間くらいの温度で、喉を通りやすい温度と言えるでしょう。

「ぬる燗」は40度以下に温めた日本酒のことです。

日本酒は温めると香りがより際立ちます。

ぬる燗も温度によって呼び方が変わり、それぞれ、

日向燗(30度)」「人肌燗(35度)」「ぬる燗(40度)」となります。

「熱燗」は40度以上に温めた日本酒のことで、より風味を濃厚に感じることができます。

熱燗も温度によってさらに細かく分類され、

「上燗(45度)」「熱燗(50度)」「飛び切り燗(55-60度)」に分類できます。

温度によって繊細に味わいが変わる日本酒。あなた好みの飲み方を探求してみてくださいね。

山口県の日本酒の特徴

山口県は日本酒の産地として有名ですが、ここ10年で山口県の日本酒は人気を集めています。

山口県の日本酒の特徴は「端麗辛口」で、料理とよく合うように作られています。

というのも、山口は海や山に囲まれていて、フグ料理など味がうすめで、素材の味を良く生かした郷土料理が多くあります。

そのため、山口県で作られる日本酒も「山口県で採れる食材と合うように」作られたものが多いので、 すっきりとした味わいで、料理の繊細な味を邪魔しない「端麗辛口」が多いと考えられます。

そんな山口県の日本酒はどこで飲めるのでしょうか? ここからは、山口県の日本酒の購入場所について解説します。

 

通販で買える?

山口県の日本酒はオンラインショップでも購入が可能です。

オンライン購入のメリットは、インターネットで手軽に気に入った日本酒を購入できる点です。

直接お店へ向かう時間がない人にとっては、オンラインショップは心強い味方ですね。

また、オンラインショップで購入する場合は玄関まで届くので、荷物の心配をすることがなく買い物をすることができます。

ただ、オンラインショップだと、なかなか日本酒についての疑問点を質問できないことが心配だという方もいます。

対面にて店員さんとお話しながら日本酒を決めたい、という方には不向きと言えるでしょう。

 

山口県の日本酒が飲める居酒屋

山口県の日本酒は各地の居酒屋で飲むことができます。

しかし、中には山口県の日本酒を置いていない居酒屋もあるので、事前に取扱店かどうか連絡して聞いてみるのが確実でしょう。

居酒屋など提供店で山口県の日本酒を飲むことのメリットは、お酒に合う料理と合わせて頂けることです。

さらに、「ちょっと気になるけど一本買うのは躊躇する」という場合でも居酒屋であれば試してみることが可能です。

デメリットとしては、居酒屋で出されるお酒は開けてから数日たったものである場合も多く、 新鮮なものとは言えないこともあるので注意が必要です。

山口県の日本酒おすすめTOP4!

ここまで、山口県の日本酒の購入方法を説明してきました。

次に「どの銘柄を購入するか」を決めれば、すぐに購入することができますね。

ここからは山口県のおすすめの日本酒を5個紹介します。

獺祭「純米大吟醸・磨き三割九分」

  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 16.0%
  • 産地
  • 山口県
  • 原材料
  • 米(国産)・米こうじ(国産米)
  • ブルワリー
  • ‎旭酒造

商品詳細

山口県の日本酒を代表するのがこちらの「獺祭」です。「山田錦」という主に日本酒醸造用に作られているお米をふんだんに使った日本酒で純米大吟醸ならではの華やかでバナナのような香りが特徴です。それでいて味わいはシャープであり、多くのファンがいる日本酒となっております。

天美「純米吟醸 生原酒」

  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 15.0%
  • 産地
  • 山口県
  • 原材料
  • 山田錦 100%
  • ブルワリー
  • 長州酒造

商品詳細

天美は山口県の蔵元「長州酒造」で製造されている日本酒です。マスカットを思わせる清涼な香りが特徴で、さらりと飲める非常に飲みやすい日本酒で女性を中心に人気のある日本酒となっています。美しい名前は「天照(あまてらす)」の別名「美禄」からとっているのだそう。

東洋美人「純米大吟醸 プリンセス・ミチコ」

  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 16.0%
  • 産地
  • 山口県
  • 原材料
  • 麹米 山田錦・掛米 西都の雫
  • ブルワリー
  • ‎澄川酒造

商品詳細

「東洋美人」は山口県の蔵元「澄川酒造」で作られた日本酒です。こちらの日本酒は製造方法が特殊です。バラの品種「プリンセスミチコ」から酵母をとり、その酵母から作った日本酒で華やかで上品な香りが特徴です。ワイングラスで飲むと一層雰囲気とともに楽しむことができる、その名の通りエレガントな一本となっています。

雁木「純米吟醸 無濾過 生原酒」

  • ABV(アルコール度数)
  • ABV
  • 16.0%-16.9%
  • 産地
  • 山口県
  • 原材料
  • 山田錦
  • ブルワリー
  • ‎八百新酒造株式会社

商品詳細

「雁木」は山口県の蔵元「 ‎八百新酒造株式会社」で作られる日本酒です。ふくらみのある味わいが楽しめるバランスの良い味わいが特徴。こちらの日本酒は、無理な低温発酵はせず仕込みなど製造方法に工夫を凝らして自然な発酵で吟醸酒の風味を出すことに成功している日本酒となります。

まとめ

いかがでしたか? 山口県には美味しい日本酒の蔵元がたくさんあります。

さらに、日本酒のバリエーションも豊富で、用途やシーンに合わせた日本酒が見つけやすいこと間違いなしです。

もし、紹介した日本酒の中で気になるものがあれば、是非召し上がってみてくださいね。

この記事で、山口県の日本酒に興味を持っていただけたのであれば幸いです。


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